もう、DAPPsでありますね。独自トークンでしか手に入らないもの。
最近、ICOが落ち着いてきたように思えます。
それに関連して、独自トークンを発行する意味合いについて考えてみました。
尚、このブログをご覧の方はご承知かと思いますが、私はもの知らずです。
調べて調べて、エントリを書いているわけではございません。
これは限られた情報でまずは考えて、そして新しい情報を得て修正していく、仮説と検証を大事にしたいと考えているからです。
現にstableCoinに関しては、荒く知ってはいますが自分の考えはまとまっていません。
さて
独自トークンを発行する意義についてです。
革新的なプロジェクトのスタートアップ時における資金調達、という面が一番大きいように思えます。
ベンチャー企業を興した方は既存の仕組みの中で、例外なく資金繰りに苦労されています。
事業者として独立しても資金繰りはなかなか大変です。
ベンチャー企業では戦略が常識的でないがために、成功の可能性があるが、理解を得られず資金調達に苦しみます。
これを解決するのがICOです。
今までのベンチャー企業なり、イントラプレナーなりは、スタートアップの大事な時間を資金調達の為の説明に割かなければなりませんでした。
後者は社内であるため、まだ説明が容易かもしれませんが、ベンチャー企業のそれは容易に想像できますし、それを上回ることでしょう。
これがICOでは、少なくともフッキングに関して多くの理解者を得られます。より好感触な人たちへの説明を行えるはずです。
革新的なものであればあるほど、多くの人へ周知し、説明コストをより見込みが高い人たち、賛同者へ集中せねばなりません。それがICOでは可能です。
それだけではベンチャーへのソーシャルな投資と変わりません。
私は独自トークンを発行することで、プロジェクトの実行性を高められると考えています。
例えば、今、ここがamazonのない世界だとします。
アマゾンポイント(独自トークンの例えです)をもらっても、現金の代わりとしか使えません。
しかし、amazonでしか購入できない商品をアマゾンポイントでしか購入できなくなればどうでしょう?アマゾンポイント自体の価値が上がります。
ICOした側は、当然トークンを持っているので未来へのインセンティブがあります。
ICOに参加した側もトークンによる便益の享受のみならず、トークン自体のキャピタルゲインも期待できます。
どちらもトークンの価値向上を願うので、プロジェクトの推進に頑張ります。
もしかすると、プロジェクトが進まないうちはトークンの価値が上がらない方が健全でよいのかもしれません。
今の仮想通貨の状況は、ICOで資金調達して、逃げはしないまでも開発者のモチベーションが落ちているものもあるように見えます。
さらに、
ICOは企業体・法人を必要とせず、プロジェクトそのものに投資できる点が利点だと考えています。
例えるのであれば、ジャニーズに投資するのではなく、ジャニーズの、あるグループに投資するようなものです。
お時間があればこちらもご覧ください。
色々重複していますがそこは、申し訳ありません。
以下で2016年三月時点の私の考えをまとめてあります。
ご覧ください。