昨日に引き続き業界調査です。
今回はパチンコ業界を調べてみたいと思います。
なぜパチンコ業界を調べようと思ったのかと言いますと、先日、大きな規制が施行され斜陽化が大きく進んでいるように見受けられることが一つ。ソーシャルレンディングの借り手方に、パチンコ関連企業があるということが一つです。
ソーシャルレンディングで、パチンコ業界に対する運転資金案件への投資は注意深くやる必要がある、という結論になります。
まず、パチンコ産業の概要から。
こちらの記事からすると、大手の寡占+中堅がひしめき合っている状態のようです。
会社四季報業界地図によるとパチンコパチスロは20兆円産業です。
競馬や競輪などの公営ギャンブルがすべて合わせても10兆円に届かないはずです。このように比較されると、その規模の大きさに驚かれる方も多いかもしれません。
40歳モデル年収は658万円。生損保とあまり変わらず電力ガスよりも(数字上は)多いです。個別企業ですと、業界でアクセル社がベスト50に入る健闘を見せており963万円となっています。 大手の寡占化が激しいのは上述の通りですが、中小の淘汰が著しいそうで、各企業とも多角化を模索しているところとのこと。カジノ法との関連が注目されます。
現状の斜陽化に関するまとめ動画はこちらがわかりやすかったです。
次に、2018年2月規制について。
ざっくり理解したところによると、出玉を抑えて射幸心を煽らないようにすることになります。そのため、すでに入れてある機種を出ない機種に変更する必要があります。そのスケジュール自体は段階を踏むため、各店舗に一気に負担がかかるわけではありません。しかし、出ないパチンコを打つのもつまらないのでは?と思います。(2~3回程度しか打ったことがないので何とも言えません。)
この規制、
公共の場に、限りなく黒に近いグレー産業が堂々と店を構えているのはいかがなものか? オリンピックの場にふさわしくないのでは?という表向きのキレイな理由があるとともに、私はカジノ法関連の圧力も気になっています。国が、ギャンブル人口をかっぱらおうとしている、と。
しかし、新規顧客は取れるのか。むしろ現在の射幸心はスマホゲームなどの課金が問題なのではないかと私は考えています。つまり、パチンコパチスロに行かなくなった人たちがカジノに流れるかというと、すべてそうではないと思うのです。
規制によって、カジノ以外、特に課金ゲームに客が流れると思います。
現状の二月規制に関するまとめ動画です。
上記と同じくアシタノワダイ様を引用させていただきます。
PEST分析でいうのであれば、今回はP(政治)とE(経済)に当たるでしょうか?
ソーシャルレンディングで借り手になるパチンコ業界の方に関しては、その運用資金の使途が気になるところです。
新台の購入資金であれば、 私は手を引きます。
多角化のための運転資金であれば、内容によって投資したいと思います。
しかし、ソーシャルレンディングの仕組み上、そこまで詳しくはわからないのが通常です。運営会社の担当者の質問などを通じて上手く判断材料を集めて、投資をしたいと思います。
大学時代、お金が必要だったので高時給・長時間働かせてもらえるパチンコ屋でバイトをやっていました。マイクパフォーマンスをやるとお客様、結構、喜ばれるんです。そんなことを思い出しました。
参考情報
パチンコ店関連の記事が多く、参考にさせていただきました。
動画を使用させていただきました。
業界分析を参考にしました。