こちらによると仮想通貨の種類は1500種類だそうです。
独自トークンはいくらでも作れるので、最低このくらい、ということで。
スケール感としては、万いかないな、レベルですね。
異常です。
こちらによると世界で流通しているお金の数は180種類。
日本円でも一円玉や五円玉など、数種の金種に分かれます。
なので、ざっくり10をかけましょうか。1800種類。
世界統一通貨なのに、なんで既存の数と同じだけの貨幣があるのか?
もちろん、百花繚乱、玉石混合だからです。
消えるコインがぼっこぼこ出てくるでしょう。
生き残る通貨は、他の通貨の特徴を吸収し合って、コミュニティを吸収するんでしょう。
では、どのような通貨が生き残るのでしょうか?
例えばBTC
仮想通貨に疎い方からすれば、仮想通貨=ビットコインのようです。
それほどまでに知名度があるBTC。注目もされていますし送金に関しては相当多く使われており、現状の限界も顕在化しています。
しかし、それ故に改善を突き付けられている幸運なポジションにあるとも言えます。
実績十分。業界No.1企業に例えられるかもしれません。
BCHにとってかわられるという予測も目にしたことがありますが、多分BTCはとってかわられることはなく、改善をして生き残るのではないでしょうか?
例えばQtum
詳しい説明はここでは省略させてください。ざっくりいうと既存の通貨の良いとこどりです。枯れた技術を使わなくて大丈夫かな、と金融関連の方は思うかもしれませんが、仮想通貨全体が最新の技術を投入しなくては生き残れない世界だと思います。なので、金融では枯れた技術というのは今の段階ではナンセンス。
根本部分から設計が違っているというのは大きな差別化です。
例えばXP
単価が安いです。その割に人気があります。単価がこの程度で人気がある他の仮想通貨を私が知らないので例としては最上ではないかもしれません。人気があると使われるからいいんだろう?その通りです。では、単価が安いと何がいいのか?利用される対象の財・サービスの差別化が行えるんです。BTCでポルシェを買った人がぼちぼちいるそうです。では(送金料は無視して)スーパーで一品二品の軽い買い物をする際、貨幣としてBTCを使うのは適切か?値札はBTC建てで通用するか?多分ほかの通貨を使った方がいいと思うんです。0.00000005BTC や 25830satoshiBTC という表示がスーパーの利用者に受け入れられると思えません。ギリ 1800XP という表示だと思います。小数が出てくると半端なくわかりずらくなります。「0.001万円」なんて表示、ナシでしょう?satoshiが出てくると、さらにわかりずらい。嫌がらせレベルです。
生き残ったほかの通貨と単価が違う状況で安定していれば立派な差別化です。
ヤマダもビットコの導入は高額品のためって言ってるし、高額品はBTC、日用品はXP、高額な契約盛り込んだ場合はETH。別途必要に応じて独自トークンに変えたり、変わったり。というイメージをしている。ポルシェの正規販売店でもポルシェ、BTCで売ったらしいし。
— ton (@ton960) 2018年1月25日
主要仮想通貨が複数になると考える理由。使途が違うから。競争原理を働かせるべきだから。
— ton (@ton960) 2018年1月25日
単価から見る仮想通貨の多様性。
— ton (@ton960) 2018年1月26日
安定した単価が、一当たり100万JPY越え、100万JPY、10000JPY、100JPY、1JPY位にクラスタ化されると対象サービス・契約・商品群が特定されやすくて良さそう。
家賃や駐車場はは一当たり10000JPYで払うのが主流でコントラクトが乗っけられるもの。
将来的にはリーガルな保証がつく、なんていいと思う。マイニング関連の手数料以外に手数料を取る価値が必要だと思うので。
— ton (@ton960) 2018年1月26日
法律家の保証マイニング。決済がまた遅くなると思うけど営業取れてない法律家の専門性に仕事を。
日用品は100JPYの低い決済コストに特化した通貨が大活躍。みたいなイメージ。
最後のツイートの法律家の保証というのは、公証人的なものをイメージしています。
私の考える生き残る通貨は
・知名度や利用された実績がある
・技術やコンセプトにエッジがきいている
・ほかの通貨と用途が違う