「リスクを取らなくてはリターンはありません。」
おっしゃる通りだと思います。
今回はリスクとリターンの関係を考えてみたいと思います。
まずはリスクとリターンの関係を、費用と収益の関係で例えて考えてみます。
収益と費用で利益がわかる。ご存知でしょうか?
「よくわからない」という方はお手数ですが過去記事をご覧ください。
「利益=収益ー費用」です。
ビジネスでは財やサービスを売って、かかったコストを回収しなければなりません。
かかったコスト・費用以上に収益を上げなければ、そのビジネスは失敗なのです。
収益はものすごく単純化すると 単価×数量 となります。
安くたくさんの人に売るか、少数の顧客であっても高く売るか、の二択です。
(一方で、多かろうが少なかろうが、
顧客に買ってもらわなければどうにもなりません。
顧客が買ってくれる市場の相場に合わせる、という値付けの方向もあります。
興味がある方は「プライシング」で調べてみてください。
名声価格なんて面白いですよ。)
原価の方向から考えると、良い財やサービスを提供するには原価がかかるので、必然的に価格が高くなるか、多くの人に買ってもらわなくてはならなくなります。
多くの人を相手にするとコスト(広告費、サポート費など)がかかります。
質の高い製品を小数の顧客に提供するのが良い方向だと考えます。
(参考記事です。よろしければ、以下、ご参照ください)
「質の高い製品を売るのが良策。なるほど。
収益を上げるためには必然的に費用が掛かってしまう、ということだね?」
ご理解いただき恐縮です。
では、リスクとリターンの関係に戻るとどうなるでしょうか?
大企業への株式投資、いいですね、安定感があります。
2018/02/03時点で、YAHOOファイナンスの配当利回り1位が6.35%、2位が5.24%です。
これは配当利回りなので、株式自体を売買することで得られるリターンはもっと大きいかもしれません。
しかし、仮想通貨の世界を見ておられる方は物足りなくなっているのではないでしょうか?
株式は一日の値動きに制限があります。インサイダーなども規制されており、政府の規制が働いています。二昔前はとんでもなく危ないイメージでしたが、比較的安全で安心な世界と言えます。
一方で仮想通貨の世界は2018/02/03時点で無茶苦茶です。(笑)
だからこそ、得られるときには大きなリターンが得られるといえるのではないでしょうか?
良いものは原価がかかっているから必然的に高くなる。
ハイリターンを得るためには、ハイリスクを飲み込まなければならない。
「でもなぁ、やっぱり、リスクは少ないほうがいいし、リターンは高いほうがいいよなぁ」
ですよね。
その解決策は、WealthNAVI様の解説をご覧の方はよくお分かりかと思います。
分散投資、です。
「また、分散かよ」「ブンサンブンサンうるせえ」「そんなに好きなら分散と結婚しろ」
飽き飽きしているのは十分承知です。でも、リスクとリターンについて考えると、どうしてもこの話題に行き着くのです。
特にアフィリエイトをしていないのですが紹介します。
WealthNAVIのHPです。素晴らしい解説をされています。
https://www.wealthnavi.com/service/beginner
どうでもいいですが、クオンツの牛山さん、さわやかなイケメンですね。
同性としてキーってなります。嫉妬で気が狂いそうです。
えー、話題がそれました。
WealthNAVIの投資は
・長期にわたってドルコスト投資法を行い、投資対象の価格変動を平準化します。
(時間の分散、購入量・購入価格の分散)
・国際分散投資により、特定の国の動向に左右されません。
・国際投資で懸念される為替リスクも、長期での投資という観点から軽減されます。
・ポートフォリオ理論から、投資内容をリスクに応じて組み替えます。
(リスクに応じたリターンの最適解の提示)
・よく工夫したな、と思うのがDeTAXという仕組みです。
未実現損失と未実現利益がある場合、
双方の商品を売って運用益で損失をチャラにします。
これにより、利益を抑え、税の繰り延べを行うことができます。
(税負担を必ず繰り延べるものではない、と書いてありましたので一応注記)
ここで重要なのがポートフォリオ理論です。
ググってもややこしいものしか出てこないし、今時点で図を描くのがちょっとアレなので文章で説明します。
・投資対象それぞれで、リスクとリターンが違う
・何かのニュースに対する反応も、それぞれ違う
例えば、あなたが、ある業界の一位と二位の会社の株式に投資しているとする。
その業界のシェア・純利益や売上高の変動があったというニュースが出たとする。
一位の成績が落ちても、二位がシェアをのばし成績が伸びたのであれば
あなたは、投資対象の配分によっては得をするかもしれない。
少なくとも一位の会社に100%ぶっこんでいるより、損失は軽減される。
・つまり、資産を組み合わせることで、
リスクを取りつつもリターンの最適化を図ることができる
要点は以上です。
後で図を描く必要があるかもしれませんが、多分忘れると思います。
その意味でロボアドバイザーや積立NISAはおすすめです。
仮想通貨に投資をするのなら、今の時期は、0になる覚悟が必要です。
仮想通貨一本にぶっこんでないで、他に低リスクなものも物色した方がいいかもしれません。
大きな注意です。
ローリスクハイリターンは、ポートフォリオ理論で多少は実現できるとしても、ハイリスクローリターンは簡単に実現できます。
言われなくてもわかっているとは思いますが、去年の春ごろからでしょうか、仮想通貨詐欺が始まったのは。私のブログを読んでくださっている方で被害にあわれる方がいないよう、老婆心ながらご忠告申し上げます。
最後に
WealthNAVI様をこれだけ宣伝しているのは、HPの説明がわかりやすくDeTAXがいいな、と思ったからです。残念ながら広告料は一円も入ってきません。知り合いでもありません。
おそらく今後もアフィリエイトしないと思います。書きたいことを書きたいので。
(もしかすると、書籍はアフィリエイトするかもしれません。)
良いと思ったので紹介しました。
手数料1%は安くはないと思います。外国のロボアドだと0.5%です。
しかし、設定さえしておけば本業に集中できる、という点でロボアド投資は有用です。興味がある方は他にも色々ありますので調べていてはいかがでしょうか?
ちなみに私はWealthNAVI様で一桁%の運用益を出して頂いています。