ある草コインを調べていると、
・ロゴマークがかわいいから
・単位やテーマがかわいいから
という理由で買っている人がいることを知りました。
それを良いとも悪いとも思いません。
大事なのはそういう人がいることを、事実として認めることだと思うからです。
この情動は決して侮れません。
仮想通貨の場合、ロゴやテーマがファンダメンタルの要因になり得ます。
コミュニティの強さにつながるからです。
では、視点を変えて、「仮想通貨」という名称に目を向けてみます。
いかがでしょう、なんだかちょっと、アングラな感じがしませんか?
私はそのようなイメージを受けるのですが。。。
英語ですと皆さんご存知の通り、crypt currency なので「暗号通貨」とおっしゃる方もいます。
私はどちらもしっくりこないんです。
私は仮想通貨をいろいろな可能性のある手段だと思っています。
その一方でマネーロンダリングに利用されやすい、など、悪い面がクローズアップされます。
それはこの名前による「なんだかアングラ」なイメージが助長しているのではないかと思います。
道具自体が悪いのではなく、道具を悪いことに使う人間がいけないはずです。
ナイフはモノを加工する便利な道具ですが、使う人が悪意を持てば人を傷つける事もできます。
道具は使い手次第です。
しかし、イメージで人が動くのも事実です。
イメージの良いロゴやテーマが、その仮想通貨コミュニティの強さの源泉となり得るのと同じく、
仮想通貨という名前にネガティブな印象を受ける人が多ければ、世間から通貨としてはもちろん、投資対象としてすら敬遠されかねないと思います。
もう、これだけ広まった「仮想通貨」という名称とそのイメージを覆すことはできないでしょう。
日経もダウも仮想通貨も軒並み真っ赤な中、私はETHをいつ買うか、ぼんやり考えているのです。
今、私にできるのは、将来性がありそうなものをホールドしておくことくらいですから。