かんがえる、かがんでいる人

考えたことをまとめます。

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資格を取る意義について考えた

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資格について、意義があるだのないだの、いろいろと議論がされています。

大学生の方は就職活動に向けて、TOEICを何点取るとか、いろいろと考えてらっしゃるかと思います。

今回、私の資格に対する考えを書いておきたいと思います。

 

まず、検定と資格、合わせてここでは「資格」と表現します。

そこの違いにこだわる方がいらっしゃるようで、念のため。

 

私は資格にはそれなりに意味があると思います。

私の考える資格の意義は以下の二つです。

1)周囲に与える影響

2)浅いかもしれないが広く一般的な事を知ること

 

 

1)周囲に与える影響

これはわかりやすいですね。

誰かわからない人が、会計についてブログでウンチクたれているよりも

公認会計士や税理士が、解説している方が説得力があります。

就職試験でも、「ほう、君は経理に興味があるのかね、なるほど、日商簿記一級をとったのだね」と、わかりやすい努力のストーリーを作ることができます。

 

自分は黙っていても、資格を持っていることで、相手に信頼感や「少なくともこのくらいはできる」という期待値を与えることができます。

資格が持っていない人が何か言っても聞く耳持たない人でも、資格を持っていればそれなりの知見があるという事だから、話を聞こうという人はいます。

話を聞くきっかけになり得るのです。

 

2)浅いかもしれないが広く一般的な事を知ること

実務から入った方は、狭く深い。より厳密に言えば、その会社の業務にカスタマイズされた業務を知ることになります。

一方で、資格から入る人は、広く浅い。なので会社に入って即戦力にならない可能性はありますが、一般的な事は知っているはずです。

自分の会社がその業務で特殊な事をしていると自覚があるのであれば、迷わずに業務に関する資格を勉強してみる事をお勧めします。

一般的にはどういう流れで業務をしているのか、これはそもそも適法なのか、「考えればわかる」「常識で考えればわかる」と言われたが、果たしてそうなのか。

色々な疑問の答えが見つかるかもしれません。

広くて深い事がベストではありますが、我々人間、みんな、そんなに強くありません。

メリハリをつけるためにも、自分の領域で自分の責任を果たすことができるよう、知識・技術の研鑽に励むのがよろしいかと思います。

まず会社の業務、そしてできれば資格。

 

 

どこかの記事で書いたのですが、資格マニアと呼ばれる方について、私は否定しません。

できないのです。

きっと、勉強が得意で大好きなのだと思います。

彼らにとっての日常が資格勉強で、それに喜びを見出しているのであれば、それはそれでアリだと思うのです。

履歴書の資格・特技欄を埋めたいだけでなければ、良い事だとも思います。

 

冒頭にも書きましたが、資格取得については、良い事か悪い事か、議論がかまびすしいです。

資格のアフィリエイトをする人は「必要だ」というでしょうし、なぜかわかりませんが世間に物申したい人は「必要ない」というでしょう。機会損失を考えて、まったく関係のない資格を勉強するのであれば、本業に力を入れるだとか、他の資格を勉強するだとか、そういうアドバイスをする人もいると思います。

どちらにせよ、判断はご自身が行うべきものです。

 

有意義な資格はあると私は判断しています。

後々、このブログでも紹介するかもしれません。

 

繰り返しになりますが、それでもやはり、その資格を取得するか否かの判断はご自身が行うべきものです。

その決断決断が、誰に振り回されたわけでもない、あなたの人生そのものになると思いますので。