かんがえる、かがんでいる人

考えたことをまとめます。

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仮想通貨ニュース 2018/04/25

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日本でDAppsが仮想通貨交換業に当たらないというお墨付きが欲しいのです。

色々と詳しい方、お優しい方からアドバイスを頂いたり、ネット記事情報としていろいろなやり方があるのはしっています。

しかし、日本がDApps関連を規制しない=その分野の発展を後押しする、という姿勢を見せていただきたく。

 

分散化はよい事のように思えます。

株式を例に出しますと、十分に分散化されると株主総会での意思決定で、本当に皆が自分の意見を考えて出さなくてはならなくなります。権力の分散化が図られます。

一方で、民衆は権威に流されやすく、声の大きい意見に納得しやすいのも確かです。

仮想通貨においては、分散化を図りそれぞれが少数派になることで、何らかのアクション(具体的には改ざんなどの攻撃)を起こせない状況になります。

今後何らかの仮想通貨が発行された場合、経済圏を創出する=囲い込みを行うという意味を超えた目的があるのであれば、十分な分散化が図られているか否かも考慮しどころです。

 

何をもって通貨とするか、という話をする場合、通貨をこの議論では○○と定義する、という話から始めるべきだと思います。

価値の貯蔵においては、今は相応しくありません。

将来的にも、そこそこボラティリティが大きい金融商品であり続けるでしょうし、がちがちのペッグ通貨が使われ始めると一気に決済手段としての仮想通貨が広がるように思えます。

ただ、法定通貨もインフレデフレ、為替相場の影響は受けますし、貨幣の購買力は変化しているので厳密な価値の貯蔵はできていないんですよね。

 

テレグラフやLINE等のメッセージアプリが仮想通貨に参入する動機が一時期わかりかねていました。今のところは、人と人(法人を含む)をつなぐプラットホームとしてそのつながりに乗せる手段を広げた、という風に解釈しています。

例えばAさんがBさんにお金を借りることも簡単にできますし、それはもちろん仮想通貨でなくともいいのですが、仮想通貨もできる、ということはプラットフォームとしての強さを表します。

また、法人とのつながりがあり、決済がそこでできるとするとプラットフォームをより使ってもらえるのではないかな、と。

そう考えるとSkypeが仮想通貨に参入しないのは(=Skypeコインを出さないのは)少々奇異に映ります。

相対取引が増えているのはご存知の方が多いかもしれません。

念のためこういう使われ方もあると、参考までに。

仮想通貨取引所を介さない「相対取引」が10倍にも拡大|Skype(スカイプ)で取引 | 仮想通貨まとめ

 

ICOを規制する動きは、私個人としては悲しいのですが、現状を鑑みるに仕方なく。

ロシアでは規制がどうなるか、ですよね。

ETH、WAVES、それらを生み出している国なのに、とも思いますがお国柄がありますし、事情もあるでしょうし。

 

インドが参入するとインパクトがあると思います。

ヒンズー教徒だとあんまり影響はないのでしょうが、インド参入がなされれば、イスラム教関連での教義解釈にスピード感が増すと思われます。

以前カースト制度からの脱却としての新技術の話をしました。

ITプログラマになることで、カースト制度から脱却した人がいます。一方で、それがかなわなかった人が仮想通貨を機に脱却できるといいなと思います。

人道的な立場のみで言っているわけではなく、そのような仕組みでつぶされてしまっている天才がいるかもしれないと思うと非常にもったいなく。

なので、インドが本格的に参入すると競争は激化しますし、環境に恵まれているはずの日本人が負けていく、取り残される可能性は非常に高いと思います。

なんとか、頑張るしかないですね。

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