SBIのシナリオの一端はわかります、顧客も既に自社が抱えているグループからの流入で賄えるはず、という事ですよね。マイニングに関してはそこまで大きな事業にならないのでは?
— ton (@ton960) 2018年4月28日
SBIVC:最小スプレッドを実現し業界No.1を目指す|SBI決算発表説明会まとめ https://t.co/xF2012TfLK @coin_postさんから
SBI関連のニュース。成功するか否かは全く私にはわかりませんが前進していることは理解でき。
— ton (@ton960) 2018年4月28日
SBI、米フィンテック企業のテンプラムに投資 https://t.co/n7pihb4swx via @Cointelegraph
この辺りの記事を見て、SBIのシナリオを考えてみようと思いました。
まずはSBI証券を含むネット証券のシェアを見ていきます。
ネット証券会社の口座開設数・シェア推移 - 証券会社比較.tokyo
国内ネット証券大手5社の口座数と預り資産残高、売買代金シェアなどの比較 | Stockclip
圧倒的と言ってもいいのではないでしょうか?
私、マネックスはとてもいい買い物をしたと思っています。
CCののれんが毀損されたことは確かだと思いますが、それ以上にメディアに登場し広告宣伝効果が打たれたことが大きいと考えています。
(これは、私がCCに口座を持っていないから言えることかもしれません、気分を害される方、ごめんなさい)
また、マネックスという既存の実績ある投資証券がバックにつくことで注目された中で信頼を取り戻すことができると考えているのです。
例えていうのなら、オセロで負けている状態、最初からやり直すのではなく、一気に大逆転、色が反転していくイメージです。
マネックスはCCの名称を残すのですよね?おそらくこの辺りが関係しているのでは?
SBIの社長は最初からCCの買収は考えていなかった、とおっしゃいます。
この違いはやはり、冒頭で見た、シェアの違いが大きいと思われます。
おそらく、金融関連はどこも仮想通貨取引所をやりたいと考えているように思います。
マネックスは既存証券業でシェアをとれている状況ではないので、手っ取り早く顧客名簿を手に入れた。これはM&Aにおける時間を買うということであり、まったくもって正攻法だと考えます。
一方でSBIは2017年の仮想通貨参入に乗り遅れている人を狙うのではないかと考えます。
具体的には、
現状の仮想通貨投資を誰がやっているかを考えると、比較的若い人かと思います。仮想通貨が最初の投資だという方までいらっしゃいます。これからの仮想通貨投資を誰がやり始めるかを考えると、シニア及び投資に慎重な人でしょうか?新技術の投資案件にパッと飛びつくことができなかった人です。
そこで重要なのが、投資には興味があり、SBIのシステムを利用しておりSBIに一定のロイヤリティ(忠誠心。親しみ)を感じている顧客をSBIが持っているという事です。
あとはネット証券シェアNO1の勢いをそのままに、仮想通貨取引所の許可を得れば攻勢に出ればよい。
きっと、ネット上の仮想通貨勉強枠も充実されることでしょう。
なぜなら既存の仮想通貨は自分で勉強するほかなく、英語が大きな障壁になっていたりします。後発参入する方はフィルタのかかったクリーンな情報を欲しているはずです。既存の他者の顧客も、その勉強枠の質、如何では取り込むことができるかもしれません。
さらに良い事には、顧客のすべてが一定以上のネットリテラシー・ITリテラシーを持っていることが期待できるという点です。
仮想通貨取引関連のみならず、その後のDApps関連においても顧客となってくれる可能性は高い。
大まかな流れと根拠としては上記のような感じでしょうか。
その中でSコインの話も出てくるかと思います。決済手段や他の企業のモデルとしての役割が取りざたされていたと記憶していますが、BNBのような使い方がされるでしょうか?
(バイナンスのBNB、仮想通貨の端数処理に使えるようになりました。BURNもされました。独自トークンの使い方が上手です。取引量として使えるだけでなく、その割引率が徐々に下がっていくところもうまい!とひざを打ちます)
リップル社との関係は私にはよくわかりません。
既存の、主に株式市場からの仮想通貨市場への流れが2018年は加速しそうです。
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