かんがえる、かがんでいる人

考えたことをまとめます。

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仮想通貨ニュース 2018/05/15

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格付けに関する記事です。

「開発レベルを科学的に評価」に関して注意点があります。

ますは、その開発レベルをどのように計測したのかという点。

次に、仮想通貨の強さは開発レベルだけでは決まらないのでは?という疑念。

前者は想像しやすいでしょう。例えば目的が異なる仮想通貨、ETHとALISの開発レベルを比較してもあまり意味がないのでは>と思うのです。ETHは開発レベルというテクニカルな部分を勉強しておかなくてはならないでしょう。しかし、ALISに関して言えばブログ記事を書いた報酬であり、評価をした報酬です。通貨としての役割を果たすことができればそれでいいので、開発レベルを評価する重要性は相対的に低くなるはずです。

次がより重要です。ものすごく技術的にレベルが高い仮想通貨であっても、使われなくては意味がない、と思われます。それにはマーケティングや使ってくれるコミュニティが必要です。BTCであっても2017年の送金詰まりがあったからこそ、ライトニングなどの技術を乗せようと、そういう話になっているのではないかと考えます。

使われることにより解決すべき問題点が露呈し、技術的にもハイレベルなものになるという因果関係も無視できないと思うのです。

 

仮想通貨は、発行主体が多くの利益を得るであろうことは、おそらく本当です。

ベンチャー企業のようなもの、というのは良い例えで、新規株の発行に似ています。

であれば、規制当局や起業家の動きも同様のものになるはずで、違いは「仮想通貨だから」というその特性にあるはずです。

税の面でいえば、商品としてみなすか貨幣としてみなすかで消費税またはそれに類するものを課税するか否かが決まるでしょう。

南ア産の仮想通貨が出てきてもおかしくありません。

 

ERC-20についての記事でしたが記載がいまいちなので、よりよい記事を引用します。

とても平易に解説してくださっているので、ご覧ください。

ERC-20は仕様・設計。batchOverFlowは実績が少ない関数でありバグを検知できていなかった。枯れた技術を使うべし。

 

日本円も法律の規制で受け入れられているので、イスラムシャリーアを奇異な目で見ることはおかしなことです。

我々の現金についても、数十年後の人から見れば「昔の日本人は、紙や金属をお金として使っていました」という歴史の授業があってもおかしくないのです。

「昔の人は、貝殻や藩札をお金として使っていました」という授業を聞くのと同じです。

キャッシュレス化はなるべく目指すべきだと思います。今の日本人の現金至上主義は世界的に見て高いというだけでなく、人件費がかかるのでコスト高です。

なので経済的合理性を追求するという面で、キャッシュレス化を推進すべきです。

 

広告の未来が、私が予測できないものになろうとしているので興味深いです。

上記もご覧ください。

上手くいくでしょうか?

都会においては、そこそこうまくいくかもしれません。

田舎ではどうなるかがわかりません。

・人が少ないので、出来高が上がらず、そもそも消費してもらうべきものがないので広告の必要自体がないよ、という理屈

・車が余っているので、高齢者などの移動手段が必要な人が利用する、だから成功するよ、という理屈

どちらも予測しうるシナリオです。

 

運用の設計が一番大事だと思います。

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