かんがえる、かがんでいる人

考えたことをまとめます。

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仮想通貨ニュース 2018/06/18

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新しいものを購入するとき、二つの購入動機が想起されます。

1)純粋に新しいものを体験してみたい

2)既存のサービスの大体であり、コストパフォーマンスの向上を期待する

 

1)はAIスピーカーVR、昔でいえばルンバなどが好例でしょうか。

とりあえず買ってみた。経験してみた。これが消費者にとっての価値です。

何かミスがあっても、ちょっとしたものなら甘受できるでしょう。AIスピーカーが聞き間違えをしたとしても、今の段階で怒る人は少ないはずです。

2)は数値として結果が出るのでシビアです。

一方で当該サービスを導入するのに説得力があります。

 

以降私の考え。

ETHの発行上限数が定まっていない=一枚当たりの価格が落ちる。
と考えていたのが根本です。
DApps等で利用が促進されようとも、それ以上に枚数が増えると価格は下がります。
価格が上がるという理由としては、今後のgas利用がこれまで以上に促進されるであろうこと、
価格が上がっても大丈夫という理由は、gasの設定値をもっと小さく設定できること、
です。
価格が上がるかどうかは、ETHの利用が促進されるかどうかで決まりますので
gasの集合体と考えた場合でも「下がらざるを得ない」と書いたのは間違いです。
「下がるかもしれないし、上がるかもしれない」です。
割引現在価値を用いて、現在の理論価格を推定する方法についてです。
骨子としては悪くありません、何を割引率にするかという点とFIATへの換算問題があるように思います。
理論価値=Σ(n時点のgas総量)/(割引率)^n となりますがここで出てくるのはあくまでETHの枚数です。
n時点のgas総量自体が、ETH/FIATの影響を受けるでしょうし、
この式で導かれるのは、現時点で推測される将来的に必要となるETHの枚数、です。

仮想通貨が先物になるというよりも、ETHというBTCとは設計が異なるものが先物になる点、結局はなんでも価格がついていれば問題はありません。

その価格なのですが、ETHは発行上限枚数がないので、いずれ価格は下がるようになるかと考え、コメントと相成りました。

が、ヴィタリックさん自身が上限を設けるかもしれないというコメントをしたようですし、そもそもETHの使用量増加による価値の増加が、枚数増加による価値の希薄化を上回れば価格は上昇します。

割引現在価値を用いた価格の導出は「簡単なもの」として仮想通貨界隈の記事に書かれているのですが私はそう思いません。

理論価値=Σ(n時点のgas総量)/(割引率)^n

としても、gas総量を見積もること自体大仕事です。gasを一つの取引で支払う際も何をもって適正かという点、はっきりしないはずです。割引率は何にします?

全てがあやふやなんです。理論価値なんて出せないはずです。

出せたとしても上記の式では出てくる単位はETHです。そこからどうやってFIATに換算しましょうか?

それとも元々のgas総量を法定通貨で測りますか?それなら出てくる単位は当該法定通貨です。各々のgas総量をそれなりの精度で出せるのでしたら理論価値に意味はあります。(将来的にgas総量が変わる点は論点になりません、その時点の見積もりで良いのです。問題はその時点の見積もりをある程度の精度・説得力を持って出せるか、です)

 

ton96o.hatenablog.com

 

 

こちらを紹介します。

そしてこのニュースも関連すると思います。

 金融関連ですとファイナリティを相当に重視しているようで、金融関連の方の議事録でもかなり早い段階から(私が読んだ議事録は2016年だったと記憶しています、なのでもっと昔から問題とされてきたのでしょう)ファイナリティの問題を議題にあげていました。

 

「即時グロス決済(RTGS)」というのは初めて見ました。

グロスはネットと対比される言葉で総計を表します。

30=100-70の左辺がネット的な表現、右辺がグロス的な表現です。

なのでUTXOベースの技術になると思うのです。

 

人類だっていずれ滅びます。

だから、人工物は必ずいずれ廃れます。

 

記事では「廃れる」ところが強調されていますが私の見解では筋違いです。

重要なのは「いつなのか」そして「何を契機とするか」です。

今回はまだ良心的で、どこに問題を感じているのかを言ってくれています。

良くないなぁと思うのは、根拠もなく「廃れる」というニュースが独り歩きをして、実際に多くの人がそう思ってしまい実社会に影響を与える事です。

仮想通貨の価格だけならまだいいのですが、実際の開発に影響を与えるようでは開発者がかわいそうです。

 

色々やるのは良い事だと思いますが、私ならたぶん、インセンティブになりません。

おそらく、装置をつけて忘れて、いつの間にかたまったころにトークンが稼げている、という感じです。

これ、インセンティブとして機能していませんよね?

トークンを稼ぐために、行動をするというのがインセンティブ設計ですよね?

1000マイルが最低なら上記の通りです。実際はもっと最低限の値が低いと思われます。特に調べていません。

 

記事に書かれている点は、日本の銀行における生産性阻害要因には直結していないと思います。(伝聞ベースでの想像ですが)

大概の業種で一番大きなコストは人件費です。銀行も例に漏れません。

つまり、意味のない会議などは大きなコストになるという事です。

ブロックチェーンで解決できますでしょうか?

 

ウルフ(Woolf)」というそうです。

ホワイトペーパーはこちらです。

WPによると

Higher education today faces two great problems: student debt and adjunct teaching.

だそうで、生徒の授業料と非常勤講師に関して問題を感じているようです。

記事からすると

ブロックチェーン技術に支えられた大学が、学生が支払う非常に高額な授業料、煩雑なお役所仕事や管理コスト、不安定で薄給の大学教員などを含め、現在世界中の大学に影響を与えている問題の多くに対処できるとしている。

だそうです。

多分、最初のブロックチェーン大学という点が重要なのだと思います。

単位認定される点、例えば規制を受けている国においてもオンラインで教育を受けられる点がメリットであると書かれていますが、それはネットのメリットだと思います。

 

マイニングが電力の需要を喚起し、それに伴って電力供給の技術が盛り上がるように思えます。

以前はエストニアの記事がありました。

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