「スマホのTEEの恩恵を適切に享受することができれば、ユーザーの資金を保管するのにこれ以上安全な場所はない」現状の秘密鍵が最適化は一考の余地あり
— ton (@ton960) 2018年7月29日
Galaxy開発企業サムスン:スマートフォンは仮想通貨取引に適した最も安全なデバイスだ https://t.co/ne1V5PkbRr @coin_postさんから
技術的な事に焦点を当てた記事です。
内容としては、OSよりも土台の部分でスマホの安全優位性があります、という話です。
実際はスマホの置き忘れや盗難などがあり、ロックが不可欠であろうことは想像に難くありません。水没なんてよく聞く話で、復活できなかったら日常生活が一変すると思います。スマホの内部で優位性があったとしてもその持ち運びにおいて堅牢とは言い難いのです。
また、それ以前に私は秘密鍵というものが本当にベストな形式なのか?という点が疑問です。ネットで冗談交じりに話されている「秘密鍵は人類にはまだ早い」というアレです。
こちらではKDDIさんと日立さんによる生体認証を取り上げました。
私としては割と真剣に、ICチップの肉体への埋め込みが現実になると考えています。
圧倒的に便利ですから。
私自身もそうですが、機械を体に埋め込むなんて、と、抵抗がある方が多いと思います。
じゃぁピアスは?とかアフリカの民族風習は?という質問に対し、明確に「そちらはよくてICチップを体に埋め込むのはダメ」と言えないのです。少なくとも私は。
どなたか、明確で論理的な反対意見を言えますか?
そういう方は、人工心臓やペースメーカー、補聴器や、パラリンピックの競技用ツールをどのようにお考えですか?
水着でありましたよね?ピッチピチの、履くのに数人がかりで数分かけないとはけないけど、やたらタイムが伸びる水着。北島選手が「泳ぐのは俺だ」Tシャツなんか着ちゃって自分の意志を示したり。パワーリフティングという競技でベンチシャツ(という名前だったと思います)という道具を使いつつ出した記録についてはどう思います?パワーリフティング自体、ギア有とギア無でわかれたりするんですが。
はぁ、はぁ、はぁ。。。
私には明確な違いを出すことができません。ふと思い浮かぶものだけでアヤフヤになるんです。私はもの知らずなので、調べればもっともっとあるはずです。
違いは、現代の社会に受け入れられているか否かではないでしょうか?
人体改造なんて、結構あるわけです。中国の纏足(てんそく)だってそうでしょう?
という事は、女性は足が小さいことが可愛らしい=女性はその方が生きやすい(モテるから)という社会的な要因があって、文化的に受け入れられたわけですよね?
であれば、デジタル資産を取り扱うにあたり、ICチップ等を体に埋め込むと (おそらく、手とか、前腕とかでしょう)盗難しないし便利だね、という事が社会的に認知されれば、現代社会における利便性向上のための施策として受け入れられる可能性はあると思うのです。
むしろ、「え?まだスマホじゃないの?」と同じように「え?まだ秘密鍵を体に埋め込んでないの?」なんて。
「だって秘密鍵、あれ、なくしちゃだめだし、覚えるなんてできないし、打つ時、間違えるし。QRコードだったらどうやって持ち運んでるの?へ?スマホ?トイレに落としたらどうするの?それでもう仮想通貨関連使えなくなるじゃん。」なんて。
それでも、これを読んでいる方で、賛同する方は相当少ないと思います。
私自身、理屈で考えるとこうなっておかしくはないけれど、でも抵抗はあるな、というのが本音です。
スマホもですね。
もっとこう、昔でいうシンクライアントのようなものになれませんか?端末それ自体にアプリやデータを突っ込んでいると、端末をなくしたときの被害が甚大です。なので、どこぞのサーバーをリモートコントロールするような仕組みにするわけです。写真を撮る機械、音声受信と送信する機械、データをサーバーとクライアントのやり取りをする機械、それでいいように思うのです。
サーバーにデータが集約されている、ですか?確かにそうですね。データの安全性に関しては持ち方ひとつで如何様にも変えられるはずです。安全性と速度のトレードオフにはなります。
おそらく、この記事をご覧の方はサーバーを利用することの「中央集権性」に反応されているかと思います。しかし、それもどうにかできるかなぁと思います。ストレージサービスがあります。それを利用してデータ保存ができれば、個人でもまぁまぁ堅牢な仕組みを構築できるのではないかと思います。
分散型ファイルストレージサービス「Storj」とはなにか | ビットコインの最新情報 BTCN|ビットコインニュース
Storj(ストレージ)とは?最新ニュースや今後の将来性について玲奈がまとめてみた – 丸の内OL3年目 玲奈の仮想通貨の投資ブログ~2018年最新トレンド
「未成年者の取引に対して両親や保護者の許可を求める形にすることや高齢者の意思決定を定期的に確認」この辺りは納得。禁治産者関連は?
— ton (@ton960) 2018年7月29日
仮想通貨取引に上限設定?自主規制で検討か=時事が報道 https://t.co/dFkwEkCJHT via @JpCointelegraph
こちら、まずは自主規制としては未成年者や高齢者の方のサポート(記事における内容から、私はこれをサポートだと思います) は良い事じゃないかと思います。
一方で、資産金額や運用年数で区別というのは賛成しかねます。
どちらも投資の才能そのものを表す数値ではないからです。
次に、コメントに書きました。禁治産者の観点が抜けていると感じましたのでその点をコメントします。
とてもいい記事がありますのでこちらに引用します。
マルチシグ機能が障がい者の買い物を変える - 松本一将のNEM普及活動日記
いかがでしょうか?制限行為能力者と呼ばれる方は、日常以外の買い物に当たって他の方(後見人など)に相談をしなくてはいけません。日常的な買い物は自分の判断でOKです。これは多分、少額ですし慣れているからだと思われます。いつもと同じようにやればいいのです。しかしそれ以外の買い物であれば話は別です。制限行為能力者でなくとも、例えば不動産を購入する際は慎重になりますし誰か専門家のアドバイスを求めるかもしれません。制限行為能力者の方はその敷居が少し低いのです。つまり、一般的な生活を送るにあたって不便を強いられていることを意味します。これをXEMではマルチシグを利用することで解決できる、という記事です。
買い物と仮想通貨取引は関係ないじゃない?ですか?
いやいや、制限行為能力者の人だって、仮想通貨を買ってみたい場合があるでしょう。それをどうするのか、上記の記事を応用できないかな?という話です。
それができないのであれば、制限行為能力者の方は仮想通貨の世界から遠ざけますか?
仮想通貨は社会を豊かにするんじゃないんですか?
そこから遠ざけられるのが正しいのかは私は納得しかねます。
投機的な意図からいうのであれば、遠ざけた方がいいのかもしれませんが、それは投資全般に言える事です。
例えば株式投資はやって良くて、仮想通貨は買ってはダメという理屈は成り立たないと思うのです。ボラティリティが違う?銘柄の問題ではないですか?株式だって電子ゴミになりますよ。
この懸念点に対して必要なのは、投資の知識(例えば最悪0になることを覚悟して投資をする=生活に必要なお金で投資をしたり借金をして投資をしない、等)だと思います。
善意から、仮想通貨の世界はボラティリティが高いので制限行為能力者の方は扱えないようにするべし!という方もいらっしゃるかもしれません。ではそれが良い事かというと、私には助ける手立てが適切ではないように見えます。
子どもがケガして危ないから、公園の遊具を撤去するのではなく、そこそこ安全な使い方を教えて、友人が危ない事をしようとするなら止めたり、最悪そこから離れたりと自分の身を守るすべを教えることが必要だと思うのです。
遊具が撤去された公園では、子供は遊べません。
公園はそういうものですか?そうですか。
「SECによるお墨付きは、その投資商品が一定の安全性を保証される」「保険による保証制度が受けられる可能性」
— ton (@ton960) 2018年7月29日
ビットコインETF認可が金ETF相場を踏襲する場合、500%暴騰の可能性を示唆|TotalCryptoが分析結果を発表 https://t.co/g4RJZXaybZ @coin_postさんから
保険ができるかもしれません。広告目的や先進性のアピールではなく、商品としての保険が。
私の感覚だと、少し早い気がします、統計取れているんでしょうか?
できて悪いものではないので、できるのであれば歓迎はします。
一方で保険会社は損をする商品を販売するはずがないので、仮想通貨関連の保険ができ、それを使う場合にはその内容・補償内容などに相当注意を払う必要があると思います。
ある大災害にて、それに伴う保険は、保険加入者の期待を裏切って満額払われることは稀でした。商売ですから、という一言ではすみません。家や家財を失った人のそれからは想像するのもためらわれます。
保険会社を悪者にしようという意図はありません。
彼ら彼女らの説明は、商売なので、ちゃんと中身を把握していないと齟齬が発生しますよ、という警鐘を鳴らしたいのです。
「デジタル分野における著作権管理にブロックチェーンを実装する研究」煎じ詰めれば不動産登記と同じような使い方ですよね?
— ton (@ton960) 2018年7月29日
スペイン著作権協会、著作権管理のためのブロックチェーン研究をスタート https://t.co/tSlA7Wkm72 via @JpCointelegraph
ブロックチェーンは堅牢だが運用コストが高いデータベースだという認識です。
それが正しいのであれば、権利という情報はBCに乗せるにふさわしいものだと思われます。
注意点としてはいつも通り。入力する情報が間違っていればどうしようもないのでその確認に対する運用と、間違っていた場合の対処を固めておくことが必要だと思われます。
あっさりで、つまらないですね。
「部品とサービス事業のサプライチェーンと在庫管理」在庫管理をBCでやるんですか?
— ton (@ton960) 2018年7月29日
商用車・建設機械大手のCNHインダストリアルが、ブロックチェーン導入へIBMと提携 https://t.co/JS4fMuUyUf via @JpCointelegraph
「プロダクトのステータスや状態を確認するためにデータを使用し、プロダクトの追跡を行う」これはITの使い道でBCじゃなくてもいいのでは?
— ton (@ton960) 2018年7月29日
コンサル大手のアクセンチュア:ブロックチェーンを使って物流を改善へ、新たに特許申請 https://t.co/ofRsm9EUbd via @JpCointelegraph
いろいろやってみよう、というスタンスなので別にいいのですが。
どうもRDBで十分用をなし、チェック等の運用での工夫が必要な部分にブロックチェーンを組み込んで「ブロックチェーンが何もかも解決してくれる」と言っているように読めました。
在庫管理なんて、スピードが命だったりするのです。通販番組で「今から限定100個!今すぐお電話を!」なんて商品があると、一気にTELが鳴り始めます。そこで大事なのは注文を取って、RDBに反映し、即時確定する事です。
トランザクションがたまって、一定時間待ってコンセンサスアルゴリズムをもってブロックを確定する事ではないのです。
ブロックチェーンでもファイナリティもあるものがありますし、確定時間が短いものや取引処理が多いものもあるでしょう。
では、それが現在のRDBを置き換えるかと言われると疑問符が付きます。
トレーサビリティについてはニュースでも取り上げていますし、私は好意的です。
それでもやはり、データと現物の一致が必要ですし、ブロックチェーンに乗せるにあたって、例えば産地がここだから価値がある等、高価な情報だから意味があるものだと思っています。(他には製薬会社が、どの工場のどのロットがどこに出荷されたという記録をつけておくという使用方法がありました。これはリコールが起きた時に迅速に回収するためです。命にかかわるものなのでブロックチェーンに乗せる価値はあると思います)
色々やってみるのはよい事だと思います。一方で、問題視されていることがブロックチェーンで本当に解決できるのかを考えるのも大事だと思います。
「仮想通貨市場の成熟化を待って規制を始めた方が良いという考え」
— ton (@ton960) 2018年7月29日
「仮想通貨の分類方法で合意を」米共和党議員 規制への注力を呼びかける https://t.co/XtG8jq7AFT via @JpCointelegraph
このニュースでは、まだ、仮想通貨が何に当たるか?というお話のようです。
以前から申し上げている通り、デジタルアセットという分類があった上で、その中で現金同等物や証券などのカテゴリに分け、それぞれの担当省庁を決めていくのが良いと考えています。
上から三分の一あたりです。
私の現在のスタンスは上記の記事で説明していますし過去記事も載せてありますので、興味がある方はそちらをご覧ください。
今回のニュースでは、「仮想通貨市場の成熟化を待って規制を始めた方が良いという考え」という点に注目しました。
私の考えは、それもアリだが分類はした方がいいという考えです。
既に規制が始まっており、監督官庁がどのように動くかを決めている現実があるからです。
インフラと人。集まっているところにさらに集まる好循環ができると思います。
— ton (@ton960) 2018年7月29日
カナダのDMGブロックチェーン、仮想通貨マイニング拡大に向け変電設備を整備 https://t.co/y6j9TpWA3Z via @JpCointelegraph
好循環が始まるといいですよね。
慣性の法則を持ち出すまでもなく、好循環が回っているところはそれなりにリスクをとってコストをかけてその地位を築いたわけで、「ズルい」等と不勉強な事は言いません。
ただ、うらやましいな、とは思います。
私の見解を加えるのであれば、おそらくマイニングファームの情報収集出張所のようなところができるだろう、と。
マイニングファームに必要なのは、マイニングを行うための設備投資とランニングコストが安い土地に設備を構える点、そして情報収集です。
どの銘柄を掘るかで収益性は全く変わると思うのです。
なので、その情報収集は開発や規制が最も進み影響が大きいところで行われる可能性が高い。そうなると重要人物は集中することになります。
うーん、開発者が分散するといいのでしょうか?
いや、それは分散という言葉を全として引っ張られた意見かもしれません。
この情報収集という点においては、クラウドマイニングやMaaSの会社もその対象になるかと思います。それらの会社では最終的にどの銘柄を掘るのかというリスクは顧客が負うことになるとはいえ、どのような商品を作るのかは会社の才覚です。
それには情報収集が不可欠だと思うのです。
「BRICS各国の開発銀行は、インフラ金融や銀行商品の最適化において、革新的技術の応用を研究することが可能に」これは熱い
— ton (@ton960) 2018年7月29日
BRICSサミット:参加国の政府系開発銀行、分散型台帳技術の研究で覚書 https://t.co/p8g35TfF9j via @JpCointelegraph
久しぶりにBRICSの名前を聞きました。
ロシアは相変わらず仮想通貨に厳しいんだか優しいんだかがわかりません。
仮想通貨やブロックチェーンの技術を取り入れやすいのは、既存の仕組みがかっちり出来上がった国ではなく、そこスラック(余裕)や隙間が多い国だと思うのです。
BRICSすべてがそれに当てはまるとは思いませんが、比較的取り入れやすい国々だと思います。
先進国でも研究は盛んに行われているではないか?ですか?
私の見解では既存企業がより強くなるために取り入れようとしているか、パテントを取って既得権益を守ろうとしているように思えます。なので、非中央集権という観点からいうと、そうではない。非中央集権が絶対的な善かというと疑問符はつきますが、そもそもが信頼のおける第三者を置かなくてもいい仕組みであったはずなので、それを実現するか否かでいうと、否であろうと思います。
微妙なところですが大事なところなので続けます。
元々の第三者を置かない仕組みを適用するのは、既存の仕組みが緩いところが受け入れやすいと思います。一方で、既存の制度がカッチリと定まってそれでうまく経済なり社会なりが回っている国ではそもそもその仕組みを取り入れる必要性がありません。
なので、既存企業がより便利になるために仮想通貨やブロックチェーンのいいところを取り入れようとしていますし、既存の仕組みでも問題がある点を仮想通貨などの仕組みで解決できるのであれば、受け入れられるはずだと思うのです。
大事なのは、問題点を解決する事であって、仮想通貨を使う事やブロックチェーンを使う事ではないはずなのです。
先進国では制度がかっちり決まっていると記述しましたが、GAFA等に個人情報など大事なものを抜かれている、なんて問題点を指摘する方もいます。それが正しく問題であり、それの解決策として仮想通貨やブロックチェーンが利用できるのであればどんどん利用すればいいし、問題ではないと判断するのであれば、今まで通りで良いのではないでしょうか?
選択肢が増えることが大事で、それは社会が豊かになる事だと思います。
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