かんがえる、かがんでいる人

考えたことをまとめます。

?

仮想通貨ニュース 2018/08/21

f:id:ton96O:20180820000112j:plain

コインポストさんの記事に参考URLが乗るようになっていまして。他人様を評するのもおこがましいですが良い事だなぁと思いました。

 

英仮想通貨関連企業CEO「ビットコインの潜在投資家は約1億人存在、1.3兆円の需要」

オーストラリアで196万人、アメリカで4,232万人、ヨーロッパで5,463万人、

計、「潜在投資家」が上記の国だけで一億人。それが正しいとすると、将来的に一人当たり0.21BTC平均で持つことになる。これは投資家の所持量であって、使うかどうかは分からない。投資としての保有量。

1,900,000BTC(約1.3兆円)もの需要になり得ると分析した。

とのこと。

これは、上記一億人が100ポンド(=14000円)ずつ購入した場合とのこと。かなり控えめな値で、1.4万×1億=1.4兆にはなるので表題が間違っているとも言わない。

ですが、買われて上がってりゃ、価格は上がるわけです。

・100ポンド分の余剰資金をBTCに投資することを前提としているのか
・今、100ポンド分のBTCを投資に加えることが前提なのか

で、話は変わります。

こういう空想話は面白いのですが。

 

仮想通貨市場:トークン価格が平均10%下がると短時間で約9900億円失う

損切りできていないアルトコインは、どうにもなりません。

 

“法定”仮想通貨ペトロが8/20よりベネズエラで導入か:1PTR=60ドルで固定

これが面白すぎます。

ペトロがCBDC(というか、CBCCでよいですよね?)になってしまいました。

ペトロはあくまで新規法定通貨ボリバル・ソベラノの安定を図るためのペッグ通貨として運用される意向だ。

ドルペッグですが、その担保はあるんでしょうか?

同国の月あたり最低賃金は0.5PTR(1800ボリバル・30ドル)にまで引き上げられ、これは現在の最低賃金水準の60倍にも上ります。
この施策には、価格が安定しているペトロを用いて最低賃金を定めることで新法定通貨の安定化を図る意向があります。

???、私にはベネズエラが新規発行しやすい通貨として仮想通貨を選んだだけであって、特に祖霊がは考えていない、仮想通貨業界には悪いニュースに思えます。 

 

Binance社従業員:90%の従業員が仮想通貨BNBで給料を受け取っている

バイナンス、従業員の90%がBNBトークンで給与受け取る | Cointelegraph

 日本のGMOインターネットは今年2月から給与の一部をビットコインで受け取れる制度を導入。上限は10万円で、給与から天引きする形で同金額相当をビットコインの購入に充てる。仮想通貨の普及・発展を推進するのが狙いだと説明している。

 また3月のCNBCの報道によると、米ビットペイの従業員の52%が法定通貨を含まずに全額ビットコインでの給与支払いを選んでいる。また米取引所のコインベースでも従業員の40%が、給与の一部をビットコインで受け取っている。

 投資一般に関して、自分が勤めている会社の株を買うのはお勧めではありません。会社がつぶれた時、資産が全てなくなるからです。

一方で、将来性があるという考えで入社しているのでしょうし、それを突き詰めて考えるのであれば、お勤めの企業にすべてをささげるというのも一つの手だと私は思います。

給料の一部を仮想通貨で、というのは一つのアイデアです。積立投資のようなものなので。しかしBNBで(自社のトークンで)というのはどういう意味を持つのかを考えた方が良いのではないか?と思います。安定したHODLユーザーをかかえることはできそうです、CZにスマートな人だとほめてもらいたいからBNB払いというのはやめた方が良いんじゃないかな?とか思ってしまいます。

この辺り、日本の賃金支払い5原則も変わってくるかもしれません。 現状の仮想通貨払いは、別途規定を結んでの仮想通貨購入委託のような感じじゃないかと推察します。GMOに知り合いいませんし。

 

ソフトバンク:仮想通貨マイニング業界最大手BitmainへのIPO投資報道を否定か

ソフトバンクはアリババに出資したことで中国でも有名なはずです。中国のメディアが先走ってしまったのでしょうか?

日本ではソフトバンク社は携帯電話通信会社としての側面が強いですが、同社は投資会社としての側面を持ち、Uber、Alibaba、Sprintといった世界的なIT企業の主要株主として10兆円の株式資本を保有しています。

 スプリントは最近聞きませんが覚えてます?買収したニュース。

 

米金融大手のキャピタル・ワン、ブロックチェーンベースの認証システムの特許申請 | Cointelegraph

個人データをBCに記録、だそうです。

個人データの管理を自分に取り戻すという哲学はどこかに吹っ飛んだように思えますが、「管理が面倒なので委託する」というのも一つの選択肢だと思います。これは秘密鍵の管理にも言えることで、選択肢が増えただけ良い事だと思うようにしています。一定の人にとっては人に管理される自由が欲しいと思うので。

便利は便利だと思うのです。一元管理されて、自分が公開したい部分を公開したい相手にだけ公開できると。

GDPR的な話はどこに?削除できないでしょう?

 

ETN対ETF:ETFとの違いは?投資家が期待するのはどちらか? | Cointelegraph

コインテレグラフさん、力が入っています。

強調するとしたらここでしょうか?

「しかし、そのもう一方の側面というのは、これらのコモディティ市場がひどく操作されているという主張がいつでもあるということだ。そしてこれらのETFを開始することは、機関投資家コモディティの価格を操作する能力をさらに高めるだけだ。ETFとして取引されている市場だけではなく、もっと大きな範囲で」

仮想通貨の価格操作性についてはよく指摘される部分ですが、この発言はETFになる事への警鐘です。価格が高騰すればそれなりに操作しずらくなると思うのですが、(機関投資家が)枚数を持っている、もしくは既存の大口を対象にしての発言でしょうか?

最終的には、ETFが承認されたら二万ドルを超えられるか?という読者への投げかけになっています。ETNはETFの抽象的な商品だと認識しています。

ETNの種類 - ETNの基礎 - 東証ETF活用プロジェクト 東証ETF - K-ZONE money(ケイゾンマネー)

ETNとETFの違い - ETNの基礎 - 東証ETF活用プロジェクト 東証ETF - K-ZONE money(ケイゾンマネー)

この辺りをご覧ください。

根拠法の違いなどもありますが、分配金辺りが注目点だと思います。
ETNって普通の投資を行っている方、知ってます?私は知らなかったんです。
普通の投資領域で出てこない商品が出てるから仮想通貨が盛り上がる、とは思えません。盛り上がるのだとすればETFが出てからだと思われます。

ざっくりとした感じですと、「まだ上がる材料は控えているので、枚数をためておいても悪くはないかもしれない、しかしそれは塩漬け用だ」と認識しておけばいいと思います。9月末でETFが承認される雰囲気ではなく、今年中にでるのかな?というレベルですので。

 

PwCスイスのブロックチェーン責任者へインタビュー:ブロックチェーン導入でスイスの銀行業界はいかに変革するか?

当社が提供するものは、かなり広範囲にわたっていると考える。税務サービス、保険サービス、エンジニアリング・サービス、ある種のコードレビューなどだ。

ここと、世界的にも仮想通貨は透明性に欠けるという点を抑えておかれると良いと思います。

こちらの話者は監査という言葉を使いたくないようですが、それは世間様の理解を得るしかありません。

PoW仮想通貨のファイナリティが確率的なもの、というのと同じように、監査も絶対的なものではないので、それは繰り返し説明していくしかないのではないでしょうか?

コードレビューでとどまっていていいのかどうか、微妙だと思います。コード管理プログラムへのアップからデプロイまでの一連のフローが自動で誤りがないことに加え、人の手が入らないか、セキュリティ権限のスコープが適切か、ログイン履歴の取得は正常化など、やる事はたくさんあります。(など、に含まれる?そうですか。)

 

?