かんがえる、かがんでいる人

考えたことをまとめます。

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仮想通貨ニュース 2018/08/22

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どなたかがツイートされていました。「無駄なプライドがあるかどうかは「今すぐ丸坊主にできるかどうか」で決まる」。その人に影響されたとは思いたくありませんが、その観点からすると私に無駄なプライドはなかったようです。
他の方からは不評。
しかし、快適。
シャリシャリします。

 

米bitFlyerなど4つの大手仮想通貨取引所が自主規制団体を組織| CFTC委員も重要性を示唆

米仮想通貨取引所4社、デジタル・コモディティの自主規制団体設立 | Cointelegraph

自主規制団体を作る意味合いが何なのか、です。
一つは(主に)官に対するアピールで、「これなら業界における自浄作用が働いている」と、見てもらえるかどうか。
もう一つは多分、参入障壁の作成です。意図的かどうかまではわかりませんが、仲間内で「こういうルール作ろう。新しくこの団体に入ってくる奴はもちろん守らせよう」新規参入者がそういう団体に入らないという事はなかなかできないので、これはカルテルなわけです。
仮想通貨業界が本当に透明性のある、新規への門戸が開かれた業界だと思いますか?
多分、みんな知合いですよ。きっと。(これは独り言です)

 

アップル共同創業者スティーブ・ウォズニアック氏、ブロックチェーン関連企業への参画を表明

スティーブさんはちょくちょくニュースに出ています。

ブロックチェーン関連会社へ参画することを表明。

だそうです。知名度も技術力もある方なのでよろしいのではないでしょうか?

私はもうじき、ブロックチェーンの会社に参画することになっている。「Equi」という会社だ。

投資の側面からも、新技術の興隆という面からも、BCはITバブルをほうふつとさせます。そういう思いがある方は多いと思いますし、そういう記事を読んだ方も多いでしょう。世代が移り変わり、リアルな情報が流通していないのですね。なので同じことが繰り返されるのではないかと思います。

技術に詳しい方が経済学や財務的な面から無理に話をしようとしていると「?」という事は多いです。無理にゲーム理論を持ち出さなくても、言葉で表現すればいいだけですし、結局は二次元の幾何学的な表現になるのですからとことん数理モデルで説明するかというとそうでなかったりします。(三次元のグラフを出されて、インパクトを感じても結局は偏微分で見ていかないと抜け落ちがあったりします)

古典には古典のいいところがあり、今なおそれが読み継がれているにはそれ相応の理由があると思うので、無理に新書を買わなくても良いと思うのです。

有名な古典を読んで、「あれ?この概念は売れてるあの本で書いてたことじゃん!?」なんてことも多々あると思います。

歴史的な整理を含めて、前提条件・背景と(時には提唱した学者の哲学と)を合わせた整理本・分類本は価値があるように思えます。

スティーブさんは、ITの分野で多くの経験をされてきた方なので、その「整理をしつつ新しい分野を進める」という事ができるんじゃないかなぁと思います。
知名度から、人も集まると思いますし。

あ、一つ。

数学が人間よりも優れてる?数学を自然から見出したのは人間の意識ですし、数学では範囲が狭いように思います。いうのであればロゴスではないのでしょうか?

 

ビットコインなどのソフトウェアウォレット英企業:1日5万人の新規登録があると言及

FacebookGoogle、ゴールドマンサックス、バンク・オブ・アメリカなどを始めとする世界的に有名な企業で長い間経験を積んだベテランをヘッドハンティングし、各部門の責任者として招き入れており、

私はここに注目します。

外注やヘッドハンティングは一般にコストが高いです。

同じ仕事ができるのであればプロパーの社員の方が給料が安くて済むのですね。

それでもこれを行っているという事は、それをできる人がいないという事であり、人材市場においてそれは「くいっぱぐれる事のない種」になることを示します。さらにはそういう経験ができ、実績を残すことができる可能性があるのはどういうところなのか、というのは考えておく必要があります。(人脈の面も指摘しておきます。紹介での転職も増えていますので(リファラルに問題が無いとは思いません))

 

中国が第4回「ブロックチェーン格付け」を発表 | 仮想通貨ビットコインは16位から大幅躍進

Komodo(KMD)が前回の10位から3位に。BTCは前回の16位から10位に上昇した。

こういうランキングで重要なのは、継続的に情報を発信し続ける事だと思います。

ポイントポイントのニュースで重要なのは

・当初は観点やその測定方法に関する議論

・落ち着いたら大幅な変動があった事実と、その理由の考察。環境との結び付け

かなぁ、と思います。後者はバイアスにもなり得ますがそこは受け手の情報リテラシーが求められるところです。

何気にNANOが上がって、IOTAが下がっています。DASHもひどいですね。

KMDがZECから分裂した仮想通貨である点が言及されていました。

例えばMONAがLTCから作られたという話など、どの通貨がどこから派生したのかという一覧も面白いかもしれません。

 

中国政府が2020年に導入予定の「社会信用システム」が仮想通貨に与える影響は?

社会信用システムと仮想通貨社会信用システムと仮想通貨インターネットや監視カメラデータを信用スコア化、低評価者に航空機などの利用制限を掛ける中国公安部。

自分がその監視対象だと嫌悪感を感じますが、それでもおもしろそうだという気持ちは隠せません。

SF小説や漫画でよくありそうです。監視社会。これで犯罪の抑制などにつながるのであればそれはそれでよさそうですが、権力が生まれること・プライバシーの面に注意は必要だと思います。

この社会信用システムの、信用度スコアは誰が評価します?

後は

また中国では、その利便性だけではなく、現金に対する信頼性の低さなどから、電子決済の普及は目覚ましいものがありますが、そこから得られる決済情報は、企業がユーザーの信用度を格付けするのに利用し、その信用度に応じた待遇を行っていることが知られています。

ここがおもしろいな、と。現金に対する信頼性の低さがどこからきているのかは書いてほしかったところです。

社会信用システムは中央集権です。クリプトな方は非中央集権の観点から反対するはずです。AirBNBやその他も同様です。情報を胴元が握っていることは変わりなく、それを操作することは可能なのです。あちらを支持してこちらは非難するというのであれば片手落ちです。EOSやリップル社、プライベートチェーンを攻撃するのであれば、当然私企業全てを敵に回すか、現状の制度を再構築する代替案を示して当然です。

私は社会がうまく回ればいいと思う派です。

私は、松平定信が出てきて「田沼恋しき」と嘆くよりは、清水に魚棲まずという言葉を胸にしますですよ。

 

ソフトバンクやバイドゥ、グーグル元社員のブロックチェーン広告ビジネスに出資 | Cointelegraph

広告ビジネスにブロックチェーンです。

アトラスという会社で、ブロックチェーン上のデータを利用するのだそうです。

 フェイスブックと英データ会社ケンブリッジ・アナリティかによる不正データ収集疑惑によって利用者がネット上のデータ管理について敏感になる中、アトラスは、利用者に対してデータをコントロールする権限を与え、利用者が望むデータに限りシェアするという。

この辺りは、まぁ、そうなんでしょうなぁ、と思うのですが、BCが大量データの保存に向いているとは思わないので、どういうフローになるのかが気になるところです。

ライトニングが、超微細な決済をリアルタイムで行う仕組みだと認識していますので、広告にかかるコストをより精密に測るという点であれば便利に使えそうです。

口コミやインフルエンサーが褒めたお店が繁盛した、だから広告料をよこせというのは、イマイチしっくりこないのです。どこからどこまでが誰の影響かなんてわかりません。

広告に代表されるマーケティングは、認知されるのに大きな効果を発揮しますが、それ以上は嘘つき合戦になりがちです。

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こんな感じ。横軸がコスト、縦軸が効果。
最初は時間とお金をかけて消費者に「正しく知って」もらうことで効果が大きく出ます。しかしそれ以上は、きっと別の事にお金を使うか、競合企業の出方をうかがいながら施策をうった方が良いのだと思います。

広告がそういう性質を持つのだとすれば、むしろ、どの位置にあるのかという情報が価値のあるものになるかもしれません。

 

米国境警備局、輸入製品の証明にブロックチェーン導入をテスト | Cointelegraph

貿易関連。コストが高くステークホルダーが多い情報に対してBCは有効だと思います。

データ入力時のオペレーションはどうしましょう?

ミスがあった際のフローはどうなりますか?

 

「どんな請求書も仮想通貨払いが可能に」オーストラリアで取引所と請求書自動支払いサービスが提携 | Cointelegraph

仮想通貨払いは、利確と同じです。「これから上がるかもしれないものを使わない!」という人の主張は理解できますが一方で「これから下がるかもしれないものは使っておこう」とも言えると思います。

思うところあって、枚数を貯めている方は使わなければいいだけなので、使途が増える分には問題ないのではないでしょうか?

 「未来を先取りして我々が目撃しているのは、あなたが好きだろうがなかろうが、これが我々の日常生活の一部になるということだ」

仮想通貨払いが、ですか?何に使うかによると思います。

 両社は今後、国外の規制当局からの承認を受けて、海外にもサービスを全面展開することを目指しているという。

これができてから本番です。国境をまたいだ送金は仮想通貨の得意分野だと思いますので。

 

ノーベル経済学賞のクルーグマン教授「ビットコインは金より有用」 | Cointelegraph

 またビットコインのユーティリティを法定通貨フィアット)と比較すると、主要な問題はBTCを送金するためのトランザクションコストだと、クルーグマン氏は指摘。トランザクションフィーが削減されれば、仮想通貨への懸念は払しょくされるだろうと述べた。

無くなったら、だれがマイニングするんですか? 

送金料を払う事こそが、BTCが我々の通貨、発行主体のいない、中央管理者のいないというフィロソフィーの最後の砦でしょう?

なんてことをちょっとだけ思います。

2013年12月には「ビットコインは悪魔」というブログ記事を投稿。

Bitcoin Is Evil - The New York Times

これでしょうか?デビルじゃなくイービルだと思うんですが。

念のためググりました。

evilとdevilの違い -evilとdevilの違い上記の二つの単語は両方とも「悪- TOEFL・TOEIC・英語検定 | 教えて!goo

前もどこかで書いたと思うのですが、(多分仮想通貨ニュース)evil単体で悪魔にはならないと思うのです。文化に根差した道徳的な悪という意味合いだと思いますです。

 

日本初のブロックチェーン投票がつくば市で開始、つくば市長「将来は宇宙から投票も」 | Cointelegraph

 ネット投票は、つくば市に設置された専用の投票用のパソコンに接続されたカードリーだーにマイナンバーカードをセット。認証画面で電子証明書の署名用パスワードを入力して本人確認を行い、投票画面でプロジェクトを選択する。

 うおお、ドキドキしますね。

ですが、賢い人が考えたことですし、事情もあると思うのでこれが多分ベストだったんでしょう。

パブリックチェーンは国家レベルが動けば簡単にノードを乗っ取ることができる、なので投票に関してはプラが。というブログ記事をどこかで拝見しました。(うろ覚えです、間違っていたらすいません)

プラだったら余計に乗っ取りやすいですよね?

違いますでしょうか?

 つくば市の五十嵐市長は「ネット投票と最大の課題は情報の信頼性。本人確認と改ざん防止の仕組みがカギとなる」と指摘し、マイナンバーカードとブロックチェーンを組み合わせることで、この課題に対応できるとしている。

マイナンと、(種類問わない)BCを信頼しきっているように思えます。うおお、ドキドキする。 入力間違いとかどうするんだろう?上書きですか?そこでまた本人確認ですか?

また将来的にネット投票が本格化すれば、コスト削減も期待できるとしている。五十嵐市長は「開票作業にかかる人件費は、数千万円にものぼる。ネット投票が実現できれば、劇的なコスト削減にもなる」と話す。

これは間違いないです。人間様がやる作業ではありません。
まだテレビ番組に開票速報が流れて、開票率50%とかやってるんですよね?
今、江戸時代か何かですか?

 今回の実証実験を企画したVOTE FOR(東京都港区)の市ノ澤充社長によれば、今回のブロックチェーンは3つのノードを設置。それぞれのノードのデータを記録し、データを検証する。市ノ澤社長は「今回は小規模な実証実験のための最小のノード数で行った」と説明する。

 三つですか、そうですか。三つですか。

ある方が「Dを非中央集権と捉えているとすればピュアすぎる」とツイートされていました。分散のDなら良いでしょうか?

と、非中央集権は現実的に無理だから、分散化で少しでも権力をそぎ落とすというのが社会とのバランスを取った現実案だと思うよ、という事だと思うのです。

三つで分散化、ですかねぇ?検証なので今回は良いのでしょうか?

 つくば市のネット投票は、つくば市役所に設置した専用のパソコンでしか行えない。これは「マイナンバーカードの認証や、データの暗号化をするためのプログラムが重く、誰でもダウンロードして手軽にできる状態ではないため」(市ノ澤氏)。また処理にも5~6秒ほどの時間がかかる。今回の実証実験を受け、アプリを通じてスマホやパソコンから手軽に行える仕組みも作っていきたいとしている。

 これは、仕方ないですよね。いろいろとご事情もあるでしょうし。
お年よりも、選挙の時くらい散歩もこみこみでいいかもしれません。
ただ、足が不自由な方とかは気の毒な話で、進めていただければな、と思います。

移動が困難だから、という理由でいろいろな権利が実質的にはく奪されるのはよくないと思うのですね。

つくば市にはJAXAもある。将来的にブロックチェーンを使って宇宙から投票できるようにもしたい」と意気込む。

 言葉尻をひっ捕まえてすいませんです。

宇宙ではイスラム教徒も、「お祈りは余裕があれば、でいいよ」というお達しが出たようなところです。投票も糞もないでしょう?それとも、特に何も考えず悩まず比較せず、投票できればそれでいいと?それはダメですよ、投票するのは、相手がどういう事を考えていて何を公約として掲げて、現状どのドメインで何が問題となっているのかを考えた上でそれを表現する行為です。情報の取得と送信(投票)、二つで一つです。

 ただ今後ネット投票を実施する上でも課題は残る。五十嵐市長は「本人確認のためにマイナンバーカードを使用したが、マイナンバーカードの普及率は未だ10%台。また本格的に選挙で使うとなれば、セキュリティのシステムの構築や、管理者の信頼性なども解決する必要がある」と話す。

仰る通りです。生体認証いかがっすか?

 

SIMスワップとは何か?:携帯番号詐取し仮想通貨盗難、米国では通信会社への訴訟に発展 | Cointelegraph

 SIMスワップとは、T‐モバイルのような通信事業者を使って、標的の電話番号をハッカーが持つSIMカードへ移転させる行為だ。

データへのアクセス権の問題、というわけではないですか?

「皆、彼らを使ってる(...)(通信事業会社に勤めている)誰かに金を稼げると言えば、やってくれる」

 この問題は根深いです。やる奴はいますよ。マジで。

何らかのシステムを利用していれば、例えばクラウドで顧客情報を管理していれば、クラウドDBを管理している人には筒抜けなのは、大丈夫ですよね?そのサービス提供者がその気になれば、どこがどういう動きをするのかを察知できますよね?M&AならDDの結果だって知り得ますし、官公庁の入札なら最低落札価格だって知り得ますよね?

判例になるか?という点は注目点だと思います。

もしかすると新しいやり方管理方法が発達してその判例は歴史になるかもしれません。

 

東京依存に終止符、ブロックチェーンが地方創生を促進 〜熊本ブロックチェーンカンファレンス基調講演に地元も大注目、地方創生の可能性を探る - 仮想通貨 Watch

熊本弁でプレゼンなさったという事で、それはプレゼンターとして素晴らしいなと思いましたです。

さて、

地方創生というのは、今の私の考えだと非常に政治的な響きに聞こえます。

国や大企業から権利を取り戻すというのが仮想通貨の哲学であるのであれば、その対義語は個人であるはずなのです。

ところが、国の対義語としての地方が出てきてしまっている。国の支配から地方の支配に移っただけで、支配という本質的な部分は何も変わっていないと思うのです。

官には官の役割があります。必要とされる官になるにはどうすればよいのか?という視点が重要なはずです。決して、ブロックチェーンで国の支配からの脱却を図れるというわけではないと思うのです。

そこに熱狂する人がいるとすれば、地方自治体の職員でしょう。自分たちに利権が回ってくるのですから。

国民、県民、市民である我々からすると、どこかに支配されているか、それとも権利を取り戻した状態かのどちらかのはずです。

コンソーシアムチェーンがお茶を濁したプライベートチェーンであるのと同様の感がします。

地方が何かやるとすればそれは個人の管理でなく、別地方との協働であればフェアだと思います。

支払いもトークンで行えば、報酬を月末締めにしたり、銀行を経由したりする必要もなかとです」

リアルタイム決済は同意。銀行経由ではなくともどこかのタイミングで第三者に換金する必要はあると思います。

平野氏は、こうした仕組みをさらに加速させるのが、契約履行の自立自動化だとも強調した。

こちらも同意。契約に関連するサービスが新しく発達すると思われます。それはリーガルチェックだけでなく、より戦略的な内容。(例えば民法では契約日が白紙であればいつでも履行を請求できるなど、例が稚拙で申し訳ありませんけども。)

 また、ICOについても「今までのような証券会社や銀行がいないとできなかった中央集権型の資金調達とは違う形で、非中央集権型の資金調達ができる。中央でしか資金調達できないということを打破していくことができる可能性がある」とし、イノベーションにつながっていくのだと述べた。

 あん?

熊本だから言いますが、熊本の人はそれが得意。熊本弁を使っていると、1日に何回かは『たい』って言いますよね。これからも、どんどん熊本弁を使ってください。『たい』で進める。これが大事です。同じ事でも言い変えだけでも気持ちが変わります」

上手いですね。「したい」の「たい」と、方言の「○○ったい」。

これが、最初の熊本弁での講演につながる。素晴らしいです。

αでありωでした。

 

イーサリアム共同創始者「技術革新とバブルには相関性がある」 | ビットコインの最新情報 BTCN|ビットコインニュース

今後は決済スピードなどが飛躍的に伸びると予想している。そこで同氏が期待を寄せているのがセカンド・レイヤー技術だ。

セカンド・レイヤー技術は、ブロックチェーンのスケーリング問題の解決策として注目されており、イーサリアムではRaiden、ビットコインではLightning Networkといったプロジェクトが動いている。

 その点辺りは、先述の通り、P2Pのリアルタイム決済であり、超微細な決済が可能であればこの場合「小は大を兼ねる」が成立するので重要な技術だと思います。

 

ま、それとは別にETHの価格が上がってくれると嬉しいな、と思います。

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