かんがえる、かがんでいる人

考えたことをまとめます。

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Next Shiftさんのカンボジアマイクロファイナンスファンド1号償還について

まずは、おめでとうございます。

私はこちらに投資していません。

いいですね。大方9%ですか。

 

Next Shiftさんについては過去記事でも書いています。 

ton96o.hatenablog.com

ton96o.hatenablog.com

私がこちら様に、特に思い入れがあるというわけでもなく、お金をもらってるわけでもなく。

どこかの誰かが、いつか、Next Shiftさんを利用するときの参考になればうれしいです。

 

----------------(‘ω’ っ )3

 

さて、コメントの通り、予実の差が大きすぎるのでメールで問い合わせてみました。

ネクストシフト様

お世話になっております、****と申します。

本日は表題の件に関しまして、伺いたいことがあり、メールいたしました。
急ぎではありませんので、お時間のある時にご返信いただければと思います。

さて
>運用実績としても、目標利回り5.0%(年率)に対して実現利回り8.72%(年率)を達成しました。
>
とのこと、こちらに投資をしておられた利用者の方、ネクストシフト様、そして借り手の方
おめでとうございます。

私はこちらに投資をしていないのですが、
今後引き続きネクストシフト様を利用するにあたり、少々疑問に思う点がありました。

なぜ、
3.72%も目標と実績がかけ離れたのか、という点です。

今回はプラスに振れたので、誰からも文句はないでしょう。
しかし、この内訳次第では、5%の案件の実績が最悪1.28%になることも考えられると思います。

1)目標との乖離の内訳は?
2)それはコントローラブルなものなのか?利用者が貸し手として今後も覚悟をしておかなければいけないリスク(振れ幅)なのか?

例えば、為替の影響という事であればアンコントローラブルなものですので、
今後は為替予約をするものや直接米ドルやユーロでの運用を考えている、
などという具合に、事情と今後の展望をご教示いただければ幸いです。


以上、失礼いたします。

 こんな感じで問い合わせてみました。

次の日あたりでしょうか、メルマガが届きまして運用報告書を閲覧できたのですね。

逆に言えばHP上での第一報では運用報告書を確認できませんでした。

(今は違います。もしかすると私の記憶違いかもしれません)

 

カンボジアマイクロファイナンスファンド1号が償還されました | Nextshift

PDF直リンクははばかられましたので、リンク先からご覧ください。

私の懸念通り、為替の影響であり今回はたまたま上振れしたようです。

 

というわけで、改めてメールをしました。

ネクストシフト様


お世話になっております、
先日質問メールを送付いたしました、****と申します。

 

本日、ネクストシフト通信 No.24 から 運用報告書を拝見致しました。

大まかな要因として、為替、ドル円の円安によるものとのこと
納得いたしました。

振り回しているようで申し訳ありませんが、
もし、他の要因などがないようでしたらご返信いただかなくとも結構です。

あえて言うのであれば、
HP、償還ニュースの部分に運用報告書を乗せる
または、
ニュースの中で為替の動きも伝えておく
という施策を取っていただければ誤解も少なくよろしいのではないかと思います。

御社のマーケティング施策と言いますか、盛り上げた結果の通知を発表したいという理屈はわかるつもりではありますが
その内容が不鮮明であれば、私のように、
「説明が不足しているのではないか?」
「説明できないようなイレギュラーが起こる案件なのか?」

かえって疑念を抱く人もいるかと思います。

一利用者の提案・要望としてお伝えいたします。

以上、失礼いたします。

ネクストシフト通信 No.24というのが、メルマガのことです。

運用報告書のリンク位は張っておくほうが、フェアな感じがしていいと思うんですよ。

 

と、為替の影響も甘受せねばならないのだなぁ、と思っていたところ、ネクストシフトさんからメールをいただきました。

 

****様

平素より、Nextshift Fundをご利用いただき誠にありがとうございます。

カンボジアマイクロファイナンス1号の償還につきまして嬉しいお言葉をいただきましたことお礼申し上げます。

ご質問への回答を下記の通り申し上げます。ご意見にお応えできるよう懸命にサイト運営に努めて参ります。


1)目標との乖離の内訳は?

為替の影響です。融資先から元本の満額返済および予定額の利息を受領し、また、運用開始時点で1ドル=107.15円水準であった為替レートが、その後円安ドル高傾向となり運用終了時点では1ドル=111.54円となったことも実現利回り8.72%(年率)達成の要因となっております。


2)それはコントローラブルなものなのか?利用者が貸し手として今後も覚悟をしておかなければいけないリスク(振れ幅)なのか?

例えば、為替の影響という事であればアンコントローラブルなものですので、

今後は為替予約をするものや直接米ドルやユーロでの運用を考えている、

などという具合に、事情と今後の展望をご教示いただければ幸いです。

→仰る通り為替の影響ですので、現在為替ヘッジ付やドル建ての商品を検討中です。

また、為替の影響を抑制するため、期間を分散して複数の案件での運用をお勧めしております。

引き続きよろしくお願い致します。

 

以上、回答とさせていただきます。

 

 

お客様の貴重なご意見を拝聴し、ご利用者様にとっての利便性を高めてまいります。

今後ともネクストシフトファンドをどうぞよろしくお願いいたします。

ご不明点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

Nextshift Fund

customer@nextshift.jp

ネクストシフト株式会社

鳥取県八頭郡八頭町見槻中154-2隼Lab.

文字装飾は私のものです。

改めて、丁寧な回答をいただきました。

この場を借りてお礼申し上げます、ありがとうございます。

 

クラウドクレジットさんでも、為替ヘッジは行われておりますし、以前過去記事で紹介したように 

ton96o.hatenablog.com

外国へのソーシャルレンディング事業を行う際には、現地通貨での運用、すなわち、米ドルで運用するので貸し手は米ドルを投資する等、を目指していく流れになるようです。

こちらはすでにクラウドバンクさんが成立させています。

 

上記過去記事でも書きましたが、外国通貨であれ日本円であれ「お金を預かる」こと自体が微妙と言えば微妙です。

なのでデポジット口座を排した運用をしている事業者がおり、特にSBISLさんでは徹底されています。

(個人的にはデポジット口座があった方が便利ですし、SBISLさんの利息まで手数料あちらもちで振り込んでもらうと、ありがたいことはありがたいのですが、その分何かをどうにかできるだろうと思ってしまうんです。泉ガーデンにオフィスを構えるのもなんだかなぁ、と思っています) 

現物としての外国通貨を資金移動させるとなると、なかなか手数料がかかるようです。

SMBC信託銀行さん辺りが使いどころなんでしょうか。

ただ、口座維持手数料が必要ですし、口座維持手数料が0円になるには一定の金額を預けておかなければなりません。

ネクストシフトさんは現状、デポジット口座というより投資案件に予約をして振り込みを行うという手順で投資を行います。

 

というわけで、ネクストシフトさんで現地通貨建て投資を行うのは為替ヘッジの案件を行うよりもハードルが高そうです。

私の予想としては、クラウドクレジットさんの例を踏襲し、まずは為替ヘッジ案件が組成されるように思います。

 

さて

米中の貿易戦争が長引くかもしれません。

2019/06/03現在、米ドルは108円。

これを円高とみるかどうかは個々人の判断次第ですが、円高とみるのであれば為替分のリスクを取って利益の上乗せが図れるかもしれません。

特にネクストシフトさんに投資をせよ、と言っているわけでもないので、上記はクラウドクレジットさんやクラウドバンクさんの米ドル案件にも当てはまります。

 

ではでは。

 

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