クラウドクレジットさんが、インパクト投資の観点からレポートを書いています。
インパクト投資の結果どのように役立ったのかが書かれています。マイクロローンは難しいでしょうが、こういうレポートがあり、最終消費者の感想などがあると
— ton (@ton960) 2019年10月12日
社会インパクト投資レポートvol.1:「インドネシア小水力発電支援ファンド」シリーズ|CROWD CREDIT|note(ノート) https://t.co/WvlVunQPNe
ご返信ありがとうございます。
— ton (@ton960) 2019年10月12日
御社は、ただの金融ではなく社会インパクト投資を打ち出しておいでです。
それを目当てに御社の商品を選択した方にとって、このレポートは非常に価値があると思いますし、「将来の」御社の投資家にとっても同様だと思います。
今回はそちらについて書きます。
脱炭素にもろ手を挙げて賛成するには材料が少ないように思います。
加えて、具体例が増えると嬉しいな、と思います。
後者は今後、プロジェクトが進むにつれて画像や映像を使って情報発信するといいのではないかなぁと思います。
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まず、私の投資スタンスを明らかにしておきたいと思います。
私は基本的にESGsやSDGsに傾倒はしていません。
似たような概念は昔からあります。
現状は、概念は同じくして用語が新しいものにすげ変わっており、広く民衆は流行り言葉として一気に取り上げ、忘れ去った結果だと思っています。
それが復興したのは、善意や道徳心ではなく、必要に迫られたからです。
それが経済的な何らかの利権なのか、農作物や畜産、健康被害・環境被害などによるものなのかは知りません。
加えて社会インパクト投資というものは、商品設計として、貯蓄型保険と似たような雰囲気を感じます。
貯蓄型保険が貯蓄と保険が一緒になってしまっているのと同様、寄付や応援と投資が一緒になってしまっている、ということです。
そもそも、金融はそれが成立するだけで社会貢献です。
社会インパクト投資は、そこに寄付や応援が密に加わっています。
それが良いいところでもあり、悪いところでもあります。
FPが家計の見直しで貯蓄型保険を掛け捨てに変え、毎月の支出を減らすことを提案するのが王道であるように、投資対象もシンプルなもので良い様に思うのです。
そして寄付なりなんなりは別にしましょう。
寄付金控除について|国際協力NGO ピースウィンズ・ジャパン
こちらのように、年末調整で寄付金控除が使える団体もあります。
商品設計と、自分が応援したいものが重なっていれば利便性が高い商品と言えるでしょう。しかし多くの場合、設計は疎結合であるべきだと私は考えています。
寄付や応援部分と投資部分がブロックとして分かれており、個々人が判断してそれを自分のスタイルに応じて組み合わせる、そちらの方が良いように思います。
これは、カスタマイズの楽しみではなく多様性の確保です。
なので、私はインパクト投資という概念自体にそこまで共感していません。
クラウドクレジットさんが聞くとがっかりするかもしれませんが、私としては
・滅多に投資できない外貨(モンゴルトゥグルグなど)への投資が可能である事
・それにより分散が図れること
・既存の実績から、投資商品としてパフォーマンスが期待できること
これら、投資商品としての側面が大事です。
そして最後に、スタンスがぶれているように感じると思いますが、
・海外の困っている方への金融である事
も投資する理由になります。
最後の点は補足説明をします。
投資商品としてリターンが同じであれば、より困っている人にお金が回るといいなぁと思うのです。
それを実現しているのが、クラウドクレジットさんの商品です。
「社会インパクト投資だから投資しているわけではない」というスタンスは、「社会インパクト投資だから投資しない」というスタンスとイコールではありません。
世の中は、0か100かのような単純な構造にはなりにくいように思います。
投資商品として魅力があるのであれば、お金が届く先は自分以外にも多くのリターンを望める投資先が良い。
そう考えるのは普通で一般的だと思います。
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というわけで、私は基本クラウドクレジットさんの商品を投資商品としてみています。
以降、
社会インパクト投資レポートvol.1:「インドネシア小水力発電支援ファンド」シリーズ|CROWD CREDIT|note
こちらの、社会インパクト投資レポートに対して思うところを書き進めていくのですが、社会インパクトというものに拘っていないからこそ書けるものはあると思っています。
例え話をします。
ある人の人物像を知りたい人がいるとします。
どういう人に尋ねるのが良いでしょうか?
その人の親友など身近な人が良いでしょうか?
それはそれで、確かに、その立場だからこそ知りうる情報を得られるでしょう。
では、敵対的な人に聞くとどうでしょうか?
敵愾心を持つ人から、それでも認めるような部分を耳にするのであれば、それはかなりの美徳だと思われます。しかし、余計なことを吹き込まれる方が多く客観的な意見を耳にする方が少ないでしょう。
私は、その人とあまり距離が近くない人の話を聞いてはどうだろう?、と思います。
親しい人も敵対している人も、その人に対して主観が強くバイアスがかかりやすいという点では適切な意見を求めにくい様に思います。
利害関係のない他人が言及するのであれば、それは客観性を持った意見といえるのかな?と。
これはこれで穴があります。
が、重要だと思うのは、思いが強い人の意見だけでなく、それに距離を置いた人の意見もそれはそれで大事なんじゃないあかなぁ?という点です。
今回の話に当てはめるのであれば、先述の通り。
社会インパクト投資に拘泥していない私だからこそ、社会インパクト投資を打ち出す企業のレポートについて、書けることもあるのでは?
ということになります。
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というわけで、本題です。
長かった。
今回のクラウドクレジットさんのレポートは大きく三段落に分かれます。
1;SDGsと小水力発電
3;当該商品がもたらす影響
1,2は特に思うところはありません。
3については多少疑念が残ります。
脱炭素自体に私は微妙な感想を持っているからです。
具体的に言えば、
温暖化は地球の気温サイクルの影響ではないのか?人類が影響を及ぼせる程我々は力があるのか?
よしんば、そうだとして、それは我々が生き延びていくために必要な環境保護であって、我々が環境を保護してあげるというのはおこがましいのではないか?
0から市場を作り出しているように見えます。環境のことを考えて、という言い分は純粋で聞こえは良いのですが、人間が地球をどうこうできるという考えはおこがましい様に思います。
— ton (@ton960) 2019年10月11日
What is ZEV? | Union of Concerned Scientists https://t.co/Gb8in24LaZ
炭素、CO2であろうが、それがどこまで温暖化に影響しているのかは解明されているのか?CO2排出権という市場を作り出したのは金融システムという観点からは興味深いが、環境保護の観点から見るとビジネスではないのか?各国の力関係でどうにでも変わる事ではないのか?
こちらの方は、温暖化ビジネスというものを知るか、せめて想像してみるといいと思います。
— ton (@ton960) 2019年10月11日
不都合な真実の不都合な真実とか、いかがでしょ?
脱炭素も、それを経済活動の一つとみるのであれば致し方あ
ノーベル平和賞 グレタさん受賞逃し若者からは落胆の声も | NHKニュース https://t.co/1AzA2W1heJ
脱炭素がビジネスの観点から「それを前面に押し出せば売れる」という時期を超え、「そうでなければ非難を受ける」という時期に達しているように思える。ならばビジネスであることを念頭に置いて脱炭素に取り組むべき。
廃棄もそうなのですが、最終的には利益最大化が図られるように思います。世論やブランドイメージに与える影響との比較考量というとドライすぎますか?
— ton (@ton960) 2019年10月11日
セブン、低収益店に月20万円支援、24時間営業維持へ:日本経済新聞 https://t.co/eXWrdJNHq5
What is ZEV? | Union of Concerned Scientists
カリフォルニアのZEVは、州の皆さんの意識がそちらに向いているのでしょう(意識が高いとは思いません)
再エネにあまり共感をもちません。
— ton (@ton960) 2019年10月7日
ずっと改善を続けている分野でありゴールが見えません。
環境が重要なのはもちろんですが、CO2削減がどこまで寄与できるのか、と。中国の太陽光技術革新を見ているとむしろ政
再生エネ売買、ITで効率化 富士通など民間主導で:日本経済新聞 https://t.co/bxotBRLvmB
最低賃金から金融危機まで ノーベル賞で学ぶ経済学 :日本経済新聞
ノードハウス氏は活発な経済活動が二酸化炭素(CO2)の排出量などを増やす副作用に注目した。地球温暖化が進めば、異常気象や耕作の不良によって成長そのものも損なわれる。ノードハウス氏は、成長の副作用としてのCO2の増加を「コスト」や「価格」で測る手法を生み出した。それまでも科学者が環境問題に警鐘を鳴らす動きはあったが、同じ「経済」という土俵で地球温暖化を語れるようになったことは、後の国際交渉などに大きな影響を与えた。
環境破壊が我々の生活に悪影響を与えるのは賛成しますが、生活を守る=脱炭素である、という結論は、いささか短絡的ではないかと。
太陽光も現在はコストが高すぎます。昔からそうです。なのに太陽光発電が喧伝されているのはなぜなんでしょうね?
【図解・経済】太陽光パネルの世界出荷量シェア推移(2019年2月):時事ドットコム
中国の太陽光パネルはコストの低減が進んだんでしたか。それはなぜなんでしょうね?
不都合な真実の不都合な真実的なリンクを張ろうとしましたが、私自身が反「脱炭素推進」「脱炭素原理主義懐疑」というバイアスがかかっていると思いますので止めておきます。
ゴアさんの不都合な真実は微細な誤りはあるが、概ね科学的見地から合っているという意見もあるようです。
というわけで、脱炭素を手放しで良いものだとするには材料が少なすぎるように思います。
この辺りはあまり深堀りしても仕方ないんでしょうか?
脱炭素を金科玉条とするのではなく「その見地からもビジネスとしてイケてるよ」くらいの方が、私としてはノリやすいです。
あとは、具体例です。
レポートより引用します。
トバ湖一帯は観光業が盛んな地域であり、安定的な電力が届くことで、現地の産業の発展(観光業・飲食業の事業収入増)や住民の生活環境の改善(夜間に電力が利用できることによる、子供の教育レベルの改善・内職による収入向上)が期待できます。
多くの人間は抽象的な概念よりも具体的な事例の方が頭に入りやすいように思います。
なので、こちらのような事例があると「広く世界に意義のある投資をした」という実感が湧きやすいように思います。
電力はインフラの中の最たるものです。日本で天災が続き停電が相次いでいる昨今、それを実感する方も多いでしょう。
しかし、現在の日本国民は電気がある状態からない状態への実感がある一方で、電気がない状態からある状態への変化は実感できない人が多い様に思います。
安定的な電力が届くようになって、生活がどのように変化するのか。良くなったのか。良くなっていくのか。
社会インパクトを期待して投資をする人は、そのあたりを詳細に知りたいのではないかなぁ?と想像します。
今回は投資レポートVOL1とのこと。続報に期待します。
あ、あと、カメルーンの件、早めに、そして私が得するように解決してもらえると助かります。
【月次のご報告】カメルーン・ファンドにおける国外送金手続きにつきまして(2019年9月)|CROWD CREDIT|note
このあたりが片付くと、次は外貨建ての投資案件の組成でしょうか?
ではでは
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