お客様は神様です。
そんな言葉がありまして。
文章からわかる通り、これは売り手側の言葉であって。顧客を大事にするぞという意気込みを込めて言っている言葉なのですね。
私の理解では、昔は売り手側の立場が強く、それを是正するために売り手側が顧客に寄り添うように、自戒を込めて言うようになった言葉です。
三波にとっての「お客様」とは、聴衆・オーディエンスのことです。また、「お客様は神だから徹底的に大事にして媚びなさい。何をされようが我慢して尽くしなさい」などと発想、発言したことはまったくありません。
と明記されています。
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私もお仕事をいただく立場です。
四角四面に「契約書に書かれているここまでしかやりません」とはなかなか言えません。
多少は融通を聞かせているつもりです。
しかし、そういうことをすると世の中では舐められるわけです。
そういう変な相手は顧客ではありません。
「御社のようなレベルが高いところでは私では能力不足ですので、どうか他をお探しください」と、丁重にお断りします。
お客様の紹介でお仕事が来ることもあるのですが、似たものは集まるようで。
変なところが紹介してくるところは、変な方なのです。
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少し前に問題になっていました、居酒屋の無断キャンセル問題。
それとスコアリングを絡めると、無断キャンセルを繰り返す人は予約すらできなくなるという予測はしていました。
現在はそもそもの予約が来ない程景気が落ち込んでいるようですが。
このスコアリングと絡めるという手法は、飲食店の予約に限ったことではなくいろいろなことに応用できるはずなのですね。
仕事を一緒にしてお互いに評価をして、それが公に晒される。
内容は詳細に書けないかもしれませんが実現すれば、能力不足の場合はそれに見合った仕事しか来ないでしょうし、受注する側も受ける側も態度が悪ければそもそも仕事を選べないということがありそうです。
もっと言ってしまえば、小売業においてもスコアリングができるようになれば、店側として歓迎しない客に対して低評価が付く、なんて未来も考えられます。
そうなると、お行儀が悪い人は外食ができなくなりますね。
低評価の客を受け入れざるを得ない店も出てくるでしょう。
そうなると、低評価の人同士、高評価の人同士で、物理的な距離は近くても分断された社会で我々は過ごすことになるかもしれません。
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スコアリングが浸透した社会では、お客様であっても行儀良くしないとブラックリストに載ってしまい、どこにも相手にされなくなるかもしれません。
お客様は神様かもしれませんが、神様はきっと、お行儀がいいと思うのです。
ではでは。
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