武漢肺炎がらみについて書くのはいささかためらわれます。
しかし、現状を鑑みるに、体験談を乗せておくことはそれなりに意味があるだろうと思い筆を取ります。
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先日2020/07/17金曜日、YAHOOニュースで厚労省が「唾液でPCR検査ができる、負担が少ない」というニュースを見まして。
詳細が分からなかったので市に確認をすることにしました。
「もしもし」
「はいはい」
「はじめまして、YAHOOニュースを見まして。今日から唾液でどこでも検査ができるというニュースを聞いたのですが」
「確認しますので少々お待ちください」
~待ち~
「すいません、市としても都道府県としても、情報が下りてきておりませんで」
「なるほど、やって良いかどうかはわからないんですね」
「体調がお悪い?」
「いえいえ、元気です。
ただ、検査に対して自治体としてのスタンスがどうなのか、現場の込み具合というか、負担がどの程度かわからないもので問い合わせをいたしました。
先日の流行時は「医療崩壊」という言葉もありました通り、マズそうな人が確認のために検査を受けるという事で納得していたのですが、根本的には多くの検査を行うべきだと考えています。それをやるかどうかは現場のバラナンスの問題で。。。それは私にはわからないのでお電話いたしました」
「なるほど、では、都道府県のHPに最新情報は更新されるので、そちらを確認していただけますか」
「いま、電話をかけているこの番号は、市のHPから確認したんですが、都道府県のHPの方が?」
「はい、都道府県のHPでお願いします」
「わかりました、確認させていただきます。
現状、熱やセキもなく、元気であれば検査を受けない。都道府県のHPを確認する、ということでよろしいですね?」
「はい、自覚症状があればいつでもお問い合わせください」
「良くわかりました、ありがとうございました。失礼します」
「失礼します」
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金曜日の会話です。
私のスタンスとしては、
こちらの先生、2分のところから始まるように設定してます。上手くできてますでしょうか?(私の環境ではできています)
エピセンターという新しい言葉が出てきましたが、大事なのはまずいところ、集積地とそれ以外を分ける為に検査をしなきゃならん、ということですね。
素人ながらその認識はありましたので、コスト低く検査ができるのであればやったほうが良いの妥当な、と問い合わせに至りました。
「以前、検査はのべつまくなしやるもんじゃない」と主張していたじゃない??
こういう理屈があるからです。
他人様のコンテンツを引用してばっかりで恐縮ですが、わかりやすいので。
上記を要約しますと、条件付確率のことを言っています。
検査は「この人はり患している」「していない」を100%峻別できない、と。
「かかっているのにかかっていない」「かかっていないのにかかっている」と間違えることがある、と。
その確率の具体的な数値は動画をご覧ください。
その確率は意外なほど低いものです。
では、その確率を上げるには?
検査対象の、「かかっているであろう可能性を上げる事」逆に言えば「マズそうな人だけを検査する事」確認のための検査という事ですね。
それは医療崩壊を起こさないために重要な事であったように思います。
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医療崩壊を食い止めることがなぜ重要かといえば、人の生死にかかわるからです。
私たちが「自分が安心したいからちょっとだけ、融通を聞かせてくれませんか?」という人手まで、それが何万と集まれば、救われるはずだった命が救われなくなるかもしれません。
医療現場に疲労がたまるかもしれません。
業務フローには、ボトルネックというものがあります。そこのスピードが全体のスピードを決めるところです。
素人考えでは、それが医療現場なわけです。
だから、明らかに医療現場がマズそうなときは検査は必要な分だけ、現状検査をやれる余裕が出てきたのであれば、ヤバい集積地を探し出すために必要
いかがでしょう、ご納得いただけますでしょうか?
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素人・門外漢・浅慮な人間が、特に生死にかかわるような事を適当に情報発信するのはためらわれました。
一つの実際にあった実例として、ご参考になればと思います。
結局は、今はまだ都道府県の情報発信を待つ段階という事になります。
YOUTUBEで引用した先生も仰っていたように、これらは指揮系統のとれたトップダウンで行う問題です。都道府県の動きが遅いと思う方は、組織の論理を冷静に考え得ていただくと、「そう、無茶な事も言えない罠」と思われると思うのです。
「どんどん検査を受けてください」
という状況になれば、私はすぐにでも検査を受けに行きます。
自分の為、周囲の為、エピセンターを見つけるためのデータを採取してもらうために。
ではでは。
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