かんがえる、かがんでいる人

考えたことをまとめます。

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最適化のジレンマの話

このブログ、これだけ放っておいてもお勧め書籍の紹介を書いているとアマゾンの紹介料が入ってくるようで。もちろん少額なんですけども。

そう考えるとなんだか申し訳ないので、少し面白い話を書きます。

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2020/11/29現在、最適化のジレンマでググっても、それそのものは出てきませんでした。なので、「最適化のジレンマ」は私の造語と言っても差し支えないかと思います。

優秀な人がそうでない人に負けてしまう話です。

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優秀な人は賢くて能力がありますので、外部環境に適応します。おかれた立場で利益の最大化を図るのですね。それに劣る人たちは適応できないか、適応度合いが低いので、優秀な人より稼げません。ざんねんむねん。

ですが、外部環境の変化が激しい事を前提とすると状況が変わるのです。

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優秀な人は賢くて能力がありますので、外部環境に適応します。外部環境が変わってもそれに適応できてしまいます。なので必死に食らいついて疲弊してしまいます。

一方で、そうでない人たちは早めにそこそこで諦めます。そうすると適応に要するコストを払わなくていいのでその分得をします。

さらに、外部環境の変化が激しいので、ある環境で稼げる状態は必ずしも別の環境でも稼げる状態ではありません。適応度合いが高いとなおさらです。気温20度ピッタリに特化した生物はそうでない生物に比べて気温の変化に影響を受けやすいのです。

そうすると、いつの間にか逆転現象が起きていることがあるんです。

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というわけで、外部環境の変化が激しい時は、外部環境に最適化しない事が最適な場合があるという話でした。

 

ではでは。

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