引き算で低減するコスト
モノには品質と価格という大きく分けて二つの評価軸があります。
現状の生成AIにおいては、OPENAI社の財務状況が心配されるように、価格に対する注目が増え始めるでしょう。企業側から言えばコストになります。(それが転嫁されて価格に反映されます)
だからこそ
生成AIは必ずしも生成する必要があるか? - かんがえる、かがんでいる人
このような、成果物を低コストで生成するための記事を書きました。
今回はそれと同様の話です。
お蔵入りさせようと思っていたのですが
モブキャラ専用「名もなきモーション」、東映ツークン研究所が発売 「時間と労力を節約して」https://t.co/aiHYOhLDBo
— ITmedia NEWS (@itmedia_news) 2024年8月2日
このようなポストが流れてきまして。どこの分野でも「ひな形」を作っておいて、それをチョコチョコッとカスタマイズする手法は有効なのだと思われます。
人間の能力には限界があって
— ton (@ton960) 2024年7月20日
だからある人の人格は世の中の事物・見方のうち、獲得したものでできていると考えられます
— ton (@ton960) 2024年7月20日
それを前提とし、さらにAIなりAGI・ASI(こちらはほとんど理解してません)なりが、世の中の事物・見方の大半を備えることができるのであれば
AIが誰かになり切る方法は二つのアプローチが取れるはずです
それにも増して、人間の人格形成は、その人が何を獲得したかではなく、何を獲得し損ねたでき丸という考え、人間の不完全さを包含したようで、なんかイイと思いません??
— ton (@ton960) 2024年7月20日
誤字がありますね
×何を獲得し損ねたでき丸という考え
〇何を獲得し損ねたてできるという考え
先の話は少し唐突だと考えられた人も多いでしょう
— ton (@ton960) 2024年7月20日
世の中から人間が獲得できる事物やモノの見方なんてたかが知れています
何を知らないか?という言わば引き算方式よりも、むしろ何を知っているかという足し算方式の方が、理に適っているのでは?、と
新奇性を求めるあまり屁理屈をこねていないか?と
実務的には、モデル的な人間をテンプレートとして提供する事を前提にすれば、その有用性を理解いただけると思われます
— ton (@ton960) 2024年7月20日
例えば「こういう家電製品を買う人」というペルソナを作る際、テンプレートから、そのペルソナに合うような性質を足したり引いたりするのですね
それは一から足し算で作るよりも早く、引き算をする事でより正確に
— ton (@ton960) 2024年7月20日
欲しい性質の思考が低コストで入手できるようになるでしょう
さらには、それぞれの人間の不足部分を分析することにより、何をすれば過剰なのか?斬新なのか?補うための仕組みが必要なのか?という発想のトリガーとなり得ます
— ton (@ton960) 2024年7月20日
ひいては現実世界の意思決定に影響を及ぼすデータと成り得ると考えます
冒頭で引用した過去記事で言えば、頻度の高い回答はFAQのような形で生成・蓄積しておき、必要に応じて多少の変更を加える、という話と似てはいます。
その過程で、加える変化が毎回同じであればひな型を変える必要が出てくるでしょうし、その変化の原因を突き止めることで他の回答への変化を予測する事すらできるかもしれません。
ではでは
?