かんがえる、かがんでいる人

考えたことをまとめます。

?

「投資はMUSTです」の本当の意味

なんとなく、世間様の「投資」私が使う「投資」が違っているっぽいのでメモ。です。

 

サラリーマンだと「仕事+投資」と分けてしまいそうです。

経営者でも「事業+投資」と分けてしまいそうです。

 

ここでいう投資は資産運用の事です。

これを狭義の投資と、ここでは呼びましょう。

 

就職活動で、これは自分を売り込む営業だと学んだ人は多いと思います。

就職活動を通して、実は、皆さんある程度の営業経験を積んでいるのですね。

 

あらゆることは投資だと私は思います。

これを広義の投資と、ここでは呼びましょう。

 

就職活動である企業の面接を受けてその同じ時間にある別の企業を切るという意思決定をするのも投資です。

複数の内定の中から、就職(就社?)する先を選択するのも投資です。

仕事で、設備を買ったり、商品を買ったり、人を雇ったり、従業員を教育したりするのも投資です。

今日、仕事が終わって、同僚や上司と飲みに行くのもある意味、投資です。明日からの仕事でパフォーマンスが上がる可能性があるから。

今日、仕事が終わって、同僚や上司と飲みに行かずに自己研鑽に励むのも、投資です。明日からの仕事でパフォーマンスが上がる可能性があるから。

今日、仕事が終わって、同僚や上司と飲みに行かずに自己研鑽もせず、リラックスして体と心を休めるのも、投資です。明日からの仕事でパフォーマンスが上がる可能性があるから。

 


どうやら投資は、複数の選択肢があるときに一つを選び、それに対して資源を割き、将来的な見返りを期待することのようです。

だから

サラリーマンであれば、「仕事における投資+資産運用における投資」だろうし。
経営者であれば、「事業における投資+資産運用における投資」だろうし。

ということは、資産運用をしなくても、投資という概念自体は理解して、できれば上手に使えるようになっていなくてはならないのでは?

年金がもらえない、超高齢社会に生きる我々に「資産運用は必須」といわれて久しいけれど、実は、もっと前から「投資」という概念を使いこなしていなくてはいけなかったのではないでしょうか?

 

「やって無かったよ失敗した」そんな後悔の言葉が聞こえてきそうです。

ですが、そんなにおびえる必要があるのでしょうか?

 

誰にでも苦手があるように、投資が苦手な人はいるかもしれません。私も苦手です。

ですが、みんながみんな、投資に対して「今から勉強しなくちゃ」「私には無理だ」とはならないのではないか、と思うのですね。

というのも、投資は広い概念であって、生きていること=投資をしていることに他ならないからだと思うのです。

生きている事は、何らかの見返りを求めて選択の連続を行うことだとも、優しい目で見れば、言えると思うのです。

資産運用におけるお金の投資が苦手でも、事業における投資や新人を育成する投資が得意な人はいるかもしれない。

その逆もまたありうる話です。

 

だから、資産運用で投資をしてお金と仲良くなることだけにフォーカスするのは視野狭窄で近視眼的だと思うのですね。

おおよそ他の方が、いろいろなところで私よりも詳しく、わかりやすく語っているように、社会では自分の強みを活かすことが必要だと、私も思います。

であれば、資産運用の対象は、 

ton96o.hatenablog.com

こちらで書いたような、お金でも、信用でも、幸せを感じる感受性でも何でもいい。

 

もっと言ってしまえば、後悔しない生き方、腹をくくった生き方が投資なんじゃないかな?と、カッコイイことを言ってみます。

 

ではでは。

?