アップルがchatGPTを新製品に乗せる、と発表し話題になりました。
GEMINIも乗せるようなので、LLMに縁遠かった方にも身近なものになるでしょう。
(一方でスマホも使えない、使いこなせない層との溝、デジタルデバイドは広まります)
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アップル社はプライバシーを強調されていました。しかし、何らかの形でLLMで使用した情報が学習データとして、またはフィードバックとして提供されることは想像に難くありません。
その辺り、より高頻度で使ってもらい、より良いフィードバックを貰えるようにする仕掛けはないか?と考えたのが
iPhoneにGPTが乗ったことによって、情報入力のアクセシビリティ向上に圧力がかかったのではないだろうか?
— ton (@ton960) 2024年6月11日
音声入力にすればよいというものではないので(入力者が口に出せない話をする場合など)ポータブルなキーボードが見直されるかもしれない
直近で起こる事は、誰かにちょっと聞く程度の軽いやり取りの学習データが爆増する事
— ton (@ton960) 2024年6月11日
フィードバックを効率的に取得することが課題になると思われる
UXを阻害することなく、むしろフィードバックしたくなる仕掛けは?
ちょっと考えたのだが、ペット化するというのはどうか
— ton (@ton960) 2024年6月11日
パーソナライズされた上で愛着がわく「ウチの子」
上手い回答ができたらワシャワシャとほめたくなるし、間違った回答をしたら「ダメでしょ!」としつけをする
それで賢くなったら、ユーザーは育てる喜びを味わえる
どうだろう?
siriだとかGEMINIだとかchatGPTだとか、それらはブランドで大事だと理解はできますが、無機質な感じであり「自分だけの特別感」がない、とも思うのです。
見かけは犬でも猫でもなんでもいいし、服などのスキンを用意しても良いかもしれない
— ton (@ton960) 2024年6月11日
活用すればするほど(学習に貢献すればするほど)そのようなアイテムでお洒落をできるという仕掛けにすれば、UXとしてはそこそこよろしいのでは?
別にリアルでなくても、むしろマンガっぽい方がいいかもしれない
ご自分のペットでもいいし、何かのキャラクターでもいい。
マンガっぽいアシスタントなら、昔のEXCELイルカのようなものは事例に事欠かない
— ton (@ton960) 2024年6月11日
あっという間に作れるだろう
chatGPTあたりとチャットをしていて感じるのが、相手の無機質感だから、バーチャルな「ウチの子」がビジュアライズされることは大きいのでは?
この、AIの「ウチの子」化はゲーミフィケーションの一種だから、チャットの回答に対してのフィードバック自体にゲーム性を持たせるという抽象化した言い方で、まぁその、ふんわりと理解して頂ければ
— ton (@ton960) 2024年6月11日
という具合です。
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さらにはこちら。
LLMはデバイスに乗る事で、より多くの学習データと時にはより多くのフィードバックを得られるでしょう
— ton (@ton960) 2024年6月21日
しかし、より多くのそれらを得ようとするならば、「人間が積極的に使うLLM」を脱却し「人間に消極的に使われる(プッシュ通知のようなLLMからの問いかけ)」スタイルへの変貌が必要だと感じます
平日朝7時に、深夜辺りに起きたニュースを箇条書きで2~300文字程度にまとめたものをプッシュ通知する、という具合です。
この「設定」(あえての設定)には工夫が必要です。プライバシーの問題があるからです。
「この人は朝7時にニュースの要約をよくするな、プッシュ通知をしてあげよう」という具合で(統計的に)プッシュ通知が行われるのであれば、それは個人が特定され情報履歴が参照されている点でプライバシーの観点からよろしくありません。
あくまで、個人が積極的に指示(プロンプト)を「設定」する事で、確実にその指示が実行される点が重要だと考えます。情報開示の主体が利用者にあるのですね。
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以上、恐らくIT関連の人が多く使っていたLLMが、より多くの人が使う世界に必要、もしくはより効率的になるための工夫メモでした。
尚、冒頭にも書きましたが、LLMを活用することで、またはLLMが載っているスマホを使えない人と使える人ができる事で、デジタルデバイドが生じる点は今後の懸念事項として強調したいと思います。
ではでは
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