こちら様の意見を受けた上で、ファイナリティの話 https://t.co/iCGwBeOkr3
— ton (@ton960) 2024年5月27日
引用元様は、私の理解だと「もめ事が起きやすいとファイナリティは(貿易におけるインコタームズのように)論点に挙がりやすいし、だれが責任を取るのかね?という点が大事でそれがクリアできれば少なくともETFの観点からは成立する」と
— ton (@ton960) 2024年5月27日
だから現在の現物ETFは責任の所在が明らかなのでしょう
一方で、私が提起した点も「あるにはあるよね」と賛成してくださってはいるので、問題点はきっと同程度以上に伝わっているのかと思います
— ton (@ton960) 2024年5月27日
で、その点をもう少し深く書いてみます
確率的なファイナリティの問題点はMONA事件が具体例として有名です。MONAという暗号通貨の法定通貨建て価格が高くなりすぎてしまったのですね。そこを安価な、電力というか計算力により51%攻撃的な事をされてしまった、と
— ton (@ton960) 2024年5月27日
MONAネットワーク自体は破れませんでしたがCEXを介する広義のネットワークに
支障をきたしてしまいました
— ton (@ton960) 2024年5月27日
当時はそれを受けてCEX各社は承認数を増やすことにより(預入や出金に時間がかかる)対応しました(他の対応策を私は知りません)
だから逆を言えば、ファイナリティの問題は受け渡しに十分に時間をかければ無視できる論点とも言えるかもしれません
一方でETFになったことで対象暗号資産は値動きが激しくなることが予想されます
— ton (@ton960) 2024年5月27日
大量の資金が流入するからですね
その一方、PoWのセキュリティを担保する計算力は既存の設備内であれば消費電力量を上げるという対応になりますが、設備投資を行う段になると理性的な意思決定と時間が必要になります
感情で動く現物BTCやスポットETFBTCの価格と
— ton (@ton960) 2024年5月27日
勘定で動く計算力
現状ではタイムラグが発生しますので歴史から学べば十分な承認数が必要という事になります
ところが現在、計算力はPoWにおけるマイニングの為だけのものではありません
— ton (@ton960) 2024年5月27日
生成AIへのそれが好例でしょうし、将来的にメタバースが発展するかどうかは私には分かりませんが3Dもしくはそれ以上の何かを描写するためにAR/VRという領域で必要になる事は想像に難くないでしょう
かつてマイニングは「小国一国分の消費電力を使う」と言われていました
— ton (@ton960) 2024年5月27日
総合的に勘案して、計算力はそれ以上に必要になるはずですし、柔軟なスイッチングができるようになるのが必然だと思われます
さっきはAIに計算力を使うのがコスパが良い、暗号資産が高くなったから今はマイニングに使うという具合
こちらに関して、「データセンター」のような形で「計算力センター」のようなものができる場合、アルゴリズムの変換という仕組みが必要になると思われます。そして五必要だからこそ発達するとも思われます。
具体的には、マイニングやその他いろいろにおいて、演算すべき問題の種類が違うはずなのでそれに特化したものが必要なのですね。例えばマイニングにおいては大昔はCPU、そしてGPUになりASICが登場しました。家事において、専業主婦で十分だったものがお手伝いさんを必要とするようになり専用シェフを雇うようになった、というイメージです。ところが「計算力センター」では多様な問題を解ける状態にしておかなければなりません。多様な機材をそろえておくと、どれかに特化するという経営判断がなされても実現できません。
ところが、問題の種類を挿げ替えてしまう仕組みがあれば、単一の機材をそろえるだけで「多様な問題を解ける状態」が実現できます。(もちろん、素で当該問題を解ける機材がある場合よりはパフォーマンスが落ちるはずです。問題を挿げ替える処理と挿げ替えた問題を解く専用の機材ではないはず(もしくはその可能性が低い)からです)
そのような状況下においては、価格の変動性と計算力の柔軟性の差が縮まります
— ton (@ton960) 2024年5月27日
結果、ファイナリティの問題は相対的に小さくなるかと思われます
いじょ
そんな感じです。
ではでは
?