見ているだけの見守り、という話をします。
「キャプテンの唇」という、内田一成さんが著書で出しているお話があります。
船長さんという職業は、OJTをしないと、どうにも身につかないものがあるそうなのですね。なったことないから知らないんですけど。
で、ベテラン船長さんは新米船長さんに難しい場所を任せるんです。口を出しそうになる「こうしなさい」と指示しそうになる、そこをぐっとこらえる。そうしないと育たないから。
難しいんですよ?危ないんですよ?だからギリギリのところで口を出す。逆に言えばそこまでは絶対に口を出さない。ベテラン船長さんは口を出さないように唇をぎゅっとかみしめる。
そんな話なんです。キャプテンの唇。
一方でですね。イケてない会社で「考えさせる」とか「相手が気付くのを待ってる」だとか「見守る」だとか、優しい言葉があふれてたりするんです。
大体、責任放棄です。
指示すべき、監督すべき、管理すべき相手に対して、説明力も説得力もないからできない。そもそもの連絡をしていない。ホウレンソウを、上司側が、できてない。
なので上記のような言葉を使ってごまかすんです。
悪い結果が出たらもちろん、相手(部下)が悪いのです。考えておらず、気づかない、相手が悪いのです。
「管理をしない自分」「管理をできない自分」「そもそも情報を共有しない自分」は悪くないのですね。自由を与えてやったのだから権限に対する責任を負うべきである、と。それが権限移譲だと彼らは主張します。
この程度なら「良くある話」なのです。理不尽な話だと私は思いますが。
具体例を出します。
赤ん坊に核兵器のボタンを押す権限を与えたらどうなります?権限をただ与えて「見守る」事の無責任さが伝わると思います。
これで、わからない場合はお引き取り下さい。あなたに伝える術は私にはもうありません。全ての人と理解と思いませんので、別に、ねぇ?
このブログにも私にもこだわる必要ないので、他へ行かれた方が。
人には背負える責任と権限の量があるように思えます。
限界を超えた仕事を与えることで伸びる人もいる事でしょう。現実問題、そこにある仕事をこなすための人員に対する仕事の割り振りであることもあります。それを「見守る」という言葉でごまかすのは、おためごかしもいいところです。
そもそもの連絡すらできない人には、何も期待できないでしょうけど。
Twitterである知見ある方のツイートが流れてきました。「日本企業の上司は部下をまるで「私有物」視している」と。
他国がどうなのかは知りませんが、上司が部下を自分の「もの」だと思っている感じは受けますし、親が子を自分の「所有物」だと思っている感じも受けます。
獅子は「我が子を先人の谷に突き落とす」ような、「あえて苦労させる」という話も聞きます。
きっと、仕事をする気がないのでしょう。
一方で、親子でもそういう事がありますよね?
「あえて試練を与える」と、自分は素晴らしい「上役だ」と勘違いする何かがあるんでしょうか?
ちょっと自分の想像力では解釈ができませんでした。
あえて言えば、キャプテンの唇の話に戻り、ただの無責任な人がキャプテンになった気でいるような勘違いとしか。
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インドネシアで地震がありました。犠牲者が少ないといいな、と。思いはしますが。誤報でないなら増えることはあってもここから減ることはないので。。。。
週末は日本も台風が縦断するらしいので、予防していただきたく。
マラッカ海峡はロジスティクスの面で重要地点だと思うのですが、あまりにも天災が多い。シンガポールの天災による影響、そして同地進出における天災の影響が気になる今日この頃。
逆にプラスに考えて、天災に慣れていない欧州は進出しずらい。米国人の場合だとハリケーンがあるから耐性があるかな?地震・津波・台風に慣れきっている日本人が進出する機会は大いにあるし、その予防や復興にかかるナレッジを広められないか!とか。
無理かなぁ?
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和訳を記事にするだけで、記事になるんですね。。。。それでいいんですね。。。。
っていうか、著者の許可得てるんでしょうか?
それを評価(ジャッジではなく良いという判断を下す意味)する人もどうなんでしょうね?
いいんですか、そうですか。
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ZAIF、というかテックビューというか。ハッキングされて買収されて、現在、通常の取引はできているようなのですが(BTCを0.001買ったら買えた。取引もできているようです。)新規の口座登録を停止しているようです。
この状況でZAIFに口座を作ろうというのも、なかなか命知らずな感じはします。
現状を把握し、フィスコさんが立て直すことができるかどうか検証を行っているものと思われます。内部はそれなりに野放図なんじゃないでしょうか?
BTCを0円で購入できた取引所ですし。
フィスコさんがZAIFを買収する事によるメリットは、ニュースに書かれている限りにおいて理解したつもりですし、対顧客においてと情報収集において正のシナジー効果を発揮できそうです。
こう書けば当然負のシナジー効果もあると考えているという事で、それ以上に「手に負えない」と判断されることもあり得るのかなーなんて思います。その場合、引受先は大手の金融機関になると思います。
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漫画みたいな出来事の話をします。
古いマンガであります「女性がハンカチを落として、男がそれを拾って、出会っちゃうみたいなの」
あったんですよ、私にも。
当時、私は地下鉄の駅から7分位のところに住んでいました。まぁまぁ歩くんですね。
通勤なんて毎日の事ですから、4月が過ぎて初夏になると顔ぶれが同じようなものになります。
そんな折、いつも見かける女性がハンカチを落としました。私は拾って声をかけます
「落としましたよ」
女性はやや恐縮した感じで礼を言いました。
「ありがとうございます」
ね、何か始まりそうな感じがするでしょう?
出会うは出会ったんですけど、その後、まったく何もなかったんです。
微塵も。少しも。not at all。
その後も見かけたり見かけなかったりでしたが、特に声をかけるでもなく。かけられるでもなく。
なんと言うか、現実ってそんなもんですね。
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Googleの元エンジニアが解説:ビットコインの通貨としての現状と可能性
Googleの元エンジニアだと説得力が増す話題ですか?これ。
元財務省の事務次官がイルカの生態について語る!みたいな。
BTCが通貨であるかどうかは定義づけと実質的な面で語られると思います。
前者は法律によって定められ、通貨(=決済手段)であればその交換において消費税(か、それにあたるもの)はかかりません。後者は使途が増える事、受け入れ先が増える事です。
価格の変動性が高いことから、支払いの手段としては機会費用が大きすぎると躊躇され、
現在のレートと課税所得、当該仮想通貨をどうしたいかによると思います。
つまり、今持っている仮想通貨を使って、損を実現させて課税所得を減らすために支払い手段として使う、という事も十分考えられます。
価値の尺度に用いるには困難
1BTCは1BTCです。使途が無く、現状がFIATの乗り物なのでFIAT建てでの価値として認識されているだけです。BTCでしか払えないものがあればその分野における尺度になります。
BTCを送金するのはBTCでしかできませんよね?ETHのgasも同じです。上下すれば尺度になっていると思いませんか?
さらに短期間に限った場合、価値の保存においても疑問が残ると言えるかもしれません。
FIAT建てならそうでしょう。それは貯金を円高の時に米ドルに換えたようなものです。円は価値の保存ができていないのでしょうか?
文章の問題ですが、記事における「言えるかもしれません」が多分上記三つにかかっています。
どうとらえるかはこれを読んでいる皆さんにお任せします。
歴史的に見ると、金はまず、装飾品としてのモノとしての価値が生まれ、次に富の蓄積の手段となり、三番目に価値交換の媒体となった。
仰る通りです。ゴールドはそれ自体に使途があり皆がその使途に欲望を持つから中間媒介物(貨幣)たりえたのです。決してゴールドに使いようがなかったわけではありません。
そして、現在ビットコインは、第一段階から、第二段階である「価値の保存」へと移行する段階であり、第二段階の価値保存機能から、第三段階である、真の価値の交換機能を持つに至るには、数年かかるだろうと述べています。
理屈には賛成、数年という見積もりも根拠がないけれど賛成です。
アルゼンチンやベネズエラのように、極度なインフレが起こっている国では、価値保存の手段として、ビットコインや他の仮想通貨が注目されていますが、
動向を見守っておきウォッチしておくことを推奨します。
Googleの元エンジニアなんて書かなくても、素晴らしいこと言ってるじゃないですか。
この方は元GoogleだろうがIBMだろうが、良い意見と論理展開の持ち主なのだから、わざわざ権威づけのために変な事書かなくてもいいと思います。
Arrington XRPキャピタルパートナー「XRPはヘッジファンドの企業名に取り入れるほど素晴らしい」
XRPの価格乱高下は他の仮想通貨にも当てはまる事なので割愛します。
そして、仮想通貨は今後、ベネズエラやアルゼンチンを始めとする自国の法定通貨が安定していない国々にとって重宝されるものになると主張。
こちらは賛成です。上記ニュースと同じくウォッチしていく必要があると思います。
FIATペッグのstableCoinは安定通貨という用語でいくようです。
「Arrington XRP Capital」は、以前ものの数秒で5,000万ドル(約55億円)という大金を、わずか30セント(約33円)ほどの手数料で送金した事実を挙げ、絶賛しました。
アンチXRPではありません。他の仮想通貨ではどうなるのでしょうか?
XRPは銀行を利用者とのインターフェースとした国際送金を実現させていると言う認識です。一方で世の中にはスマホを持っているが銀行口座を持っていない人が存在しています。彼らの国際送金はどうするのでしょう?
そんな人は国際送金を利用しない?どうなんでしょうか。実態は分かりませんが、そういう人だからこそ、一番上の子供やお父さんが出稼ぎに行って、国際送金して仕送り、というのは考えられると思うのです。
十分に出来高があり、送金元、送金先双方の国でそれなりの出来高がある仮想通貨であれば、「迅速かつ安価な送金」を実現できるんじゃないでしょうか?
リップル社は一つの会社であるという点も忘れてはいけない点だと思います。
史上最大規模のIPOを発表したビットメインに暗雲、約450億円の損失隠し発覚か|Tech Crunch報道
あーあー。やりがちだし、ありがち。
Bitmain、目論見書で損失隠しが判明か今週、世界最大の仮想通貨マイニング機器製造会社Bitmainが、IPO(新規株式公開)申請に向けて香港証券取引所(HKEX)へ目論見書を提出したことで、仮想通貨業界に限らず、大きな話題を呼びました。
ばれるならやらなければいいのに。やっちゃうってことはきっと何かあるんですよね。
「自分は、ばれないと思っている」「ばれる可能性が高いことは分かっているが、通ったときのリターンが大きいのでやってしまう」
どちらにしても会社としての信用はなくなりました。
Bitmainは、2018年第2四半期に発生した4億ドル(約450億円)もの巨額追加損失を隠していて、 Q2の利益は7億ドル(約790億円)ではなく、実際には3億ドル(約340億円)に留まっていた可能性がある事が発覚しました。
これは、二倍以上に水増ししていた、と同時に450億円の水増しをしていたとみるべきです。大きな金額では絶対値で見る事は大事です。(1円の利益を2円に水増ししても)
Milne氏はさらに、Bitmainの公開した目論見書は、お粗末な会計実務により、誤解を招いていると述べています。
誤解と言いたいですよね?でも世間は利益操作だと思いますよね。私もそうです。
初値はこれで大きく下がります。
BCHに関しても悪い影響が出るはずです。
米最大手電話会社AT&Tがブロックチェーン・ソリューションを発表、サプライチェーンや医療向けに業務プロセス最適化を図る
米国通信大手AT&T、IBMとマイクロソフトと連携しブロックチェーンソリューション提供へ | Cointelegraph
AT&TがIBMおよびMicrosoftの2社のテクノロジーとそれぞれ連携して機能するブロックチェーン・ソリューションを発表した。具体的な連携テクノロジーにIBM Blockchain PlatformとMicrosoft Azure、産業分野には医療/小売/医療、そしてサプライチェーンと商品/情報の来歴管理が挙げられている。AT&Tはソリューション提供により、複雑な業務プロセスの自動化/電子化/情報管理と追跡と、それらによるリソース削減効果をユーザー企業にもたらしたいとする。
自働化・電子化・情報管理と追跡・リソース削減を図るそうです。
何か新しいことができるというよりも、BCを使ったコスト削減です。
それは決して悪い事ではなく、最新技術の使い方として、アリだと思いますし、何らかのプロジェクトの決済者を説得しやすいです。
これは、「○○円の収益増加を見込めます」という説得はよっぽどの材料がないと難しいですが「○○円のコスト削減効果を見込めます」という説得は相対的に簡単です。
新システムの導入に伴い新しい業務が追加されるので、その点は算定金額に算入するのを忘れないようにしたいところです。
(例えば、顧客管理をシステム化したところ、書く手間はなくなったがデータ入力とチェックの業務は増えた。という感じです。減ったものと増えたものの双方を把握する必要があります。)
マイクロソフトは8月、クラウドプラットフォームのアジュールを通じ、新たなイーサリアムのプルーフ・オブ・オーソリティ (PoA) アルゴリズムを発表した。これにより分散型アプリ(DApps)の構築がより効率的になるという。
MSにおんぶにだっこで良いかどうかが傍に置かれている感じがします。
パブリックチェーンが欲しいなぁと思うところです。誰かの管理下に置かれていない、BCです。
後は、入力データの真正性チェック(or 保証)は、重要だと思うんですけど。
まったく。面白いほど。話題に上がりません。
ビットコイン基軸の証券スワップが違法か|米SECとCFTCが提訴
BTCNさんで速報があったのでリツイートしました。
米国証券取引委員会(SEC)と商品先物取引委員会(CFTC)は28日、国際的証券仲介業者1pool Ltd.,に対して、同社が提供する『ビットコイン基軸の証券スワップ』が連邦法律に違反した疑いで提訴した。
その理由が
「FBIの特別捜査官が投資家を装い、そのスワップ商品を米国にて1Brokerのプラットフォームを通して購入することができた。しかし、当スワップは連邦政府の証券関連法律における『任意投資』の要求を満たしていない。」
「さらに、SECがCEOのBrunner氏と1Brokerは、証券基軸のスワップを米国の登録取引所で行わず、当ブローカーの正規登録もしなかったと主張する。」
で、規制に合致していない、登録されていない、と。KYCやCIPも行っていないと。そういう話らしいです。
なので、スワップなどのデリバティブが駄目だ、とされたわけではなさそうなので私はこの会社が決まりを守らなかったと解釈しています。
モンゴル中銀、デジタル通貨発行を初めて公式に承諾 | Cointelegraph
モンゴルのモバイル通信大手モビコムの金融部門モビファイナンスは電子通貨「キャンディ」を投資家に発行できるようになった。デジタル通貨を規制する中央銀行から許可を取得するまで5ヶ月間かかった。
私が少し改変して引用しました。
モンゴルではデジタル通貨を規制しているのですよね?それで5ヶ月というのは遅いのか早いのか。お役所としては結構頑張ったのではないかと思います。
既にキャンディ(ティッカーがわからないのでカタカナしつれい)は既に使われているようなので良いですね。
3か月後になぜ?インドの大手仮想通貨取引所が取引停止 | Cointelegraph
Zebpayというインドの大手CEXがあって、27日に全取引を禁止したそうです。その契機はRBIが銀行に対して出した「仮想通貨関連事業との取引禁止令」だそうです。
銀行?うん?
そしてこの禁止令は2018/07に出されたもので、三か月たって停止した。とのこと。
「我々は解決策を探し続ける。パブリックブロックチェーンに活気を与えるデジタル資産を扱う機会をインドに失って欲しくない。しかし、最近はかなり厳しい状況が続いていた。銀行口座への規制は、我々と我々の利用者が意味あるビジネスを行う能力を損なった。現時点では理にかなった方法で仮想通貨交換業を行う方法を見出せていない」
こちらを見る限りは(少なくとも表向きは)、何かあった、何かを狙ったというよりは、インドの人にデジタル資産(素晴らしい表現だと思います)を提供する為にギリギリまで頑張った、と。
インドは仮想通貨ダメ、BCは、まぁ、いい。というスタンスでした。
今後のRBIの動き次第です。
GMOグローバルサイン、仮想通貨マイニングソフト販売で採掘事業に参入 | Cointelegraph
GMOさんはマイニングにも積極的ですね。
youtubeにも発表会の映像が上がっていて面白いですよ。
今回はGMOさんが「クリプトノッカー(Cryptknocker) by GMO」というソフトウェアを販売開始したという事です。
クリプトノッカーは、エクイハッシュ(Equihash)200,9アルゴリズムを用いた仮想通貨向けのマイニングソフトウェア。現時点で検証済みなのはZcashのみという。
今、確実に掘れるのはZECのみで、同じアルゴを利用しているのがBTGだそうです。
98%は自分のウォレット、残りが手数料なので、いいのか悪いのかはよくわかりません。
ですがこのモデルは面白いと思います。今までウォレットなんかを作った人は無償でしたよね、その人が高機能なウォレットを作れば、それを利用する人はいくらかの手数料を継続的に払って開発者に報いることができる、と。
XPCの新しいPoS方式「Age Burnable PoS」が狙う野望! | 寝ながら投資
こういうのがあったりしますです。
エンジニアがフリーで頑張って、報酬を得られるような仕組みが当たり前になるといいな、と思います。
ビットコインとリップルは割安?スタンフォード大教授が仮想通貨の新たな計算方法を発表 | Cointelegraph
価格予想はあんまり好きではないのですが、どういう理屈なのか興味深く。
BTCとXRPが成功したらそれぞれ12年後にはどのくらいの価値を持っているかを計測。算出された値に対してそれぞれの成功確率を掛けることで現在の適正価格を出した。
成功したときの価値も、成功確率も、あてになりません。それを掛け合わせた現在の適正価格も当然あてになりません。
それぞれの成功するケースは「保守的」で「現実的」だという。
こういう場合、なるべく保守的、つまりは低め低めに価値をつけ成功確率を見積もるのがおそらく良いのだと思います。そのスタンスは賛成します。それを置いてもあやふやすぎだと思います。
国連、シエラレオネでブロックチェーン基盤のIDプラットフォーム構築へ | Cointelegraph
国連の2つの専門機関が、アフリカ西岸のシエラレオネで、ブロックチェーン基盤のIDシステムを構築する計画だ。信用履歴がなく、銀行サービスを受けられない国民に、公的なIDを提供する。
困ってる人の役に立つのならばよい事です。
「このプロジェクトを通じ、シエラレオネに先進的でセキュアな個人信用情報機関を設置する。これは発展途上国、先進国の両方に対し将来のモデルとなる可能性がある。そして、包摂金融のかたちを劇的に変える可能性を秘めている」
これを読む限り、個人信用情報機関なんですよね。だから、身分証明にはなり得ても、これがあるからお金を借りることができるとはならないと思います。つまり資源の無駄遣い。身分証明として使うなら意味はありますが、その線は他にもプロジェクトがあります。重複します。
銀行サービスを受ける際に発行されると推測されるIDが、身分証のような役目を果たすのでしょうか?であれば結局のところ実質的な身分証明です。(お金を借りられる、銀行サービスを受けられるのであればこちらのプラットフォームは必要ありません)
ボラティリティ問題解決なるか? 複数メタルに連動の仮想通貨を計画=スイスの資産運用会社 | Cointelegraph
この仮想通貨の名前はティベリウスコインで、銅やアルミニウム、ニッケル、コバルト、スズ、金、プラチナ価格に連動するという。
「たったひとつの商品でデジタル通貨を裏付けるより、我々は技術メタル、安定したメタル、電動メタルを混在させることを選んだ。通貨に多様性をもたらすことで価格はより安定し、投資家にとってより魅力が増すだろう」
これは複数メタルの供給量から算出される価格にペッグしたstableCoinですよね?
一つの商品に裏付けというのは兌換紙幣と同じで、仮想通貨1単位で例えばゴールド1gと交換(もしくは1g保有しているから1単位発行している)という状況の事を言っているんですよね?
であれば、ゴールドのFIAT建ての価格に対してはstableであっても、FIATに対してはstableではありません。当然ですよね?
同様に、複数メタル、複数の金属を裏付けとして持ったとしても同じことが起こります。つまりFIATに対して安定していない。
結局ボラティリティは既存の仮想通貨よりは安定するかもしれませんが、FIATにペッグする安定通貨には負けると思います。
色々やってみるのは良い事だと思います。
インド国立証券取引所、上場企業の電子投票にブロックチェーン利用をテスト | Cointelegraph
インドは仮想通貨だめ、BCは、まぁ、いい、というスタンスでした。
インドの国立証券取引所(NSE)は、エレメンシャルラボ(Elemental Labs)が開発したブロックチェーンプラットフォームをテストして、上場企業の電子投票を実施する計画だ。ヒンドゥービジネスラインが27日伝えた。
今回は投票にBCを使うというニュースです。昨日も投票に関するニュースがありました。流行るかもしれませんね。
一方で運用側が買収されてたりすると、汚職が多発となるシナリオもあることは書いておきます。BCを使えば、即、クリアになるわけではありません。もっと言えばBCを使っているという文言だけ流布して中はデータをいじり放題という事だってあり得ます。
その点
NSEのパイロット事業では、投票権をトークン化し、ブロックチェーンプラットフォームを使用して、会社、登録名義書換代理人(RTA)、規制当局を繋げる。トークン化された投票は転送も委任も簡単であり、ブロックチェーンを使えば、投票手順全体を監査するのがどれほど容易であるかを評価するとヒンドゥービジネスラインは伝えている。
操作手順の監査を考えているようで安心です。監査する側の独立性の保持は必要です。
オーストリア、仮想通貨イーサリアムのパブリック・ブロックチェーンで国債発行へ | Cointelegraph
BTCNさんで速報が流れていました。
少し前、世銀の債権をコアラの国が発行していました。今回はいない方の国の話です。
オーストリア政府は、イーサリアム(ETH)のパブリック・ブロックチェーンを使用して、来週開催されるオークションで、11億5000万ユーロ(約1517億円)の国債を発行する計画だ。地元の報道局Kleine Zeitungが25日伝えた。
オークションでやるんですね。
「このようなセキュリティの強化は、オーストリア国債のオークションプロセスにおける高い自信を達成し、市場におけるオーストリアの良好な地位を強化するのに貢献する。また、間接的に資金調達コスト面でも貢献するものだ」
セキュリティの強化により、透明性が確立し、それを担保するのに必要だったはずのコストが削減される。
素晴らしいと思います。
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