できますよ、仕組みはもうあります。
ただ、皆が参加してくれる目的が必要です。
先日ICOは今後も残り続けるという考えを書きました。
今回はもう少し具体的に考えていきたいと思います。
例えば、あるクリエイターが何らかの企画を起こしたときに使われると想像しています。
どんなに優秀なクリエイターでも、
センミツという言葉がある通り多くの没企画があるのだろうと思います。
ICOを行うことで、
クリエイターは実際に企画を進める前に今後の予想を立てられます。
ICO参加者の動きを見ることで、どの企画がいけそうなのか、できると期待されているのかわかります。
ICO参加者は資金援助を行うことができ、自分が興味のある企画に参加できます。
さらには企画を全員が盛り上げることによって、金銭的な見返りも期待できます。
一般に「ベストな仕組み」とは、
参加者全員が利己的に動いて(部分最適化)も、
それで全体の目的が達成できる仕組みだと、私は思っています。
(部分最適の総和+正のシナジー=全体最適)
きれいごとだとは思いますが
規則で縛ることは、その仕組みを作れなかった補完でしかなく
ましてや、仕組みを作る=ルールをつくる、ではないと思っています。
トークンを媒介にして企画を実行していくことは、この「ベストな仕組み」に近いのではないかと思います。
以下で2016年三月時点の私の考えをまとめてあります。
ご覧ください。