次のアクションを事前に決めておく、と言い換えてもいいかもしれません。
先日の記事で
日本人は撤退戦略が苦手とされているが、プロジェクトベースの働き方が増えるにつれて、多くの人が、どのような条件で撤退するのかを決める必要に迫られる
という考えを書きました。
現状、多くの方が投資を勉強し、ドル=コスト投資法に行き着き採用していると思います。
その一方で、それ以降について考えておられる方は少ないかと思います。
具体的には、
株等で儲けた、税金もこのくらいかかるはずだから再投資に回せるのはこのぐらいだ
という点までは計算されておられるようですが、その後の事には目が向いていないように思われます。
きっと、投資リテラシーが高い方はすでに実践されているかと思います。次の投資先を見つけること。
ですので、今回はドル=コスト投資法の撤退戦略について考えてみました。
結論を申し上げます。
少しずつ積み立てて、一気に収益を上げられないがリスクを分散して築いた資産を、一気に現金化するのは正しいのか?という疑念があるのです。
具体的に言うと、現金化するのも、為替リスクなどがあるのであれば、時間的に分散させて現金化するという方法があるように思うのです。
税金面でも、一考の余地があるように思います。