かんがえる、かがんでいる人

考えたことをまとめます。

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テトリスと世界経済の成長

投資の話をします。

私が、世界経済に長期分散投資すれば、資産形成ができると考えている理由の説明です。

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積立NISAの影響もあり、長期分散積立投資をインデックスファンドでドル=コスト平均法を用いて行う投資手法が喧しい。

それは王道だと私も思います。

 

インデックスファンドへの投資には注意点があります。

低コストのものを選ぶこと

自分が納得がいく範囲で分散されているものを選ぶこと

そして何より大事なのが

将来的に明るい未来が待っていると思われるインデックスを選ぶこと

です。

 

インデックス投資は、投資対象として「どのインデックスを選択するのか」が重要だと思うのです。

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それは、値上がりするものを選べという事になってしまいます。

予測しろと?無茶苦茶ではないか」と。

それも一意見として受け止めるものではありますが、以下のような考えもできます。

 

対象を広くとることで将来の予測がしやすくなるということです。

 

ある企業の一年後はわかりませんが、おそらくどこかの国におけるその産業の一年後はそれよりは予測しやすいはずです。

産業の垣根を超えた、ある国の将来は、おそらくその国のある産業よりも予測がしやすく、全世界の動向は(発展か衰退かの二択ですが)より予測しやすいように思います。

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つまり、インデックス投資をするのであれば、分散対象が今より豊かになっているか否かを予測すればよいということになり、その予測は対象が広ければ広いほどやりやすそうです。

私の場合は発展途上国を含めた全世界を対象にしています。

 

さて

インデックス投資で選ぶべき商品は低コストで分散されたものであり、対象インデックスの将来が明るいもの、でした。

次に、全世界で見た場合、経済の将来が明るいと考える理由を具体的にを書きます。

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先日、ドラッグストアで買い物をしました。

ほぼスーパーと変わりなく、乾きモノやちょっとしたスナック菓子もそこで買えます。

で、ですね。結構かさばるものをたくさん買ったんです。

そこのレジは無人ではなく、レジ係の人がスキャンして袋詰めまでしてくれるタイプのお店でした。

 

効率化とか、ワークシェアリングとか、低賃金の労働を残すべきか否かとか、移民が担うべき仕事は高付加価値なものなのかレジ打ちのような仕事は日本人に残されるべき仕事なのかとか、いろいろなことを考えながらその光景を見ていたんです。

そうすると、そのレジの方は研修中の名札をつけていたにも関わらず、レジ袋に器用にキッチリとピッタシとモノを詰めていくのです。

それはさながら、上級者のテトリスを見ているかのようでした。

 

ご存じの方は多いでしょう。

世の中を進歩させる方法には改善と革新があって、イノベーションのジレンマなんてものがあります。日本人は革新が苦手で改善が得意、という主張も一般的な話だと思います。

ですが、この、レジ袋に買ったものをスピーディーに隙間なくテトリスのように詰めていく様は、単なる改善の一言で見過ごせるものではありませんでした。

 

こんな小さなところでも、人間は驚くような改善を行えるのです。

人間は放っておくと工夫し効率化するという主張をまさに目の前でマザマザと見せつけられた瞬間でした。 

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革新は改善で追いつかないような突き抜けた向上です。それは圧倒的な効率化かもしれませんしパラダイムシフトなのかもしれません。

改善という観点から私の心を揺さぶるような効率化・手際の良さをみせられてしまうと、革新が確率的に起こるものとはいえ、世界のどこかのだれかが大きく社会を向上させていくのじゃないのかと思うのです。

 

人間の本質は性善だとか性悪だとか、ホモルーデンスだとか、いろいろな言説があります。

人間の本質は、工夫する動物なのかもしれません。 

工夫する動物が効率化する社会は、きっとより豊かになり、その未来は明るいものだと思うのです。

 

ではでは 

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