かんがえる、かがんでいる人

考えたことをまとめます。

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仮想通貨ニュース 2018/07/08

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大水害。

今後の農作物に注意。

次点で歴史的建造物、つまりは観光の目玉になるものへの被害。

 

カンファレンスなどで、AIONの代表者が来ると盛り上がっているようです。

目玉として扱われたり。

AIONは結構認識があるプロジェクトのように見受けられます。

私の認識ではクロスチェーンのプロジェクトで、ホワイトペーパーの概要だけでは他との差別化を見出すことはできませんでした。

必要に応じて持っておいていいかもしれませんね。

 

 

 マイニング費用から、今年末のBTC価格を予想する件を取り上げたいと思います。

色々な算出方法が出てくるのはよいと思います。

しかし、そこにはある程度の納得感というか、論理的なつながりの「ムリのなさ」が必要です。

風が吹けば桶屋が儲かる方式で行けば、どんなものでも何にだってなれるのです。

ハッシュパワーが集まる事、それ自体はPoWの世界において、悪意のある人がBCを覆す経済的合理性を奪いますので、セキュリティの観点から良い事です。(電気代の観点からは悪い事です。無駄遣いですので)

じゃぁ、それだけハッシュパワーが集まったのだから、それを元に考えて価格が出るかというと、なかなか納得しずらいです。コメントの通り、「マイニング業者の目論見としては、このくらいの価格にならないと困る、なるといいな」という希望でしかないように思うのです。

PoWにおけるハッシュパワーはセキュリティの面で、当該仮想通貨の価値を100%発揮させる意味があると考えています。

E(効果)×HP(ハッシュパワーの充足性)=現時点での当該仮想通貨の価値

のようなイメージです。

具体的には、それが本来持っている効果・価値(E)をどこまで引き出せるか(HPを0.9や0.8あたりの数として考えてください)というのがハッシュパワーなのかなぁと思うのです。

もちろんこちらの数値を丁寧に算出するには別途考慮すべきことがたくさんあります(ブロック生成時間や、現時点での一枚当たりの価格など)

 

今、2018/07/07現在、まさに日本は天災に見舞われています。

人がなくなっていますし、物的な被害もそれなりに出ているでしょう。

将来的には、まずは今年の農作物に影響が出るでしょうし、ちょっと未来では、インバウンドにおける観光客の懸念材料になり得ると判断します。

一方で、工業化された農業(実験室のようなところで栽培される農業を想像してください)が発展する素地とも言えますし、天災は仕方がない事なので訓練や起こったときの対応を迅速的確にすることで、外国人にも不安を与えない観光立国を目指すことは必要かと思います。

さて、その日本で、マイニングファームを作る意義は?

熊本では下の記事でありますように、業界最安値の電気量を出しました。 

ton96o.hatenablog.com

熊本電力がそもそもの計画としてやっていた事が始動しているので、順調に計画をこなしているといっていいでしょう。

私は地理的な分散が必要だと思います。

これは、地震など(熊本地震は記憶に新しいところです)もありますし、太陽光を利用するのであれば、一つのところに執着するのは分散という観点からお勧めできません。

また、熊本は暑いでしょう。冷却だって必要ではないですか?

設備(マイニング機器、土地・建物代)が安い地域はそれなりにあると思います。

北陸、東北、北海道であればそれなりに納得できます。

 

我々利用者からすると、選択肢が増え、それなりに競争してくれるのは非常にありがたい事です。健全な競争により、技術は磨かれ価格は下がることが予想されます。

今回の場合、WU社はリップル社と協働していたのですよね?

そのあたりの義理は気になりはします。

 

良いニュースです。手放しで喜びます。
やっほい。

 で、こちらのニュースです。

CBDCやるのに、仮想通貨を禁止してたらマズいので許可という方向でしょうか。

処理能力も解消されていくでしょうし、取引を後で追えるという点ではCBDCとしてキャッシュレス化に持ち込みたいところでしょう。

これで何ができるようになるかというと、脱税がやりずらくなります。

今は、仮想通貨をやっていると逮捕されたりしますが、そのうち現金を持っているとマネロンするのでは?と、白い目で見られるのではないでしょうか?(白目)

 

1100億円と言われて、どのくらいかわからなかったので、検索してみました。

いずれも見込みではありますが、コメントの通りです。

売上ではなく、利益が1100億円。しかも二年目に突入しようという新進気鋭の会社。

 

コンソーシアムは、プライベートチェーンとパブリックチェーンの間です。
人によっては、パブリックとそれ以外、と分類することもあり、本質的にはその分類が良いのかなぁと思っています。
つまりは、公的なBCではないものであり、複数の企業が参加しているBCになります。

一般に新技術は、汎用的なものが、橋頭保として世間に受け入れられ、その後、二匹目のどじょうを捕まえんと、専門分野に特化したものが現れます。

今回もその一環だと思います。

 

youtubeに責任を求めますか?というのがちょっと。

詐欺を働いたところ、お金が集まって実現に注力していないところが一番悪いのは自明です。じゃぁ、そこからお金をとれるかと言えば、取れないんですね。裁判所命令でも。

なので、お金のあるところからとろう、と。自分たちが騙された被害者だ、と言いたげですが、見る人が見れば「詐欺に引っかかったアレな人」なわけで。

詐欺をした人も、騙された人も盗人猛々しいというのが私の考えです。

 

ETFファンドが仮想通貨市場に参入する。素晴らしい。

ETNというのもいいですね。ETN自体私は知りませんでした。もの知らずなもので。

ETNという仮想通貨(エレクトロニウム)があるそうですが別件です。

日本取引所グループによるETNの説明

団参者が発行するETFという感じでよろしいでしょうか?第三者が介在する時点で非中央集権から離れているものですね。金融商品としては安定性(この場合指標からの乖離が少ないという意味)を確保できるように思いますが、その場合、大前提としてデリバティブや為替予約などの手段が必要だと思われます。

また、stableCoinで、「FIATペッグのstableCoinの要港としては、いざというときの準備金・担保を確保し、外部環境の変化に応じて金融政策的な操作を行う必要がある。であれば、いっそのこと、金融政策に慣れている大企業や政府・銀行辺りにやってもらった方が良いんじゃないか?」という点もあり、そこと合致します。

それはさておき、両ニュースとも好材料です。

 

一方で私が着目するのが「オランダ金融市場庁(AFM)による資産クラスの認定は躊躇。」この点です。
オランダは欧州の国の一部ですよね?
ETFファンドが参入すると、仮想通貨の資産ができますよね?
オランダの人が買ったら、法的にどういう処理をすればいんでしょう?
いかがです?

 

あとこちら

「ビットコイン暴落」から逃げ遅れた人々が認めない不都合な真実 - ページ 3 / 4 - まぐまぐニュース!

機関投資家が参入していないから仮想通貨は怪しい、というのが一つの根拠となっています。
今回機関投資家が参入しましたね。(前からありますが)
なので、この記事は仮想通貨を攻撃しているようで、逆説的にその将来を保証しているように思うのです。

 

記事によると、BTCのATMをルーマニアは初めて導入したのだそうです。

ここで人の反応は二つに分かれます。

「そんな親仮想通貨の国が規制を厳しくするなんて、手のひら返しだ」

「そんな、親仮想通貨の国だったからこそ、利用にあたり悪い面を早く見つけることができたのだ」

私はどちらかというと後者です。

私は、色々やるのは良い事だと思っているので、いろいろやった結果を上手く処理できればいいと考えます。

なので今回の記事に足りていない情報があるとすれば、方向の展開があったことは待ちがないなさそうなので、そのきっかけが何で、おそらく何か悪いことがあったのでしょう、それをどのように規制するのかという中身です。

規制ができました、だけではよろしくないと思うのです。

 

インドに関して。

カースト制度を打ち破るためにIT系の人材が非常に教育され、また、英語をしゃべることができるため、BC業界で私は注目していました。(過去記事にあります)

一方でイスラム教の問題もあるのでその影響は少なからずあるだろうと。

そして先日以前、公の規制がかなり厳しいなぁと感じていました。

今回の上記2ニュースは、その対応が仕方のない必然だったのだなぁと思う理由づけにいなります。

これで「マズい利用のされ方が起こったから、規制で終了」で終わっては何もなりません。どのような用途で使われるとまずくて、それをどのように回避・規制したのか?それによる予防効果はどれだけあったのかを記録し、他に活かすことが重要です。

予防ができれば一番良いのです。

 

オーストラリアは本当に仮想通貨・BCに積極的ですね。

データセキュリティ用ブロックチェーンというのが何に使われるのかが気になりどころです。

IBMのHPアドレス張っておきます。ブロックチェーン関連のINDEXです。

IBM Blockchain - Japan

ちなみにどうでもいい話ですが、オーストリアでは「ここにゃ、カンガルーなんていねぇよTシャツ」は売っているそうです。「コアラなんざいねぇよTシャツもあるようです」

欲しい。

富士山には「超人」ならぬ「頂人」Tシャツが売っています。

登って買ってください。

 

フィッシャーの交換方程式について。

先日 

ton96o.hatenablog.com

こちらを書きました。

換算の問題点について、私がうまく伝えられていないようでしたので、補足。

仮想通貨をいったおいておきます。日本円で考えてみます。
GDP等を利用して、右辺、が求まったとします。単位は当然、日本円です。
発行数量Mも日本国は把握しています、そこからVが求まります。
もしくは、Vを調整するためにMを調整するなど、政策の参考にするでしょう。

重要なのはここからです。

上記で求まった具体的な数字から、その時点における為替相場、「1円は何ドルなのか?」はわかりますでしょうか?
わかりませんよね?どこにもドルなんて出てこない。
「輸出入を考えればいいのでは?」その考えは微妙ですが、説明できるかもしれません。
しかし、それはフィッシャーの交換方程式だけでは、他通貨との交換割合を求められないということを認めている事になります。

上記例で、
円を仮想通貨の単位に、ドルをFIATに置き換えると、フィッシャーの交換方程式での仮想通貨理論値算出において、「換算の問題」が生じる、という私の主張がわかりやすくなるかと思います。

つまり、MV=PQにおいて、PQがFIATで求められない限り、当該仮想通貨が、FIATでいくらになるのかという理論値は求められないはずなのです。

これ以上わかりやすいであろう表現は、私には無理です。 

 

 

以下、仮想通貨に関係のない話。

 

サマル -『サトコとナダ』ユペチカ | ツイ4 | 最前線

こちらの影響で、翻訳できない世界の言葉、という本を読んでいます。

世界には、「トナカイがつかれずに移動できる距離」や「バナナを食べるのにかかる時間」という意味の単語があるそうです。
今回気になったのは「AKIHI」という言葉です。ハワイ語で「道順を教えてもらい、理解し、記憶し、そして歩き始めた途端わからなくなる」そんな状態を「アキヒになった」というのだそうです。

仮想通貨の世界で、私はアキヒになりっぱなしです。

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