まず最初に、文章の文脈上、マネオさんに問い合わせたやり取りで要旨を書くことがありますが、それは私の判断による要旨であってマネオさんに責任は及びません。
このブログ記事をご覧になる方も、ご自身の判断で行動していただくとともに、私のフィルタ・バイアスがかかっている点をご留意ください。
こちらの記事の続きです。
マネオさんとのやり取りを書いておきたいと思います。
・問い合わせの回答は投資判断のためのもの。ブログにアフィリエイト広告を貼ってあるのは営利目的ともとれる。
という指摘をマネオさんから受けました。
Googleの広告をはっていたのですが、広告収入のために書いているわけではないので
・問い合わせの回答を加工すると私のバイアスが入る点
・ガイアさん関連の記事からは広告を外した点
・全文掲載が駄目なら要約であれば大丈夫か?という確認
を連絡しました。
マネオさんからは「掲載目的が明示されていない場合や、理由についてマネオさんが判断しかねる場合は、要約であろうとも責任を負いかねる」という返信を頂きました。
というわけで冒頭の記述となります。
繰り返しになりますが、ご覧の皆さん、ご留意ください。
次に、「説明会における質疑応答の議事録」についてです。
私は質疑応答の議事録を期待していたのですが、最初に来たメールでは会社案内の議事録に話がすげ変わっていました。
そちらは各事業者のHPを見てほしい、と。
そうではなく「電話口で約束したのは質疑応答の議事録である。電話は記録されているはずなので確認してほしい」とお願いしました。
説明会に行ったものと行かなかったもので情報格差があるのはおかしいと思うのですね。11/27でしたか、電話口で「特定の利用者に特別な情報を教えるのは不適切なので公開している内容以外に話せない」と言われました。ごもっともです。
その理屈が通るのであれば、説明会に参加していない利用者が質疑応答の内容を知ることができないのはおかしい、という事になります。
なりませんかね?
頂いた返答がこういうものでした。
・議事録を取っていない
・たとえとっていたとしても社内文書になるので公開できない
・一投資家への開示は投資者間の公平性や平等性の観点から差し控えたい
・・・。
議事録を取る準備ができていなかったとします。
しかし、私がTELして、そこで議事録を取ると話がついたのですね。そこから議事録を取る用意があるかチェックして、用意が無ければ議事録を取る手はずを整えるか、準備に間に合わないなら私に一報入れるか、できると思うんです。
それがされていない。
電話口で話した内容が、私の勘違いだというのであればそれも納得がいきます。
しかし、録音されているはずの内容確認をお願いしたうえで質疑応答の議事録は…という話になっているのですね。
だから、マネオさんとしても「電話口で交わした内容は「質疑応答の議事録」」という認識であり、だからこそ上記内容の返答だと思われます。
そして、先述の通り、投資者間の公平性や平等性の観点を言うのであれば、説明会に参加した方は質疑応答の情報を持っているんです。議事録を公開する事こそが公平性を担保する施策だと思うのですが。
その辺りを掘り下げても議事録を取っていないものは出てくるわけがありません。
お知らせや定期報告メールなどで情報開示する(それ以外のものは開示していない)とのことです。
私はこのマネオさんの対応を見て今後の判断材料とするくらいです。
最後に、「マネオさん経由でガイアセレクトファンドに投資をしている利用者は、ガイアなどに違法行為があった場合、損害賠償先はマネオさんになるという理解で良いか?」という質問に対する答えです。
マネオさんは、違法行為を認識していないので回答を差し控えるとのことでした。
・・・。
どうなんでしょうね?
例えば、保険会社で保険を契約したときに、「何か事故があった場合、どういう手順で連絡すればいいですか?」と聞けば回答してくれると思うんです。契約の確認なので。
多分「事故はまだ起きていないので回答を差し控える」とは言わないんじゃないでしょうか?
この件をどう判断するかは、この記事をご覧の各位に判断を委ねます。
----------------(‘ω’ っ )3
「広告を外して、マネオさんに睨まれるような情報共有をして何をしたいんだ?」と疑問に思われる方がいると思います。
マネオさんの回答を「言質を取った」ようにつるし上げたいわけでもなく、渦中の人間として、ソーシャルレンディングという仕組みがどう使われているのか書き残しておきたいなぁ、というのが一番の動機です。
もちろん、おかしい、変だ、と思うところは率直に書き残しますし質問してきました。今後も問い合わせをするかはわかりませんが。
二番目くらいに、ある程度信頼のおける情報ソースがあってもいいのかな?と思ったのが理由です。匿名掲示板ではいろいろと情報が錯綜しています。このブログで私が書いていることは実際に私が聞いたことですので「マネオさんを通じてガイアセレクトファンドが期失になった人」の目から見た情報として読んでいただければ、と思います。
後は、義憤もあり、怒りもあり、好奇心もあり、といったところです。
「投資は自己責任、文句言うやつはダメだ」という方もいると思います。
投資は自己責任、その通りです。
しかし、この状況が果たして、文句を言わずに黙っておくのが行儀がいい事なのかについては賛成しかねます。
管理体制が改善されたはずの直後に起きた事故だからです。
管理体制が改善されたはずなのにディスクロージャーが遅いからです。
スキームが説明されていたものと実態が違うようだからです。
どうなのでしょう?この状況で静観するのはお行儀が良い事なのでしょうか?事業者にとって都合のいい財布になるだけではないでしょうか?
----------------(‘ω’ っ )3
12/14時点で。
ガイアさんに関しては、ガイアHPでの情報説明、マネオさんからのメールによる「債権回収に関する報告」が連絡されています。
個人的には
・プロジェクトが完了するまでに利息を建て替えるという理屈は分かるが、それはリファイナンスが前提なのでは?
であれば、リファイナンスの基準を上げた時点で(ガイアさんが資料を用意できなかった時点で)この展開は予想できたと思われるし、何らかの手を打てたのでは?
・そのための米国での資金調達をしていると思われるが、その動向は注意
・建設許可が下りていない案件についての動向も注意
・現地の最終貸付先への貸付けまでに3社を経由するスキームが投資家に知らされていなかったという点
・利息の支払い方法について、マネオさんはガイアさんの利息の支払い計画を知らなかったとしている点
・両社が弁護士を立てて進めているが、その詳細が明らかになっていない点
ガイアさんとマネオさんとの関係
・中間三社、いずれかが破産した場合投資家が損害を被るかという問いに対して、一般論としてという注釈付きだが、「ガイアさんや貸付先企業が倒産などをした場合は損害を被る可能性がある」と、中間三社の話ではなくなっている点。
換言すれば、投資時点において投資家が知りえなかった、中間三社が介在するというスキームによって、投資家が知らぬ間に三社の倒産リスクを背負っているのではないか?という点。(話をそらそうとしてるように解釈できる点)
・ガイアさんとして新規ファンドの募集を行わない予定という点(つまり今後は米国での資金調達にかかっている(?))
・不確実な情報を連絡しないように慎重になる姿勢もわかるが、おおよそ4週間経ってこの内容というのは、素人目には遅いように見受けられる点
論点はまだまだありますが、この辺りが気にかかりました。
あとは、アメリカンファンディングさんがガイアさんとの違いを利用者に訴求できるかどうかが注目点です。
既に私は、マネオさんを通じてアメリカンファンディングさんからの回答を頂いております。しかし、マネオさんにまた営利目的か?と指摘されても嫌なのでこちらに公開しないでおきます。
気になる方はアメリカンファンディングさんに問い合わせをして下さい。
マネオさん経由で返事が来ると思います。
マネオさんは業として、ビジネスとして、問い合わせに答えてくれるでしょう。
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