この記事は
や
の続きになります。
注意;私の主観が入っています。話の都合上マネオさんの発表の要約が入っていることがありますが、URLから引用できるものはともかくメールの返信などに関しては、マネオさんはその責を負いません。(ブログに勝手に引用される分には責任を負えないと、メールで通達されました。利用者への説明なのだからおかしな話だと思うのです。主観を排除できるよう全文引用してましたし。)以上の点をお含みおきいただき、ご覧いただければと思います。
まずは、問い合わせをする動機について、説明します。
今年の夏あたり。マネオさん傘下のグリーンインフラレンディング(以降、GIL)さんという会社がお金を不正に流用していることが発覚しました。
説明されていた使途ではなく、政治家へお金を使っていた、と。
それに応じてマネオさんも当局から「監視体制が甘い」と指導を受けています。
この時点で私は、「お気の毒、しかしこのビジネスの仕組みである以上、マネオさんが管理しているから安心して投資している人もいる。それに反することをしていたのであればよくない」というスタンスでした。
悪いのはGILさんで、マネオさんはとばっちりを受けたという感想を抱いていました。
そこで起きたのが11月下旬、傘下のガイアさんによる全案件の期限の利益喪失事件。
先のGILさんも全案件が駄目になってはいるので、かなりインパクトのある事故を二つ連続して起こしていることになります。
ガイアさんに至っては、GILさんの事件で「このように改善します」と言った後に起こった惨状です。
もはや、「お気の毒」とは思えません。
前回までの記事は、その時点その時点での「問い合わせの回答」や「事実」の情報共有をしてきました。
メールでの問い合わせ自体、返答が来るまで最低二週間かかりますし、電話で対応してくれる方は正直力量不足です。
マネオさんの「利用者に真摯に対応しよう」という姿勢は見れません。
GILの件で、金融庁に命令された点で「利用者への真摯な回答」という内容があります。その命令を無視しているという事になります。
正直、「この人たちはやる気がない」と諦めていました。
しかし、それでも問い合わせをしようと思うことがありました。
一つは12/20における不義理です。
「ガイアさんの調査進捗について12/20までに一部でも投資家全体に報告をする」とされていましたが、まさかの0回答。そして一方的な、無期限の延期通告。
余裕が無くて調査ができなかった、という言い訳をしていたにもかかわらず、メルマガでは(そもそも余裕がないのに出せるんですね)「投資家の皆さんふるさと納税を知っていますか?マネオ投資家なら〇%の割引があります」なんてメールを送ってきます。
普通に利用者の神経を逆なでしてますよね。
二つ。年末に起きた事故。
キャッシュフローファイナンス(以降、CFF)さんというマネオさん傘下の会社が、案件の募集をストップされました。
理由は、マネオさん策定の新しい基準に引っかかると判断されたためだそうです。
なぜ今?
これが起きたのが年末最後の営業日、2018/12/28です。
明らかに利用者からの問い合わせをいなす為にやっています。
普通に利用者を舐めてますよね。
というわけで、下記の質問を送りました。
それぞれの質問には
意見を述べるのは差し控えるというのは受け付けません。
今年中に返信をしてください。
という文言を付したのですが、終ぞ、2018/12/31中に回答をもらえる事はありませんでした。
以下、質問の要約とコメントを書いておきます。回答が来たらその要約を、マネオさんは責任を負わないという注意書きと共に情報共有するつもりです。
本来であれば、一部の利用者が疑問に思っている事実が顕在化したのだから、マネオさんが投資家全体に情報共有すべきだと思います。会社として回答したのだから全文引用で利用者全体に情報共有されて嫌がるというのはおかしいと思います。
きっと何か、やましいことがあるのでしょう。
さて。
Q1 クラウドリースのキャンセルはどういう理由のものか
こちらはクリスマス明けに、マネオさん傘下のクラウドリースさんに電話で聞きました。匿名組合契約による、借り手の情報を貸し手に伝えないという原則は存じております。が、マネオ傘下の会社で、しかもクラウドリースさんは結構利率が高いのですね。
「すわ、また何かあったのか?」と、私が訝しんだのも仕方ない事とご理解いただけると思います。
クラウドリースさんの電話対応してくださった方には「現状のマネオ傘下の事業者で、何かあるんじゃないか?と思われるのは損である、いつも通りの借り手都合のキャンセルなのか、それとも他の突発的な理由があるのか知りたい。それを利用者全体に知らしめることは、クラウドリースさんにとってもプラスしかない。なぜなら、利用者の不安を察知しそれを解消する手立てを打った、という実績が残るからだ」と説き、納得していただきました。
返答はマネオさんから来ました。一言、「事業者都合、それ以上は言えない」というものでした。
あーそー。はいはい。
この件に関して、回答が来ているのは、クラウドリースさん本体に電話をしたからかもしれません。
会社情報のクラウドリースの電話番号からかけるとクラウドリースさん本体につながります。
これ以降は、回答が来ていません。
Q2 ガイアは毎月の利息を払うために、貸し手からの返済ではなく他からの資金を使っていた。マネオはガイアの事故が起こった後ガイアから説明があって、初めて、その利息の支払い方法を把握した、とあるが無責任ではないか?
他社を管理する立場であれば、事業スキームから毎月の利息支払い方法について疑問をもって然るべきである。
Q3 瀧本社長が公の場に現れていないのはどういうことか。
*ちなみに、マネオの虎というプロジェクトでは遅延を起こしています。その遅延を起こした借り手に、お詫びの動画を取らせているそうです。(私は未確認、現在は削除されているそうです)それをやらせたのであれば事故を起こし続けているマネオマーケット社は、それを超えるお詫びを動画としてアップするのが筋でしょう。
Q4 ガイア案件の報告、12/20のお約束を一方的に破り、無期限延期の発表。どういうことか?
Q5 ガイアのスキームが、説明と事実で相違がある。つまり利用者は誤った説明に基づいて投資をしたことになる。これは内閣府令の違反である。実際には説明文になり中間三社が介在しているというスキームだが、利用者はその、三社の倒産リスクや不正リスクを知らずに請け負っていたという事になる。どういうことか?
Q6 12/20ガイア案件の説明延期直後、ふるさと納税の勧誘をマネオはしたが、それは適切であったか?余裕があるという事ではないか?マネオさんにはどれくらいのキャッシュバックがあるのか?
*せっかくなので、キャッシュバックがいくらか聞いてみました。
Q7 私はガイアセレクトでマネオさん経由で投資をしている。それについて、ガイアなど違法行為があった場合、私が損害賠償請求をする相手はマネオさん、という理解で良いか?という質問をしたところ、「違法行為はないと考えているので返答をしない」という頓珍漢な答えが返ってきた。この返答は会社として適切だと考えているか?もしあったと仮定した場合、どういう事になるか?
*本当に、こういう回答だったんです。「もしこうならどうなりますか?」という質問に、「その事実はないので答えない」というのは不誠実だと思うのです。
ちなみにマネオさんの社是は「誠実」だそうです。
Q8 マネオで開催さる説明会の議事録をお願いしたが、そもそもとっていない。取っていたとしても一投資家に内部資料を見せられない。投資家の公平性の観点からもお前だけを優遇できない、という回答を得た。
議事録をお願いしたのが、説明会の数時間前であり、十分に対処はできたはずである。また、投資家の公平性を言うのであれば、説明会に参加している投資家と私のように参加していない投資家で情報量が違う。議事録を公開しないことは投資家間の情報格差を助長する事ではないのか?
・議事録を取ろうとすらしていなかった事
・投資家の公平性という観点から、議事録を取っていたとしても公開しないという内容を返信した事
・説明会の質疑応答に出た投資家と出ていない投資家の間に情報格差が生じ、議事録を公開しないことはそれを助長するという事
について、返信してほしい。
*ね?マネオさんは、おかしなことを言っているでしょう?
Q9 ガイアさんと似たような投資案件である、アメリカンファンディングさんについて説明がないのはどういう事か?
調査をしていますか?していませんか?
していないのならなぜですか?
調査しているのにいまだにアメリカンファンディングのスキームの実情が投資家に知らされていないのはなぜですか?
*ガイアさんもアメリカンファンディングさんも、アメリカ不動産投資を扱っています。利用者としては、連鎖反応が起こるだろうから「調査してませんでしたーだから知りませんでしたー」という結果は避けたく、逃げ道をふさいでおきました。
Q10 ガイアのスキームを、報告が受けるまで知らなかったとマネオ様は主張されていますが、社長の瀧本憲治氏は、ガイアの役員だったようですが?
なのに、報告を受けるまで知らなかったというのは全く納得がいきません。
*社外取締役だったそうです。だったら尚更、スキームに関し知っていて当然です。知りませんでしたというのであれば、社外取締役で得た役員報酬は何の対価なのでしょうね?
Q11 CFFの案件キャンセル。HPの目立つお知らせ欄にかかれていないのはなぜか?2018年最後の営業日に利用者に通達するのは不誠実ではないのか?
*マネオさんの社是は「誠実」です。
Q12 アメリカンファンディングさんは情報公開しようという気はあるのか?
zillowやredfinを利用している話をブログに書いているが、明らかに情報不足である。それらが何かピンとくる人の方が少ないだろう。
私は説明会に参加できない。
そこでマネオマーケット社に説明会の議事録の送付をお願いしたところ、「各事業者の説明はHPを参照しろ」と返答が来た。
これは私にとっては驚きである。
HPに乗っている内容くらいしか、説明会で説明していないという証左だからだ。
説明会では資料の印刷すらしてなかったと伝え聞いている。これは本当か?
本当なら投資家に対し説明をしようとしているとは言えないのではないか?
*アメリカンファンディングの社長は「説明会くらいでしか投資家様と接する機会はない」とブログでつづっておられます。が、マネオさんの回答からすると、HPを見ることで充足されるような内容の説明だったようです。
言うだけなら簡単ですよね。
*アメリカンファンディングの社是は知りません。が、不誠実で良いという事にはならないでしょう。
Q13 マネオさんの案件、不動産評価について。
原価法でも取引事例比較法での評価はなく収益還元法「だけ」で価値評価を挙げている理由をご説明ください。
直接還元法でしょうか?DCFでしょうか?その説明がないように見受けられますがそれはなぜですか?利用した利率はどこの利率で、それを採用した根拠は何でしょうか?
積算法というものがあるようですが、そちらは路線価や公示価格を参考に土地価格を算出、建物はリビルドした際の予想価格に調整を加えるものと理解しております。
そちらでの算出を行っていないのはなぜですか?
*マネオさんは本体でも元本毀損を出しています。それ自体は案件リスクなので仕方ないと思われますが、問題視しているのは担保評価価値がとても甘い事。
評価をどうやっているのかな?という疑問から聞いてみました。
尚、マネオさんの社是は「誠実」です。
現在のマネオさんのHPで「当社の社是は「誠実」です」という文言を見ることはできません。
誠実な運営ができないから、「当社の社是は「誠実」です」という文言を外す?
逆でしょう?
「当社の社是は「誠実」です」という文言に恥じない運営をすべきですよね?
冒頭にも書きましたが、回答が来れば、また、要約を共有します。
そのブログ記事において、要約したマネオさんの回答を書きますが、マネオさんは一切の責任を持ちません。
回答は投資家の投資判断のためのものであって、ブログに引用されると、当社としては責任を負いかねる。
マネオさんが、そう宣言したからです。
一利用者が読む分には良いが、公表されると困るような回答を送っているのだな、と私は解釈しました。
今までの引用は「全文引用」でした。これは要約することで私の主観が入らないようにするためです。
ご本人(社?)が全文引用をやめろというので、仕方ありません、私の主観が入るかもしれない要約をお届けします。
私はソーシャルレンディングも、プラットフォーム事業も面白い仕組みだと思っています。しかし、マネオさんがそれらの事業を行うに値するかは「否」と言わざるを得ません。
事故が起こる前の調査ができていないことが露呈した。GILの件で、事故が起こった後の対処ができない事が露呈した。ガイアの件で、監督官庁からの指導でも改善されないことが露呈した。CFFの件で利用者に対して不誠実な行動をとり続けていることが露呈した。
まだまだ理由はありますが、主には上記の通りです。
回答が来るのはいつなのか。1月中に来ますでしょうか?
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