昨日、私は最近サイクリングが気に入っているという話を出しました。
これ、本当に素人レベルの趣味です。
装備がそれっぽければ玄人かというと違うだろうと思うのですが、バリバリにエネルギーを自転車に使っているわけではありません。
そんな私がなんとなくARの未来について考えました。
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自転車に長時間乗っているとですね、普段程度では気が付かない、小さな負担の積み重ねが非常に気にかかってくるんです。
・日焼け
・サドルの堅さ
・ハンドルにかかる重み、それに伴う手のひらへの負担・手首への負担
・時には、全身の腹筋と背筋
そして、私の中で非常に気になっており、ある方法でストレスが一気に減ったものがあるんです。
・長時間の自転車走行に伴う、目の負担
これが
こちらで大きく改善されたんです。
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長時間外にいる方には、太陽の光が目からの疲労に結びつくと言っても理解していただけると思います。
疲れるんですよ、実際。
もしかすると、これは私が年を取り、若い時には疲労として感じなかったダメージをダメージとして感じるようになったということなのかもしれません。
そして、自転車に長時間乗っていると、風による目の渇きも見過ごせません。ドライアイのような不快感が付きまといます。
私が通る道は自転車専用道路ではありませんから、当然車やバイクが通ります。
排気ガスやゴミが舞います。その影響は少なからずあるでしょう。
それらの負担が、上記のサングラスで解決したんです。
正確にはオーバーグラスというそうです。
メガネの上からかけられるんですね。
コンタクトにしてサングラスという方法もあるのですが、目の負担を考えてオーバーグラスを選びました。
まず実感するのが、日中であればサングラス(偏光グラス)であっても視界に影響はほとんどない(自覚はない)点。
本格的に自転車を趣味としている方、多くの方がサングラスをかけていて、正直「格好つけてるな」なんて思っていたのですが、はたで見ているだけとやってみるのとでは全く違います。
楽。
日光がまぶしくない。
超、楽。
そして風の影響も、メガネとオーバーグラスで二重に守っているおかげか、激減しました。逆に空気がこもるんじゃ?と思われる方がおられると思いますが、大丈夫でした。ほほの部分、グラスでいうところの下部ですね、そこから隙間風が良い具合に入っているようで、特にこもる感じはありません。
ただし、これは顔の肉の具合にも、顔とグラスの相性にも依るので万人に当てはまるとも思いません。
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で、ですね。
話が変わって、こんな技術があるそうなのです。
MOJOさんというところが、コンタクトレンズを使ってARを実現している、と。
どういうイメージか、動画を探したんですがすぐに見つけられませんでした。上記リンクからHPを見ていただくのが一番いいと思われます。
ご覧になりました?
凄くないですか?
こんなことが可能なら、オーバーグラスにAR情報を表示するなんて、相対的に簡単にできそうです。
(なぜ、オーバーグラスにこだわるかというと、自転車に乗ってることを前提として考えるからです。日常でしたらコンタクトレンズの方が、、、良い、、、、ん、ですかねぇ???)
自転車といえばヘルメット、ってことで、
こういう感じのヘルメットのフェイスシールドにAR情報が投影されてもイイですね。
さらに
こちらなんてどうです?モーターサイクルヘルメット、ということでバイク用でしょうが、かなりイケてるんです。
視界の上方に小さなウィンドウがありますね?
実はこれ、後方らしいんです。
ヘルメットの後ろに小さなカメラが付いていて、その映像が前を見ているだけで確認できる。
ハンドルミラーでいいじゃないか、という声もありそうですが、それはこの具体例が後方だけだからであって、他の映像を流すことができることを考えると、前面の視界に映像が(半透明でも不鮮明でも)出てくる意義・応用性は高いと考えます。
(安全の方が優先されますので、必ず鮮明な画像というのもどうかと個人的には考えます)
応用的な使い道としては
こちらなんていかがです?
もっといろいろできそうですけどね。
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お年寄りが自転車に乗っているそばを通るのって、怖いんですね。わたしは。
なぜかというと、後方確認せずに急に曲がることが多いからです。
何か起これば被害者ぶるので、とにかく近寄らないのが一番だと考えています。わたしは。
でもですね。
どうして、そうなるんだろうと考えると一つの仮説が思い浮かびます。
後方確認するのが億劫(面倒)になっているのでは?
もちろん、自分は老人だから許されて当然などという勘違いもあると思います。
危ないときに、ちゃんと謝る人もいます。
ですが、理想を言えば、危ないことが起きないようにする方がいいんです。
治療より予防です。
そして、自分もいずれはお年寄りになるわけです。情けは人の為ならず。お年寄りが楽に生きられる方法を考えておくと、巡り巡って自分が年を取ったときに楽な社会になるんじゃないですかね?
そこで先ほどの技術です。
十分に低廉化されるようになれば、周囲の状況を把握できるようになります。
お年寄りが、左右逆の後方情報を視認して的確な身体操作ができるのか?とか、そもそも素早く視認できるのか?という問題は残りますが、後方確認するのが面倒で視界が狭いのであれば一つの解決策になり得るのではないかと思います。
こちらはヘルメットにつけるガジェットです。ヘルメットに振動を加えることにより音楽を楽しめるそうです。が、老人が使用するという観点から考えると周囲の音をクリアに大きくする補聴器代わりにするだとか、骨伝導を利用したものだとか、想像は膨らみます。
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ここまで、書きながら考えたんですけど、現実的に近い将来の話を言うのであれば、お年寄りの自転車にはハンドルミラーを義務付けた方が早そうです。
ARの近未来は「壮年期までの人」のものなのかもしれません。
と、考えていくと、技術の進歩は段階的なものなので、その段階その段階では、身体能力などによって生じるデバイドが起こらざるを得ない、という結論になります。
金融包摂の時にもどこかの記事にしました。どこかで書いたはずなんです。フィンテックで救われる人は多いでしょうが、そこで救われない人との差はより大きく深刻なものになり得るなぁと考えた次第です。
もちろん、だから進歩を緩めていいということではありません。
ではでは
?