かんがえる、かがんでいる人

考えたことをまとめます。

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結論だけでいいはずないじゃない

「結局どういうことなの?」

よく聞く文句です。

教えてもらう立場の人間が、よくもまぁ、と感情的な部分が動きもするのですが、今回はそこは置いておきます。

 

結論に至るプロセスを軽視するとよろしくないですよ、という事を書きます。

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あまりにテーマが大きいと話しづらいので、テーマを絞ります。

航空業界がいつ辺りに復活するのか。

 

2025年くらい、2030年、いや今まで通りにはならない。

 

色々な考え方があります。

重要なのは結論ではなくて、前述のとおり、プロセスだと思うのです。

 

実はこのテーマには罠が仕掛けてあります。

罠というつもりはないのですが、人によっては罠と捉えるでしょう。

 

テーマは「航空業界がいつ辺りに復活するのか。」です。

「いつ?」という点が主論点ですが、「復活」の定義をしないと話がぶれるのです。

 

ある人は売り上げが元に戻ることに対して話を進め、別の人は利益が確保されればいいじゃないと考える。

前者は規模を縮小することはできませんから、業種を転換、とまではいかなくても乗客を運ぶだけでは上手くいかないでしょうから貨物輸送、それもできるだけ早く届けたい高付加価値の小さく軽いものの輸送により一層食い込んでくるはずです。リストラもしずらいでしょう。規模を縮小したくないのであれば、仕事量はそれなりにあり、それを捌く人員は必要です。RPAですか?それを管理する人も必要です。

後者は利益さえ上げればいいので、リストラに代表される経費削減は策としての目玉です。

そもそも、どちらも法人が残って従業員が生活していけることが目的であれば、○○航空という会社名のパン屋になるかもしれません。(別業態になるという極端な例です)

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で、論客のテーマがきまり、その用語の定義にブレが無いことが確認できました。

知見ある方の意見を参考にする、我々凡人は「○○さんは2025年だと言っていたよ」「□□さんは2030年だと言っていたよ」と結論だけ話をしても仕方が無いのですね。

 

概ね予想は外れるからです。

 

そこに至るまでのプロセスは予測に満ちており、中にはプラスとマイナスが打ち消し合って当たることもありマsがそれは偶然で、おおむね外れるんです。

だから、「これがこうなって、何年に復活する」という部分のプロセスを理解しておくべきなんです。

現実に起こっているニュースと突き合わせつつ「○○さんはこういうことが起きるから2025年と言っていたけれど、ニュースによるとこの要素がもう少し遅れそうだ、という事は2025年よりは遅れるかな」と、自分なりに考えられるようになると思われます。

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だから

「要するにどういうことなの?」

という質問は、思考停止の象徴です。あまり好きな言葉ではありません。

もちろん「わかっている人」であれば、一言で話すべきでしょうし、起業家がエレベータートークを3時間かけて綿密にするわけにはいかないでしょう。

そういう極端な例を持ち出す人は、広告的なプレゼンと分析的なプレゼンを混同しているように思われます。

 

私としては、少なくとも施行においては、プロセスを重視することをお勧めします。

 

ではでは

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