何か興味がることに対して、すぐに答えを知りたがるのはもったいないことです。
自分なりに「こういうことかな?」という仮説を立てて検証を繰り返すことで「自分で考える」習慣が作られます。
ポイントは
1)仮説はあくまで仮説であるという事実を受け入れる事
2)1)を踏まえ検証する事
自分で考えるとどのようなことであれ、すごく価値があるような気になってしまいます。しかしこの記事
を見ていただければ理解していただけると思います。
自分で考えた=仮説を立てた、ということは、具体から抽象への思考を行っただけです。その考えたことが該当する、世の中のすべての事柄を把握しきれていないので、見落としがあるかもしれませんし、そもそもの抽出すべき具体的な事例を見誤っているかもしれません。
具体的な事象を把握する=調査にはコストがかかります。単純作業でもあり、凝ればどこまでも凝ることができます。アウトプットは具体的な事象を把握するコストに比例しないのです。
アウトプットを最大化したいのであれば、いくつかの事象から自分なりの仮説を立て抽象化し、何らかの方法でフィードバックを受けるという手だてが有効です。
検証作業の一番大きな手立てがマーケットへ晒す、という事でしょう。
仮説と検証を行うという事は、PDCAサイクルを回すという事でもあります。