マジ卍はいいんですよ、仲間内で流行ってるだけの言葉遊びですし。
言葉遊びを規制するのは権力の乱用でしょう?
イケメンという言葉だって、今は市民権を得ていますが、登場前はハンサムって言葉でしたから。多分「カッコイイ」はいまも生きてますし、ちょっと違うと思います。
ハンサムって、今聞くとニュアンスが大きく違いますよね。
さて、今回のエントリを書こうと思ったのは、WEBで「OODAって知ってる?」という記事を見たからです。
私は知りませんでしたのでサクッと見ました。
私の理解ですと
・PDCAサイクルに代わるメソッド
・朝鮮戦争時に米軍で生まれた
・OODAはobserve(観察) orient(判断・方向づけ) decide(意思決定) act(行動)の略
・OODAはPDCAに比べ機動性に優れる(???)
記事では、現在は変化に富んだ時代であり、より機動性に富んだOODAが時代に即しており有効であるという論調でした。
ご覧の通り私はこのメソッドに否定的な意見です。
・その構造がPDCAと変わっていない。むしろ検証過程がない分、劣化している
・機動性を言うのであれば、それは使い方の問題。
午前中にPDCAを回して、午後一でホウレンソウ。午後にもう一度回して就業前に反省、という使い方は十分可能。これでも遅いのか?
・「PDCA2.0」が出てくるかと思ったら「PDCA0.7」だった。。。
多様性という観点から、色々なメソッドが出てくるのはよいことだと思います。
たくさん出てくる中から、いずれ主流になるかもしれないビジネス用語をまとめたサイトも有り難く拝読・利用させていただいています。
ですが、使う側は、その要点と他の似た者との違いについて、理解し吟味しなくてはなりません。業務に生かしてこそのツールなのです。
AIDMAの補完としてのAISASやDUAL-AISASレベルを出すのならともかく。。。
単語の頭文字をつなげればいいというものではありません。
新しい言葉が生まれると新しいビジネスが生まれます。
セミナー、出版、そしてコンサルティング。
コンサルティング依頼は高額です。いい知恵っぽいものを授けてもらったけれど業務に活かし切れていないという会社は多いでしょう。田舎ではコンサルタントという肩書がモノをいう事もあるんです。(お笑いになる方もいらっしゃると思いますが、本当です)
いずれ廃れるであろう、流行り言葉をコンサルしてもらって、高額なFEEを払うのはやめましょう。
尊敬する経営学者が著書で言ってました。
「経営学は、よく考えている人には必要ない」
だから、とても抽象的なことか、とても具体的なことしか言えません。
血液型占いの文章ちっくな成果レポート、欲しいですか?
A山B太郎さんにしか当てはまらないような話や、今現在の貴社にしか当てはまらないが、貴社の今後に役に立ちますか?
流行り言葉便乗ビジネスには気を付けた方がいいですよ。
一時的な流行りで、現金持っていかれるのはもったいないですよ。
流行りに乗っかって変なコンサルする業者は消えろ。マジ迷惑。
マジ卍