かんがえる、かがんでいる人

考えたことをまとめます。

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仮想通貨ニュース 2018/06/03

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今日は「Aidemyをやってみた話 - かんがえる、かがんでいる人」こちらの記事が良くアクセスされたようです。

noteで拝見したプログラマーの方の記事が、Pythonの入門リンク集として大変良かったので引用リツイートさせていただきました。

そのツイートにその方がいいねをつけてくださいまして、そこから流入していただいたようです。

ありがたい話です。

一方で

こちらの通りでして。

日本の仮想通貨界隈で「俺がやる!」と言える方がどれだけいるでしょうか?

日本はそういう方を外国に手放してはいないでしょうか?

私ができることは限られていますが、Pythonの勉強をするお手伝いやそれを使ってブロックチェーンを勉強するお手伝いはできると思います。

私ができるお手伝いは、読んでくださる方に「こういうものがありますよ」と記事を書くことです。

私は、できることをやっていきたいと思います。

 

 

さて

ニュース自体は数日前に発表されました。

金融庁の許認可を受けた日本企業の買収劇です。

既存の企業は、いろいろなところからお話が来ているであろうことは想像に難くなく、それはすでに指摘してある通りです。

規制が緩いときに認可を受けた分、大資本がいざ参入するという時にキャッシュを受け取れるのですね。

ICOを目指すベンチャー企業に似たものを感じます。

おそらく、ですが、取引所としては、まだ売るより引き続けていった方が最終的な買収額は大きくなりそうです。

利用者としては当然大資本参加に入ってもらって、リソースを使って安定稼働をしてほしいのですが。

 

SBI関連が動き始めています。これでまた資金が流入、と思っていたのですが現状のニュースをチラ見する限り、仮想通貨入出金の件など、まだサービスの準備ができていないようです。

 

Petroは、政府自体が「将来の、石油における利益の前借」というようなことを言っていたと記憶しています。

それを差し引いて30%オフでもこの仕打ち。なかなか信用がないようです。

石油の世界では、ガロンと米ドルが基準です。

stableCoinを考えていくうえで、基準を作る、通用させるというのはものすごいパワーがいるし、パワーの現れなのだと感じ入りました。

秦の度量衡しかり、太閤検地然り。

その単位で生活する人がいる、その方たちが「この基準が良い、便利だ」と納得して、その基準・単位がその世界(生活圏)を支配しているという事ですので。

 

産業革命とか、こういう夢のある言葉を使うの、好きですよね。

ブロックチェーンは世界をひっくり返すような発明だ!などと言われると、「どうやってひっくり返すんですか?」と質問したく。

目的は国益ですよ、それでいいじゃないですか。

ブロックチェーン自体、その仕組みを成り立たせるのにインセンティブを上手に(?)設計して成立させているわけで。

 

分散型でダウンしない、改ざんしずらいDB。それでいいじゃないですか。

 

スペインはサンタンデールリップル社との提携の話でも割と出てくる国です。

スペインの中央銀行はCBDCにあまり興味がないのでしょうか?

ユーロでCBDCを出すとか、そういう話になるとイギリスのCBDCも動いてくるかもしれません。

ユーロはドイツが発言権を持ってるはずなので、CBDCの観点からはドイツに注目します。

 

分別管理は、フィンテックで新しく出てきた業態にも適用していただきたい制度です。

内部管理体制の強化は仮想通貨交換業者の場合、特に重要視されるところでしょう。

もちろんカストディサービスをやるところが出てくれば、当然そちらにも適用されるはずです。

 

匿名通貨に関しては何とも言えません。ZECは米国でも認められているんですよね?

ETHに関して言えばzk-SNARKという技術もあるようです。

AMRの観点からいうのであれば、上記技術ですと、不正がないことは証明でき、一方で、送り手・受け手・送金額は秘匿されます。

どこがどういけないんでしょうか?そこを明らかにしないとETHもダメになります。

(参考;イーサリアムに導入されたプライバシー保護技術「zk-SNARK」とは

前々から言われていたことですが、金融庁ホワイトリストに載っている仮想通貨が匿名性を得た時にどういう運用にするのかを決めておいた方が良いと思います。

なので、どこがどうだめなのか、が重要です。

  

仮想通貨の送金詰まりは国に新しいところで、決済手段として結構攻撃される観点です。しかし、それはカードでも起こり得るということが白日の下に。

仮想通貨決済がクレカを駆逐できるかどうかはわかりません。

むしろ買い手にとってはクレカから仮想通貨払いにすると日常決済では送金料がかかるので不便なはずです。

みんなでいろいろ使ってみて、問題点を出して、良さそうなものを残してい句しかないと思うのです。

皆さん、DApps作ったり、新しい仮想通貨作ったりできないですよね?私はできません。

ですが、ネコニウムとかETHの改造版です。できなくは無いわけです。

自分でできることをやる、というのであれば、仮想通貨決済を利用してみるとか、今の時期になるとDAppsゲームをやってみる、くらいになりますでしょうか?

全く利用もせずに、あれこれ言うのは、どうも納得しがたいのです。

 

マイクロペイメントにおいて、日本の税制は使いづらくてなりません。

BCHがいいか、LNは実装されるのか?よりも、私として重要視すべきはこちらの税制です。

 

ナプスター、いわばWINNYWINMXの外国版です。

それが衰退したのは規制当局とかかわりを持たず、サブカルから抜け出さなかったからだという指摘です。その通りだと思います。

 

ただ、規制当局の、仮想通貨は○○だ!という分類、そうしようとする姿勢に

私は納得いっていません。

むしろ包括関係は逆で「仮想通貨の中に、株式のようなものもあれば現金のようなものもあり、さらには会員権のようなものもあり、金融資産のようなものもある」と考えています。

債券などもトークン化されて仮想通貨になり得ますでしょうし、Amazonのポイントなどもリップル社の想定ではXRPに乗って価値の移転を可能にする、というもののはずです。

 

分類するときに注意すべきは

「その他」を残しておき、分類不能なものが出てきたときの運用を考えておくこと、

ある目的を規定した仮想通貨が、その目的を変えた場合の運用を考えておくこと、

以上二点です。

 

私は、マイニング企業の投資はどうなるのかという点で、銘柄探しか撤退戦略の基準点探しがカギだと考えていました。

しかし、数日前に中国でしたか、AIへのグリッドコンピューティングへ転用されることが予定されているようで、なるほど確かに、と納得した次第です。

特に上記はGPUなので「使いで」はありそうです。

 

香港ドルの経済圏がカバーできる範囲は広くなさそうです。むしろアメリカのCBDCが出た場合どうなるのかが論点になる気がします。これは中国人民元経済圏との強豪という意味合いです。

生活をカバーする通貨は権力に直結すると思います。

 

表において、仮想通貨を預けている間に値上がりする可能性、という欄がありますが値下がりする可能性もあります。ミスリードするズルい表記です。

同様に仮想通貨決済で、「上がるかもしれない仮想通貨で決済するはずがない」という意見も一面しか見ていないと思います。「下がるかもしれない仮想通貨で決済することで、利確をしている」とも見られるからです。

 

仮想通貨をマネートークン社に質入れして、別の下がるであろう仮想通貨に換えて、空売り。買戻して利息を払って、質を取り戻す。

やはり、空売りで使われるように思うんです。

やっぱり、DAIなどのstableCoinに換えられる点が、利用の仕方が良く理解できません。

 

CBDCの発行は、現金決済からデジタル決済への移行という意味合いで賛成です。

現金決済は、純粋にコストが高いのです。

レジを打たなければならない、帳簿と現金を合わせなければならない、ミスもある。どれも人件費にかかります。紛失もします。場合によっては強盗のリスクもあります。

CBDCの設計によっては、利用にコストがかかる事が懸念点です。中央集権のものをブロックチェーンに乗せる必要があるのか、別のデジタル通貨で良いのでは?円からCBDCに換えたら送金料が発生するようになった?バカな!

仮想通貨取引への効果的な課税と「現金準備金と銀行支払準備金を補う」という点が正直な官のメリットだと思います。

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