かんがえる、かがんでいる人

考えたことをまとめます。

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仮想通貨ニュース 2018/10/15

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カフカの変身の話をします。

読書感想文で課題図書だったんですよ。
本筋は、皆さんご存知の通り、主人公が朝起きたら虫になっているというあれです。

稼ぎ頭である主人公が虫になると、習い事をしていた妹が働き始め家計を支えたという観点から、私は奢侈品にかかる費用の分析という感じで読書感想文を書いたんですね。

あまり評価をされませんでしたねぇ。
ゲラゲラ笑って(分かって?)くれたのが政経の先生だったと記憶してます。他には伝わらなかったのかな?

当時高校生だった私は奢侈品なんて言葉を使いませんでしたが、それなりに理屈が通る話は書いたつもりでした。
生活に関係のない領域で研鑽を積むには、生活必需品を提供してくれる誰かが必要で、奢侈品(財だけでなくサービスも含め)の発展度合いに応じて、分業の程度と富の偏在が予想され得るという感じです。

英語の文章題で、きっと誰もが見たことがあるはず「文化は余裕から(無駄から、でしたっけ?)生まれるという」趣旨のものを読んだ影響が強かったのかなと、今になって思います。

 

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常識の話をします。

好きだねぇ、と思われるかもしれませんが、まぁ斜に構えずに読んでくださいな。

自動車の話なんですが。最近はMTが少なくなっています。そのうち自動運転が当たり前になって人間は非常時に備えるだけになるかもしれません。

パワーステアリングってご存知ですか?ハンドル操作を補佐してくれる機能で女性でも簡単にハンドルを回せますというものです。今だと標準です。だから。売りになりません。
パワーウィンドウってご存知ですか?窓の開閉を補佐してくれる機能でボタン一つで窓の開閉ができます。それまではハンドルのようなものをぐるぐるやって、手動で開閉していました。今だと標準です。だから。売りになりません。

そのうち「仮想通貨取引所で、保険無しホットウォレットあり、というところがあったの、ご存知ですか?」と私がブログを書いているかもしれません。
そしてそれは一つの未来のカタチで、理想的には「仮想通貨取引所で、昔は保険があったり、そもそもの秘密鍵を預けておくという運用があったんだよ」と私がブログを書いている方がいいですよね。

過去、競争力の源泉になったものは未来の常識になるコモディティ化のお話でした。

 

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UI/UXなんて言葉をよく聞きます。

UIは利用者がシステム機能を便利に使えるように設計者・エンジニアが気を付ける部分です。

UXは提供しているサービス全体を通じて利用者に心地よさ・爽快感・新しい発見を提供できるように設計者・エンジニアが気を付ける部分です。

UIは、それなりに最適解があるように思います。
それはその時点その時点における技術の度合いであったり、世間の他の似たようなサービスの仕組みであったりを勘案しつつ決定できそうな気がします。
一方で
UXについては独自色を強く出し、多様性が求められる世界なのかな、と。

これは利用者の感覚がそれぞれの個人によって違い、だれにどう受け止められるか、原則的に分からないからです。
そうなると、いわゆる、ターゲットを絞ってペルソナを立て、それに制作者の熱い思いのようなものをぶつける、といいらしいです。知らんけど。
随分冷めた口調で書きましたが、当たってるようなあたっていないような。そもそもそんな熱い思いなんてどこまで誰が持っている事やら、と。
「やる気に水を差すようなことを言うな」という人は、もうその時点で熱い思いのようなものの温度が低い、人肌より少し熱いくらいじゃないでしょうか。

対象の絶対量は比較によって測られます。それはAさんとBさんとの比較かもしれませんし、障害の大きさとの比較かもしれません。
後者は、障害が共通しているにもかかわらずAさんは超えてBさんが越えられないのであればBさんの熱い思いのようなものはその障害を越えられないものだったと測定できます。Aさんはまだ限界が来ていないので測りきれだといえません。

話を戻します。
それなりの熱い思いのようなものを持っている人が多数存在すれば、多様性のあるUXが生まれ得ます。
その時、利用者には多数の選択肢が提示されたのと同じ状態が生じ、それは利用者のストレスになります。

そこで生まれるのが選択者や推薦者という立場です。Cさんにはこのサービスがよさそう、Dさんにはこれがよさそうという具合です。選んでくれるんですね。ソムリエさんも似た感じです。

彼らの影響はそれなりに大きく、サービス提供者側からも利用者側からも頼りにされ、だからこそ、結果フロードスキームがまかり通る世界の窓口になりがちです。
独立性の担保というだけでなく、それを証明する何かいい仕組みがあると、かなり色々なところに応用が利くと思いましたです。

 

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フランスのスタートアップがマイニング可能なヒーターを開発 | ビットコインの最新情報 BTCN|ビットコインニュース

この前文で取り上げるのもあれなんですが、ここで取り上げるにふさわしいニュースかなぁと。マイニングにより発生する熱を有効利用しましょう、という話ですね。

効率が良いというのは、企業側の言い分で私は首をかしげてしまうのですが、熱を利用するというのは、マイニングファーム規模でやればなかなか工夫のし甲斐があるかもしれません。

私はアイコンをハリネズミにしています。ハリネズミは温度管理が結構シビアで、26度くらいをキープする必要があります。夏は冷房、冬は暖房が必要なんです。

同じように、温度管理が必要な動物はいくらでもいるはずで、寒冷地でマイニングしている場合、夏は冷房がいらず冬はASIC放出熱で暖を取る、というような何かができそうです。何かのブリーディングや養殖とか、できませんかね?

やけにすらすら出てくるんですけど、もしかしたら他のニュースで見た内容かもしれません。

 

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笑い話なんですけども。

「How much is fee」と聞いて、男色の毛があるという理解をする人は、知識と文脈理解の観点から対等に語り合える水準を大幅に下回っているので、すみわけを明確にした方がお互いの幸せのためだと思いました。「the service fee」と固く言っておくべきだったかもしれません。が、まさかそこまで。。。

 

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世の中には問題が多くて、きっとすべてに興味を持ち続けることも、もしかしたらすべてを知る事さえ無理なのかもしれません。
少しでも減らそうとするのであれば、志を持ったルールメイカーになる必要があります。

しかし、ルールメイカーになると途端に自分の立場を優先し、自分に有利なルール作りに専心してしまう人は多いようです。現状がそれを証明しています。
ルールメイカーというと、とても公的で大規模な、それこそ国会のようなイメージをしてしまうので具体例を身近なものにします。。

例えば親子。
「子供のためを思って」と言いつつも、自分の事はさておき子どもに文句・だめだしを言う親は多そうです。「自分は不出来だが子どもは良い人間になってほしい」そんな願いが0とは思いません。一方でそれと同じように、「子どもが自分の価値観でいう有名な人間、有能な人間になれば、自分は労せず「その親」の地位を手に入れることができる」という色気も0ではないように思います。

例えば恋人関係。
男女平等とは言いつつも、男性は女性を気遣うものであるし、どちらがどうではなく「惚れた方が負け」というのは真理だと思います。「この人は私の事を好きなのだろうか?」と石橋を叩くこと・叩かれることは誰しも経験あるでしょう。その一方で叩かれたら傷はつくことを自覚していない人もいます。相手に不満を蓄積させたという理屈ではなく、やったことは許されたのだから「そこまではやっていいという線引きをした」という理屈なのですね。私なんかですと「随分と自分に都合のいい解釈だ」と思います。

例えば先輩後輩の関係。
上下関係はどうしてもできてしまうものであり、時に先輩側は「俺たちの時はもっとひどかった」と言って後輩側からすればハラスメントを行う場合もあるでしょう。それは先輩からするとむしろ「手加減をしてやった」というものでさえあります。後輩側からするとハラスメントであるにもかかわらずです。一方で最近は逆に、後輩側が権力者に言いつける事への抵抗感が無いようで「逆パワハラ」というものもあるようです。。

親子であれば恋人であれ仲間であれ、強者になったもの(親や惚れられた方、パワハラを行う側)はルールメイカーになることができます。
そこでまずは「毒親(すいません詳しいところの意味合いはよくわかっていません。パワハラをする親、というくらいの認識です)やDV男やヒステリー女、パワハラをする人間にならない」という身近なところで、志を持ったルールメイカーになれるかどうか、試すことができるのではないでしょうか?
いかがでしょう?
自分が親になった立場で毒親にならない自信はどの程度ありますか?
自分が惚れられている立場で、相手に常に誠意ある対応ができる自信はどれほどでしょう?
自分が相手の生殺与奪の権を握る立場で、会社の同僚に対し本当にフラットな対応ができるのでしょうか?

権力者に対して攻撃することは簡単です。上記のような本当に身近なシミュレーションで、自分がその立場になったらどうなるか。その未来が暗に示されるように思います。

 

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ブロックチェーンを活用した分散型IDとは?マイクロソフト:ホワイトペーパーを公開

マイクロソフト ”分散型ID”開発 自分のデータは自分で管理する世界へ | Cointelegraph

同社が提供する「ウォレット型アプリ」によってユーザーがデジタルアイデンティティを独自に発行管理することができるようになるという。
すでに提供中の同社のサービスであるアジュール(Azure)とともに、同社のブロックチェーンサービスの根幹になりそうだ。
DIDは分散型のデジタルアイデンティティであり、ソーシャルネットワークなどで使われる個人アカウントに近いが、従来のアカウントと異なり中央管理者がおらず、ユーザーが管理することができる。
また、ブロックチェーンの暗号技術を活用することで独自性の証明も可能になり、複数のサービスについて単一のアカウントを使用できるのも特徴だ。
マイクロソフトのホワイトペーパーによると、個人がDIDを発行管理することが可能になる。
マイクロソフトによると、DIDが従来のデジタルアカウントと決定的に異なる点は、ユーザーが自分で管理することができる点にある。

選択肢が増えるようになるのはよい事だと思います。
一方で「データを自分で管理」という強制が何らかの形で働くのはどうなのかな?と判断が尽きません。パスワードや暗号かぎを自分で管理するのとは違うのです。今まで中央に管理してもらっていたものを「これからは自分で」とすんなり受け入れられる人はどこまでいるでしょうか?

既存のサービスがなくなるわけではないので、自分で管理したくない・面倒だという方はそちらを利用すればいい。
身分証明書のようなものであれば、それなりに使途が膨らみそうですし、難民の方の救済措置になるのであればとても良い事だと思います。

一方で、具体的に考えて、名何らかのサービスに必要なIDで悪いことをして、凍結された、と。そしてまたIDを作って、という繰り返しにはならないかと。

公開DIDはネットワーク上で公開する部分で、例えば個人の名前、顔写真、簡単な自己紹介などのユーザー自身が公開しても構わないと判断した部分だ。
一方ペアワイズDIDは、それ以外の個人情報で、こうした情報は暗号化技術で完全に秘匿したうえで公開DIDとは別にブロックチェーンのネットワーク上に保存することが可能になる。

この部分が興味を引きます。情報の秘匿性をどのように実装するのかに興味があるのです。あとはそのペアワイズDIDを誰かに一時的に情報公開という事をしたいのだけれど、コインポストさんにはそのような点は書いていませんでした。

このハブにデータを保管することで、第3者へのアクセス権限を許可制にできると言う。数多くの第3者間でユーザーの許可なくデータが扱われている現状を打破する試みだ。

コインテレグラフさんではこの記述です。WPを読んでないのですが上記が正しいのであれば、私がやりたいことを実装している感じもします。

じゃぁ、具体的に考えて。私がAさんのペアワイズDIDをアクセス許可されました、と。私は悪い人間でその情報をスクショ取りました、と。アクセス許可期間が終わっても、それは私の手元に残ります。複製が可能なのです。

その辺りはアクセスの許可だけでは安全性が担保されず使いずらいのではないかと思います。

 

仮想通貨イーサリアムの開発者:11月の大規模ハードフォークは間に合う

ETHの、「コンスタンティノープル」と名付けられた大幅アップデートが11月に間に合うという話です。

個人的にはせかされないでやってほしいのですが、だらだらやっても仕方ないという玉虫色の意見になってしまいます。

仮想通貨のアップデートは、「とりあえず出して、だめなら修正」というわけにはいかないのでどちらかというと、前者の割合は大きいのですが。

 

米大手取引所ジェミニ:仮想通貨ライトコイン(LTC)を上場、ビットコインキャッシュ(BCH)は延期

仮想通貨取引所ジェミニ ライトコインの取引開始へ ビットコインキャッシュは「ハードフォーク」理由に延期 | Cointelegraph

メジャーアルトなのでLTCが上場しようとも特に違和感は覚えません。BCHが見送られたのはさもありなん。

本来、ビットコインキャッシュの追加も予定されていたが、11月の半ばごろにハードフォークの可能性があり、そのうちのいくつかにジェミニが安全にサポートをするための保護機能が欠けている可能性があることから追加の延期を決定した。

誠実な判断だと思います。ここは拙速よりも巧遅を選択すべきで、何も異存はございません。

欧州進出9月24日には有力経済誌ファイナンシャル・タイムズにて、ジェミニはイギリスへの進出を検討していると報道されている。

シティ、EURO以外の独立経済圏、欧州への足掛かり、ポンド建て。などなど。

世界の主要金融機関が結集しているだけではなく、世界中から集まる金融やにテクノロジーに精通した人材が豊富であることも、企業としては魅力的な点だと言える。

主に金融。ベルリンはどうなったんでしょうね。

 

米大手取引所Coinbase:機関投資家向けファンド終了へ、小売を優先か

?これには合点がいかない。理由が知りたいところです。

その理由としては、同社が当初予測していたよりも、機関投資家からの関心を得られなかったことが挙げられる。
Coinbaseが今年の6月に開始したこのサービスは、純資産の多い機関投資家や大口投資家をターゲットとしていた。
なお、この商品は、純資産が最低100万ドル(約1億円)を保有しており、なおかつ年収25万ドル(約2800万円)以上の顧客を対象としている。

 なるほど。外部環境は変えられないからこそ外部環境なわけで、であればそれに合わせて適応するのが大人の知恵というものなのでしょう。

この商品では、金額を自身で決めるだけで自動的にCoinbaseに上場している複数の仮想通貨をパッケージ化して簡単に購入可能となる。
また25ドル(2806円)から投資を開始することができる。

ほんと、これ関係が流行ってます。

 

米CFTC委員長が期待感を示す:『仮想通貨市場の成熟には機関投資家の参入が鍵』

「機関投資家の参入で仮想通貨市場は成熟化する」=米CFTCのジャンカルロ委員長 | Cointelegraph

何をもって成熟とするかです。年を重ねれば成熟と言えるかというとそうでもなく、経験を積むことが大事。しかしそれなりの経験を積むには時間がかかるという因果関係の順番は意識しておいた方がよさそうです。

で、ですね。簡単に言ってしまうと、仮想通貨市場の成熟は、「多くの資金が活発に取引されるようになること」だと私は解釈しているのです。

それに対し、機関投資家が入ってください、というのは正論のような暴論です。なぜかというと、北斗の拳のような世紀末の世界にスーツに眼鏡のお兄ちゃんが一人で生きて行けとおっぽり出すのは、違うでしょう?と。

だから私の感覚だと、まずは、それなりの規制が必要だと思うのです。

抑止力となるし、詐欺られても罰則があるそんな規制も必要ですし、価格操作性を低減させる規制も必要でしょうし。機関投資家なんだから他人様のお金を預かって運用しているわけで、下準備をせずに「いいから!来てください!!」というのは無責任ですよねぇ。

「道のりはまだ長い。一部の現物取引所には問題もある。例えば透明性、仕組み、安全性といったものの欠如、および利益背反だ。しかし、成熟に時間がかかるのは他の物事と同じだ。機関投資家の参入が増えることで仮想通貨市場は成熟に向かうはずだと考えている」

ジャンカルノ委員長さんは「両手のアプローチ」という二つの施策を提唱したそうです。一つは規制。そしてもう一つが「害のないアプローチ」だそうです。

米国内で仮想通貨に関するイノベーションブロックチェーン関連商品が増えることに期待する

イマイチ具体性に欠ける記述でしたが、革新を妨げない仕組みづくり、という理解をしました。結局それが、害のないものであったかどうかは数年たって評価が固まるようなことだと思います。先を見据えて行動して、最初はボロカスに言われて後に「あれでよかったんだ、ナイスだ」と再評価されることもあれば、その逆もあるでしょう。

未来に笑える規制や仕組みであってほしいのは、誰しもが願う事です。

難しいですよね。すいませんが代案も提言もできません。

 

中国中央銀行が仮想通貨関連の人材募集:デジタル通貨の発行を見据える

中国は元の安定通貨が欲しいのでした。

中国の中央銀行が、CBDC策定のためであろう人材募集をかけているよ、という話です。

そして、CBDC発行における経済理論、金融政策デザイン、規制潜在リスクへの対応を目的とした2人の金融と経済の専門家を募集している。

技術はわかりますし、上記の「規制潜在リスクへの対応」もCBDCに関する詳しい知見が必要だと思うので納得できます。
経済理論や金融政策デザインは、あなた方の専門分野なんじゃ、、、?

デジタル資産研究所の規模は明らかになっていないが、採用されれば、法定通貨に裏付けられた仮想通貨プラットフォームの開発に取り組むことになり、消費者による使用という観点まで見据えられていることが示唆された。

どうなんでしょう、法定通貨に裏付けられる必要があるのでしょうか?

銀行でも何でも行って、スマホでウォレットをちょちょいと操作して、貨幣に交換できる仕組みであれば、現物はいらないのでは?そういう意味じゃないんですかね?深読みしすぎ?私の読解力不足?

CBDCに関しては、中央銀行のシニョリッジが大きくなるものであって、担保は必要ない(あえていうなら、法的な保護が担保)というのが私の理解です。

まちがってるのかしらん。

いまでも、銀行にいって「さーせん、ぼろくなった紙幣をピン札に換えてくれませんか?」と言えば換えてくれると思うんです。そしてそれは、変換用に担保を持っているわけではありません。FIAT発行数量の中で、ぼろい紙幣とピン札が融通しあっているだけです。こんなイメージなんですが。

「米ドルに裏付けられた安定通貨が徐々に市場に受け入れられ、実在経済での実用性を証明した場合、私たちも、によって裏付けられた安定通貨の発行に向けて、国内機関の支援を受け、真剣に取り組んでいかなければならない。
しかし、この金融システムの革新は、最終的に中央銀行発行のデジタル通貨によって成し遂げられるだろう。」

今、仮想通貨投資の世界において、どのFIATにペッグするのかというゲームが始まっているように思います。そしてすでにUSDに関しては道具は作られそれなりに市場で受け入れられています。中国側が焦るのももちろんで、日本もおっとり構えている場合じゃない気はします。

 

ビットコイン開発者のジミー・ソン氏、EOSを「詐欺」と痛烈批判 | Cointelegraph

EOSが詐欺ですか。特にDPOSに関してはいろいろご意見はあるでしょうから、なぜそういうのかという理由が大事だと思います。

ソン氏は今年6月にも、企業内の中央主権化されたブロックチェーン技術の利用は「無意味だ」と批判している。

 ここでしょうか。

 EOSは非中央集権性を放棄した(とは言い過ぎか?)プロジェクトではあると思いますが、現状求められているスケーラビリティを実現させているわけです。 

 詐欺は私の感覚だと、言っていたことと実際が違う事、だと思うのですね。

どのようなコンセンサスアルゴリズムになっているかなど、十分に情報提供されていると思いますし、その上で利用者がそれを選ぶのであれば、それは別に否定する事でもないんじゃないかと。 

ICOがなくなるという点は、どうなんでしょう。無くなるかもしれませんね。

 

ナスダック セキュリティートークンで仮想通貨業界に参入か | Cointelegraph

何を裏付けにしますか?

The Blockによると、ナスダックはブロックチェーン企業のSymbiontをはじめ複数の企業と交渉中。新たなSTOプラットフォームではトークン化された証券の発行ができるほか、トレードも可能になると言う。このプラットフォームが立ち上がる時期は明らかになっていない。

違いました。STを発行できるプラットフォームを用意する、というお話のようで。であれば今までの有価証券を取り扱う業務とそこまで差異はなさそうです。むしろ今までの経験が活かせそうですので賛成です。

証券化という言葉が昔はやりました。その時に起きたのが、証券かバブルです。

十中八九STOによるバブルは起きると思います。

 

韓国規制当局トップ 仮想通貨とICOに否定的な見解を改めて表明 | Cointelegraph

韓国国会の公聴会で話したジョンク委員長は、ブロックチェーンと仮想通貨を混同しな方がいいと指摘した上で次のように述べた。

「多くの人が韓国政府はICOを許可すべきだと言う。しかし、ICOがもたらす不透明性とダメージは、大変明白で危険なものだ。だから多くの海外諸国もICOを禁止するか慎重になっているのではないか」

 BC上を走る価値の中間代替物が仮想通貨だと認識しています。それが正しいのであれば分けて語ることは難しいと思うのですね。DLTと仮想通貨は分けて考えるべきという話なら納得がいきます。

一方でICOに否定的な見解は至極真っ当だと思います。

少なくとも現状のICOは不備が多く、DAICOも流行っていないのですよね。それはやはりICOの資金が一気に手に入るという点が魅力であり、プロジェクトを前に進める気がある人はあまりいないのでは?と思ってしまいます。

そして多分それは8割がた当たりだと思います。

 

仮想通貨ウォレット開くのに「ユーザー名+パスワード」はもう古い? ブロックチェーンでパスワードいらずの1クリック認証実現へ【アラート】

これな。

新しいUI/UXとして便利なものになりそうではあるけれど、仕様の詳細が見えれば穴はたくさんあるかも、といったところかもしれません。

穴は地道につぶしていくとして、あれですよね、WEBサービスでパスワードを毎回入力するのがかったるいので、次からは自動でログインする機能が付いた、という感じで。

突き詰めていくと最終的にはトレードオフやジレンマの世界になると思いますので、それは状況に応じた選択がなされると思います。

なので、一つの方向で突き詰めることが大事かと。

 

コインベースのNO.5 仮想通貨プラットフォームのバックトに移籍か | Cointelegraph

バックトさんの重要性がいまいちピンとこないのです。

ホワイト氏がコインベースに在籍している間、同社はカストディアンサービスやインデックスファンドなど、機関投資家をターゲットとした一連のサービスを打ち出した。

 ここから推測されるホワイトさんの仕事は機関投資家向けのサービスの策定ですよね?であれば、バックトさんは機関投資家の需要が来るとにらんでいると。

ですが私はそこの部分が何とも言えないのですね。先ほどのニュースもありました。リッチな投資家向けの商品が売れないから、リテールに切り替えた、と。

機関投資家が参入するにはそれなりの理由が必要です。

それを「まぁ、なんか、くるでしょ」といって商品だけ用意してもどうなんでしょう?と。それよりも、機関投資家が喰いつくような商品や仕組みの開発が先だと思うのです。

それを狙ってるんですかね?

 

世界銀行 分散型台帳技術に「非常に大きな可能性」 仮想通貨には距離感 | Cointelegraph

世銀はこの間オーストラリア(コアラのいる方)でBCを使った債権を発行していました。

世界銀行のキム総裁が11日、インドネシアのバリで開催された国際通貨基金IMF)と世界銀行の年次総会で、分散型台帳技術(DLT)には「非常に大きな可能性」があり、同銀行は革新的な技術について行く必要があると述べた。

仮想通貨でなくDLTであれば、堅牢なDB、落ちないし改ざんされにくい、という点に着目しているものと思われます。

キム総裁によれば、世界銀行の目標は2020年までに金融サービスへの普遍的アクセスを開発することである。同総裁の意見では、それは技術の世界とより深く関わることなしには実現しないという。

金融システムはどちらかというと、古いシステムです。

それは、使われている技術が枯れているものが採用されているからです。

なんだか悪い事のように思えるかもしれませんが、枯れているというのは使われ切っているという事で、それは不慮の事態・バグがおそらく出ないであろうことが強く予想されます。

安全第一の金融システムでは、枯れた技術を使うことが重要なのですね。

一方で古いシステムで非効率・不経済な部分が多々あるのも多分事実で。

なので、BCを要所要所に組み込んだ新しいシステムが欲しいなぁと。そういう感じだと思います。

 

競売会社クリスティーズ ブロックチェーンを使って芸術品を管理 オークションでの信頼性強化へ【アラート】 | Cointelegraph

とても良いんじゃないですか?

アーティストが作った時点から、BCに乗せてその追跡履歴を管理。

くどいですが、BCに乗せるデータの真正性と、データと実物の一致は不可欠です。

 

他のニュースでもありましたが、美術品ですと「誰が所有していたのか」という履歴が価値向上の一因となり得るらしいのです。例えば、ヨーロッパの王様が保有していた宝石は、例えば同じものであったとしても私が保有していたものより価値が高いらしいのですね。

そういう感じで良い使途だと思いました。

まずは、スケーラビリティを考えずにできる、個別原価計算の対象となる品物からやっていくのがよろしいかと。

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