かんがえる、かがんでいる人

考えたことをまとめます。

integrityというものについて

一か月ほど前になります。

GW10連休の期間を利用して、本を読みました。

その中で

 

こちら、二つを読みまして、思うところがあったので書いてみたいと思います。

 

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ドラッカー論語という本では、洋の東西を問わず真理といわれる部分には共通するところが多いものだと、そういう話でした。

中でも、管理者に必要なのは「integrity」だという点について、心に引っかかるものがありました。

邦訳では誠実さとして訳されるこの「integrity」ですが、それではどうもうまくない。

ドラッカーの言う「真摯さ」とは何かを考えてみた:It’s Party Time!:エンジニアライフ

似たようなことを書いている人は既におられまして、こちらの方は一貫性と訳されています。

 

インテグレイトという言葉があります。

ITシステムではよく使われる言葉で、統合するという意味合いです。

リンク先の方もエンジニアらしく、その意味合いで納得されているようです。

だから、一貫性と訳された。

もちろん、それに文句をつけるわけではありません。

 

「art」を脊髄反射で「芸術」と訳すように、「integrity」をグーグル翻訳辺りで出てきた言葉で置き換えて「誠実さ」と訳す不誠実さよ。

(参考;「ART」の語源は「技術」です!! | Satoshi Yaku 「今、そこに在るという奇跡」

 

私の場合ですと、世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか、という本を読んだ後だったので、それでもいまいちピンとこなかったんです。

 

考えた末に、私なりの訳をつけるとすると「筋が通った人」という感じになります。

人によっては「一貫性」と何も変わらないじゃないかと思われるかもしれません。

 

日本語として、言葉の正しい意味合いは知りませんが、一貫性というと「過去こう言ったから今もこうでなくてはならない」というようなニュアンスを含んでいる感覚があります。

一方で「筋が通っている」というと、もう少し抽象的な、ゆるぎない哲学を持っており応用が利く、変化に応じ柔軟に対応ができる、というニュアンスを込めたつもりです。

 

筋を通すためには、社会において誇れる志を持っていないといけないように思います。

その哲学さえ確立しておけば、きっと、状況が変わろうとも、自分であり続けられるのだろうと思います。

そしてそれは、言い方を変えれば美意識になるのではないかなぁ?と。

この、自分の哲学を作るという行為は正解を自分が作るという事でもあります。

AIがどこまで発達しようとも、人間の仕事だと思うのですね。

 

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ドラッカーさんは(日本では特に)有名な経営学者です。マネジメントにおいて「integrity」を求めます。

『世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか』の著者を貶める意図はありませんが、ドラッカーさんは自身がその著書を書いた時点で、すでに、マネジメントを行う人に美意識を鍛えておいてほしかったのかもしれません。

 

ではでは。

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