かんがえる、かがんでいる人

考えたことをまとめます。

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2割のアリは働かない

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働けないのではありません、働かない。

こちら 

ton96o.hatenablog.com

で例示した「やるか、やらないか、できないか」で言えば、できないのではなく、やらない。 

それなりの合理性があるからこそ、やらないのだと思います。

 

SWOT分析でも重要な観点ですが、内部環境と外部環境という分け方があります。

内部環境は自分でコントロールできます、しかし、外部環境は自分でコントロールできません。

自分は、「自分でコントロールできない何かに振り回される可能性がある」という点をリスクとして認識しておかなくてはいけません。

何かあったときのための余力として働いていないアリがいるのだと思います。

 

投資でも同じで、常にある程度のキャッシュを残しておく必要があります。

これは、今まで予想もしていなかった案件が出てくる可能性があるからです。

良い案件なのに手を出せないのは機会損失です。

 

時間も同じで、常にある程度の暇な時間を残しておく必要があります。

これは、今まで予想もしていなかった面白いイベントに遭遇する可能性があるからです。

面白いイベントに、瞬発的に手を出せないのはもったいないことです。

 

会社経営でも、教科書では、役職が高くなるほど暇な時間を作るべきで、新しい事業案件を考える時間を作るべきだと書いてあります。

しかし現状はどうでしょう。

プレイングマネージャーはすでに特殊な用語でなく、マネジメントを行いつつ実務に従事するという役職者の働き方が、むしろ、普通になっています。

副業も解禁されました。

サラリーマンは会社という外部環境に振り回されてもいいように、二割の余裕でリスクを分散する必要があると思います。