かんがえる、かがんでいる人

考えたことをまとめます。

いい情報とは、それを担保するには何が必要かをかんがえた

f:id:ton96O:20180304195535j:plain

ブロックチェーンに情報を載せる試みが行われています。

最近、STEEMITに西日本新聞社が進出し話題になりました。

私もSTEEMITで書いてみています。

ブログ、ニュース、Q&Aなどのナレッジデータベース、WIKI、WEB上の情報と併存することにあんるでしょうか。

今回はブロックチェーン上の情報について考えてみます。

 

ブロックチェーン、それもスマコンを使った利用法として、昔からよく取り上げられているのが土地の登記です。

車の各部品の情報をGPS含めブロックチェーンに乗せるという試みもあるようです。

また、トレーサビリティに関連する使い方もあるようです。

 

これらを今ここで扱うと、とんでもないことになります。

ですので、ここではsteemitやALISのような、ブログに話を絞りたいと思います。

 

ブログをブロックチェーン上に乗せる必要性はどこにあるでしょうか?

ブロックチェーンというよりもスマコン+トークンが重要なのだと思います。

つまりは、書いた記事への重みづけとマネタイズが、トークンを通じて透明性を確保されたうえで行われます。

 

多くの人が感じるように、私は、「記事の価値」という論点があるように思います。

記事の価値をどのように決めるか、価値をつける主体は誰か、そもそも価値のある記事とは何なのか?

 

アクセスがあれば、その記事は価値が高いというのは簡単に実行できますが問題があります。アクセスが少なくても、有用な情報があるはずだからです。

例えば、専門性が高く、読み解くのに時間がかかるような記事があればそれにあたるでしょうか?

Googleは、その検索を自動化しただけでなく、並べ替えのアルゴリズムに論文の性質を利用したことが革新的でした。論文を書いたことがある方はお分かりかと思いますが、参考文献を最後に記述します。素晴らしい論文は、多くの論文に参考文献として載せられます。

これをGoogleはWEBページに利用しました。

いいWEBページはいいWEBページからより多くリンクされている。

やや、自己言及的なところがありますが、言わんとしていることはご理解いただけると思います。

その性質を利用した人が多くなったので、今はアルゴリズムに変更が加えられているようです。しかし、もともとはこういう仕組みだったのです。

 

Googleは価値のある記事を、価値ある記事から参照されることが多い記事であるとし、Googleが適宜アルゴリズムに変更を加えつつ。自動で決定します。

 

では、ブロックチェーン上の記事はどうあるべきでしょうか?

 

ALISの「価値が高くなった記事を、一番初めに「いいね」した人に、多くの報酬を与える」という点は非常に面白いと思います。

その一方で、「いいね」を乱発する人が増え、記事の評価がおろそかになる懸念もあります。

その人が評価者として適正かどうかは、当該評価者が「いいね」をした記事が、後にいい記事になったかどうか、という割合で考えれば、上記の問題は一見解決できます。

しかし、「いい記事」をどのように定義づけるかで、その運用の適切性が決まります。

 

記事に対して、また、評価者、書き手に対して、タグ付けが必要だと思います。

例えば、自炊だとか。自炊の中でもなるべく安く作ることに詳しい人と、予算をある程度多くとって、たまに豪華な料理を作る、それに詳しい人は違います。

大学生になり、始めて料理に挑戦する人の成長日記と、主婦歴25年、子供が手を離れた人の主婦の知恵としての料理ブログでは、まったくその性質を異にします。

 

どういうジャンルの、どういう性質のものか、というカテゴリわけが運営の大きな仕事になると思います。人力でやることは考えられないので、クラスタをどのように、なるべく迅速に作れるかがアルゴリズムの勝負です。

 

カテゴリわけがすんだら、書き手、読み手、評価者それぞれの面でのレベルわけが必要です。気を付けなくてはいけないのが、上記例でいえば、「自炊を始める人たちの、専門家(料理が得意な人ではない)」というような点です。料理上手な人が、全て、自炊を始める人たちにとっていい情報を評価する審美眼を持ってはいないのです。むしろ、同じ立場、料理に詳しくなく、同じように苦しんでいたがこの記事で役に立った、という共感を持つ人間の方が審美眼は高いと思います。

 

情報の陳腐化、昔は有用であったが環境が変わり、今は間違った情報になってしまった、という記事の扱いも手腕が試されます。

 

考えるところはいろいろとありますが、今日はこんなところで。