かんがえる、かがんでいる人

考えたことをまとめます。

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取得した債権と債権を交換できる市場について考えた

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ゲーム上の資産(キャラ)を横断的に交換できる取引所ができたようです。

それについて、ゲームキャラでは実運用を理解しずらいと思いツイートしたのですが「へー」とのこと。

あまり伝わらなかったようでして。

今回は少し具体的に、そこについて考えたいと思います。

 

例えば、来るべき日本を例にとり、こういうサービスがあったとします。

自分がシニアになった際、子供に面倒をかけなくても介護を受けられるようにしたい、そんな人の願いをかなえるサービス。具体的には、まずは運営の定める介護サービスをやっていただく。そして運営のトークン(KAIGOトークンとでもしましょう)をためて、将来、自分が介護してもらうサービスを購入する。という仕組みです。もちろんKAIGOトークンガ上場していれば、労働して貯めたJPYで購入することもできるでしょう。

一方でこれには弱点があります。

一般なサラリーマンが、仕事のほかに介護を行う余裕がない事です。

つまり、一般のサラリーマンに取ってはJPYで買った方が勝手がいいですし、せめて副業で貯めたALISやSTEEMをKAIGOに換えられればなぁと思うわけです。

そこでBNTのようなものが登場するのですね。

 

上記で例に出したのはトークン同士ではなく、トークンですでに購入した債権と債務の交換です。

例えば、KAIGOが値上がりしており、JPYやALISで買うより、すでに手元にある(安値で手に入れてある)債権で交換できればうれしいな。

そんな状況を考えてみてください。

債権をJPYに換えた時点で税金が発生します。手数料も発生します。

KAIGOトークンで自分の介護を受けられるサービスを購入できればいいので、債権同士で交換できれば嬉しいのです。

この債権が上記ツイートで引用した「ゲームのキャラ」に当たります。

 

後々サービスが出てくるでしょう、それに対しステークホルダーが複雑に関連し、透明性の確保が必要、かつ、金額が大きく(LTV考慮)改ざん不可能なインフラが求められる場合、独自トークンが導入される未来は想像に難くありません。

 

FFでとったアサシンダガーDQの魔人の斧に換えるように、

サラリーマン時代に築いた資産で、老後のサービスを購入する時代が来るかもしれません。(サービスを含めて言うのなら、物々交換と言えなくもないように思います)

 

このような交換が「仮想通貨交換業」に当たるのかどうか。私は手数料がかからないのであれば「主たる業として」行っているわけではないので当たらないと思うのですが、いかがでしょうか?TwitterではDAppsにも仮想通貨交換業が必要というツイートもあり、考えがまとまりません。