かんがえる、かがんでいる人

考えたことをまとめます。

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投資の現場レポートを読んでみた話

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ソーシャルレンディング界での巨人maneo。

その代表取締役のブログを読んでみました。

 

細心の記事が上部に来る形式でしたので、最新のものから読んだことになります。

ブログ自体はこちらになります。

投資レポート ブログ@瀧本憲治

 

気になる部分をピックアップしました。

2018年04月03日
「maneoの虎」シリーズの
ラーメン店への融資の回収が延滞しており、投資家の皆様にはご心配をおかけしています。
債務者は少しずつでも返済するという意向を示しております。
「maneoの虎」は、ハイリスク・ハイターン型の案件を取り扱ったシリーズです。
利回りが高い投資商品は、その分、延滞等もあり得ますので、
投資は総合的に判断していただければと思います。
「うちは、マネジメント力が弱いな」と感じています。
私が、リーダーに指名する人は、営業力のある人たちです。

 まずは、maneoの虎です。

こちら、投資時点でハイリスクであることは明記されていましたし、投資上限額も決まっていたはずです。

投資なさった方はそれなりの覚悟はされていたでしょうし、少しずつでも返済するというのはありがたい事。

ソーシャルレンディングは極端な大事故が数件あります。

maneo社に限っては二件ほどでしょうか?中小企業に対する融資にシフトしてからはそのくらいの事故しか起こっていないと認識しています。

正直、意外過ぎるほど、少ないです。

これは、景気の状況と、案件をとってくる方の手腕によるものだと考えています。
(個人的には事故が起こった後の回収能力も見たかったりします。)
 
 
2018年02月01日
現在、東ヨーロッパのノンバンクにお金を貸すべく、準備中です。
春ころには、第一弾を発表できるのではないかと思います。

 こちら、まだ発表されていないと思います。

私はソーシャルレンディングクラウドクレジット社を利用しています。

TV番組で報道される前からです。

これは、ソーシャルレンディングにおいて、東欧等レアな国に対する投資ができる=分散投資が可能、という発想からくるものです。

maneo社が東欧に対するレンディングを開始してもクラウドクレジット社から手を引く予定は今のところありませんが、maneo社の案件の幅が広がることは間違いありません。
少し楽しみです。
為替リスクとか、どうするんでしょうね?
 
 
2017年12月14日
実は、プレリートファンドの親会社、ブルーメロンキャピタルは、
すでに 300億円程度の不動産を所有しています。
事業性資金支援ローンファンド528号 を例に挙げ
設備を買う、売却先Aの手形を預かるわけですから、
○○の信用状態だけがポイントとなります。
と書いておられます。
その他、信用が置ける背景を詳しく説明されています。

こちらの記事は大変参考になりました。

 

まず、現状

maneo→ブローメロンキャピタル→プレリートファンド

という親子関係になっています。

ご存知ない方は整理されておかれてはいかがでしょうか?

上記の引用に、ブルーメロンキャピタルのリンクも張っておきましたのでご参照ください。
 
また
ある案件を例に挙げ、保証なしでも場合によってはどういうロジックで安心できるのか、信用がおけるのかを説明されています。
こちらの記事、読まれるとよいのではないでしょうか?
 
2017年12月07日
maneoはブルーオーシャンに居る
銀行「ストライクの枠を狭める」
ノンバンク「ボール球をとる」
一方で
・銀行系ノンバンク(運用残高300~2千億円)
・独立系ノンバンク(運用残高数億~50億円)

 maneo社の競争優位性を書かれています。

既存の銀行の融資というのは、かなりハードルが高く、また、画一的です。

グラゼニという漫画で、引退したプロ野球選手が、第二の人生を歩む一つの道として蕎麦屋さんに会って話を聞く場面がありました。

そこで、蕎麦屋の店主がおっしゃいます「銀行はウデにお金を貸してくれませんよ」

そうなのです。融資はかなり固定されており、橋をたたいて渡るものです。AIvs教科書を読めない子供たちの著者もこう語っていました「半沢直樹はいなくなる」つまりは融資はAIに置き換えられるほど定型的な業務だという事ですね。
一方で、他のノンバンクとも違う優位性も書いています。
ぜひともmaneo社には、ワンバウンドのボール球も捕球していただきたく。
 
2017年11月21日
11~12月は、私たち貸金業者は、大忙しです。

 こちらは時期の問題です。

皆様の常識通り、年末は需要が増えるようでして。

ソーシャルレンディングに投資する際はこの辺りの事も勘案されるとよいかもしれません。
 
 
maneo社、プレリートファンドに偏ったものにはなりますが、ソーシャルレンディングの雄の情報を読むことができるのは貴重だと思います。
更新頻度は高くないようですが、私はメルマガにも登録しました。
 
これより過去のものは、冒頭のブログでいうと、アーカイブという欄でさかのぼってご覧ください。私も少しずつ読み進めていきます。

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