有料記事を書くことが盛り上がってきそうです。
ブログの収益化がレッドオーシャンになっている(と感じます)現在、売れるのであれば有料NOTEなどはとてもいい手法のように思います。
今回は有料NOTE(それも継続的に追記されるもの)について考えました。
「「追記されていく」というのも重要な付加価値に」←これ
— ton (@ton960) 2018年4月11日
19,800円のnote記事が売り切れたので、考えてることを共有します。 https://t.co/LqL2kMdvpq
有料記事の販売、電子書籍で追加あり、6年位前にやって、5000円で売りました。読者のQ&Aも兼ねて製作に参加できるしフレッシュな情報を届けられる良いアイデアだと思ったのですが、売れたのはわずか、というか仕組みの理解者がわずか。代わりにたくさんの反感をもらいました。
— ton (@ton960) 2018年4月11日
こちらの通り、昔、ある体験を売ろうと試みた時期があります。
イメージ的には「○○大学体験記+読者へのQ&A+追記もあるよ」という内容の電子書籍です。
最初はメインとして、目標に至るまでの私の体験記をコンテンツとし、後はホリエモンさんがメルマガでやっているように、Q&Aに答えて書籍に加えていこうとしていました。ある人の疑問は他の誰かも疑問に思っている事が多いので、内容が濃くなっていく仕組みです。
単なる体験記だけでなく、コミュニティに属して情報を共有する、実質的には今でいうサロンのようなものになるのかと思います。
失敗の原因としては、一つは私が十分に仕組みを説明できていなかったことです。
わかってくださった方が極々一部で、ほとんどの人は単なる電子書籍だと理解したようです。
実質的には、コミュニティの参加券なのに。
結構な反発を私は食らいまして、慰めて(?)くれる方もいました。しかしその方もコンセプトを理解してくださってはいませんでした。つまり、調子に乗った私が高すぎる値段設定をしたと。
今のソフトウェアでも、実はライセンス契約というもので、ソフトウェアそのものの所有権ではなく利用権を購入しているタイプの契約があります。しかし、ほとんどの方はソフトウェアを買っているのか、ソフトを利用する権利を買っているのか意識していないでしょう。
そのように、利用者が判断しなくてもいい説明をするか、徹底的に説明すべきでした。
もう一つ、失敗の原因を挙げるとすれば、トップランナーが無償で情報提供をしていたことです。このこと自体は業界の発展というか、母数を広げる意味で意味があったと思います。しかし、マネタイズという意味では、「あの人が無償で情報提供しているのに、お前は金をとるのか?」と言われるのです。
肌感覚で「人は他の人が儲けるのが嫌なんだ」と、心の底から理解しました。
まずは有料NOTEやってみようよ!
そんなツイートもありました。初動は大事と、昨日だか、一昨日だか、NOTEのアカウントは持っていたので、少しテスト記事を書きましたが、本当にただのテストです。
リンクもしません、できません。
有料NOTEが成り立つには、多分
・利用者が、仕組みを理解できている
・トップランナーがそれなりの価格で売っている
だから、初心者が始める際も、100円でもなんでもマネタイズしやすい
・継続した価値の向上、例えば記事を書き直して最新情報を得られるようにするなど、が成り立つには、それまでの何らかの信頼関係が必要
だと思います。
最後、三つめは説明が必要でしょうか。
今、私が、有料NOTEを公開して、「後々記事が増えますよ、最新情報を追記しますよ」といっても、多分売れません。売れても、その価格は相当安いはずです。
なぜなら、信頼関係がないからです。
例えば「この人はブログを継続してやっているし、情報は有用だ」という利用者の信頼があって初めて「追記という付加価値」は成り立つと思うのです。
最新情報を提供することそれ自体はいいことで、それが備わったコンテンツは有用なのにも関わらず、残念ながらそれが成立するハードルは高いと思うのです。
というわけで、しばらくは多分ブログを頑張ります。
ALISをやるようになったら、気が向いたら「いいね」でもしてください。
こちらのブログで星や「B」をいつもつけてくださってる方、ありがとうございます。皆様方にとってはそこまで意味がなくても、私にとっては相当モチベーションになっています。
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