かんがえる、かがんでいる人

考えたことをまとめます。

?

仮想通貨ニュース 2018/07/28

f:id:ton96O:20180727081221j:plain

まず最初にこちら。

 

ここからはいつも通りの仮想通貨ニュースです。

CCNから、ETFに関してウィンクルボスさんの提案拒絶。

2018/07/27朝方のBTC取引を見ると下がってます。市場に影響を与えています。
ただ他にもETFの提案案件はあり、提案案件の一部が拒絶されただけのようです。

こういうニュースもあります。

 

CFTCの守備範囲を明らかにするニュースです。

ETFとCFTCに絡めてコメントしてあります。 

ton96o.hatenablog.com

CFTCは仮想通貨現物は対象にせず、デリバティブや詐欺行為・コンプライアンスを対象にします、とのことです。 

 

デジタルアセットというカテゴリが作られるそうです。
私の考え通りだとか偉そうなことを言いませんが、すっきりと整理できてうれしいです。
不足しているなぁと思う部分があるのでコメントしておきます。
仮想収集品に含まれるかもしれませんが「会員権」です。
これは譲渡不可能な仕組みを使うことで実現できると考えています。 

ton96o.hatenablog.com

過去記事では「帯」という概念も考えていました。譲渡不可能な資格をブロックチェーンに刻んでおけば資格と同じくその人の力量が第三者にもわかる、と。
少し話はズれますが、ブラジリアン柔術の世界ですと「あの人はこのレベルだ」というのはなんとなく共通認識ができるそうです。 

ton96o.hatenablog.com

こちらでは、ICOの会計処理を考えるにあたって、仮想通貨の類型化を考えています。
結局は他人の分類に乗っかる形になってしまっており悔しかったのですが、その時はこれ以上は考えられませんでした。今回のニュースでは会員権以外は含まれています。

 

さて、最後に大事な点です。
またか、と思われるかもしれませんが「その他」です。

これがなぜ大事かというと、人間は未来をすべて予見できないからです。
全体集合はその全体すらすべてを見通せるわけではありません。全体の中から考えられるものを取り除いていくと、最後にはどれにも分類できない何かが残ります。
それが残っていない状態であったとしても、それは「上手く分類できた」と評するのは自信過剰だと思います。
今後、新しい何かが生まれるかもしれないのです。
その時に、規制や監督官庁がなければ、うまく世の中が回らず混乱する事が予想されます。であれば、何か起きた時のために、さらには複数のカテゴリに分類せざるを得ないものが出てきた場合にも有用だと思います。

例えばALISトークンです。
ALISトークンはALISプラットフォームでブログ記事を書き、いいねをもらう事や、記事に対していいねをすること(評価をすること)で付与されるトークンです。
このトークンは現在利用方法が広まっている途中です。将来的には投げ銭や有料記事の支払いに、さらにはグッズの購入資金として利用可能です。また、稼いだトークンを長期的に保持しておくことでALISプラットフォームでの信頼ポイントという影響力を強めることができます。
トークンを長期保有している事が信頼につながるのかは疑問が残りますが、上記のような性質から、ニュース記事でいう「プラットフォームトークン」と「ユーティリティトークン」の双方の性質をもつように思えます。

であれば分類はどうなるのでしょう?

本を買え、ってところでしょうか。 

日本の会計基準における有価証券の分類で「その他有価証券」というものがあります。これは非常に重要な概念だと思います。 

ton96o.hatenablog.com

 

こちらのビジネスモデル、言っている事の日本語はわかるのですが具体的な事が腹落ちしませんでした。 

まず、SORの確認をします。

https://nomura.co.jp/terms/english/s/A02036.html

スマート・オーダー・ルーティング(Smart-Order Routing)注文の略称。国内取引所や私設取引所(PTS)など複数の市場から最良価格がある市場を自動的に選び、売買を執行する注文のこと。

買うのであればより低い価格の売り板を探し、売るのであればその逆をするという事ですね。

「取引を実行する時点でのコインの平均価格を上回ることで、収益の差を補うビジネスモデル」というのは私にとって解釈が難しく。むむむ。
すいませんが、もう少しわかりやすくお願いできませんか?

私は以下のように解釈しました。

仮想通貨取引所を運営している会社が、取引を仲介する。
実はそのマネタイズコアはSORにあって、別のより条件の良い売り板・買い板を探してくることで、運営会社内における注文と、より良い条件との差分をもって取引所の利益とする。と。
だから、当該取引所利用者にとっては手数料無料とは言えるけれど、それは他の取引所でのより良い条件での価格を知らないだけとも言えるし、それを知った上で他の取引所からより良い条件を探すコストがもったいないのでこの取引所を利用する、とも捉えられます。この取引所を利用することは優秀なSORの利用を意味します。

あってますかねぇ?

 

こちらの記事で考えたことが実現した、という話です。

ton96o.hatenablog.com

上記記事でも書いているとおり、生体認証をカギにすることは誰でも考える事です。私が卓越した先進的なアイデアを持っているなんてみじんも思いません。

さて、生体認証について。

こういう利用使途もありそうです。

ton96o.hatenablog.com

 また

生体認証 - Wikipedia

をみると、耳の形や体臭までその範疇に含まれる、と。
私が何に引っかかっているかというと、変わらないのか?という点です。

例えば声紋であれば、風邪を引いた程度で認識しなくなるのは困りますし、似ている人の声を同じ人だと誤認識されても困ります。顔も整形したり痩せたり太ったり、加齢による表情の変化があったり。
世の中には笑顔じゃないと通してくれないシステムもあります。

笑顔レコーダー|笑顔になれるWeb勤怠管理

個人的に、疲れている退院時に笑顔を強制されるとすればそれはどうなんだろうと思ってしまいますが、その倫理的な論点はここでは置いておきます。
問題は、ちょっとした違いで認証ができない事です。

マルチシグというか、生体認証をやる場合は複数の根拠を元にした方がよさそうに思うのですが、いかがでしょう?

いっそのことICチップ化何かを体に埋め込みますか?その方が便利です。
イヤリングやピアスみたいなもんですよ。普及すれば普通になります。
そのチップ目当てに「腕の強盗」とか起きるとSFチックですがあり得ない事ではありません。治安の悪いどこかの国では、腕時計を盗むために腕を切断されたという話がまことしやかにささやかれています。

 

スペインはBCに積極的です。特にサンタンデールは私でもわかる程度に行動されており、スペインを引っ張っていっているように感じます。

今回のニュースでは「株主の議決権投票にブロックチェーン技術を使用した」点を知りました。日本でもありましたね、BC利用の株主投票。しかしそれはテストであり、実際の議決権行使ではありませんでした。

 

 「コイン用途では財政的リスクを厳しく監視すべき。チェーン用途では法的規制を課すべき」この文句が気に入ったと同時に理解できかねました。

多分前半は、価値の保存的な事と取引所のリスク(カウンターパーティーリスク)を言っているのだと思います。
一方後半は、私は少々理解しかねます。
原文が中国語だったのでそちらからの解釈は諦めました。チェーンが取引やP2Pのつながりを意味すると解釈しますと、国際間での違法な取引、AMLなどへの法的規制をいっているということで筋は通る気がします。
チェーンがreorg関連で隠して掘ったブロックが一気に顕在化し正当だと認識された場合の事をっているのだとすれば、それはブロックチェーンの仕様に沿った行動です。法的規制も糞もないのですね。

 

マイニングに対する設備投資で、今後の価格が予想できるかも、というコメントは以前から当ブログでコメントしてきました。

ま、私が考える事ですから他の方も当然考えているようです。マイニングに関連する情報の非対称性を緩和する策が講じられた、というニュースです。

個人的に「空のブロックをマイニングしないこと」というポリシーが地味に大事だと思います。

 

私はこちら、マズいと思うのです。
「本当に暗殺されてしまう確率が上がるのではないか」というのは笑い話や心配性の独り言のように聞こえるかもしれませんが、私は予測市場における自己実現性を重視します。
これがですね、価格、例えばETHの価格が年末時点で10万円を超えるか否か、というお題だと、「誰かが価格操作をすればどうにでもなるじゃないか」と指摘しても不思議に思われないと思うのです。実際にありそうですから。
暗殺となると、非現実的ですのでジョークに聞こえると思うのです。そしてそれは私も常識的な反応だと思うのですね。

数千万かかれば人は死ぬっぽいです。もっと荒れている国では数百万でも人の命は売買されるでしょう。(知りませんが)
こういうお題はやめた方が良いように思います。
ジョークだとしても、たちが悪い。

非中央集権を志向するプラットフォームなので、マズそうなお題が出た時にどうにかする措置(例えば参加者の投票で棄却する等)はあらかじめ備えておいた方がよさそうです。

 

会社の電気代でやっちゃぁダメでしょう。盗電ですよ。 

?