「エンジニアを目指している。DAppsを学んでおいた方が良いのか、DAppsゲームに触っておいた方が良いのか等、教えてほしい」
というお話を頂きました。
ありがとうございます。
今回はこちらについて私の考えを書いていきます。
現状(2018年春)、DAppsはゲームであっても、まぁまぁ何とか遊べるかな?というレベルだということはご承知おきください。
おすすめのDAppsゲームは
dApps market ❘ ブロックチェーンアプリ評価・ゲーム攻略・口コミまとめ
こちらから探すのがよろしいかと思います。
色々と記事も載っていますし。
大前提として、メタマスクというものを入れる必要があります。
探せば出てくるので、入れましょう。
多くのDAppsゲームをやるのにETHが必要です。
買いましょう。
さて。
DApps自体は、ゲームではなく、アプリケーション(アプリ)なのです。
皆さんがお持ちのスマホにはゲームだけでなくいろいろなアプリが入っていますよね?
将来的には、各企業も独自トークンを出すことになれば必然的にDAppsに進出してきます。ゲームにおいてもDAppsにはメインプレイヤーが進出していません。それを考え合わせると、技術として持っておくのはレアな技術を持っているということになり、なかなかよさそうです。
しかし、実は仮想通貨交換業に該当するか否かという大きな問題があるのです。
きっと大口もこれが壁となって二の足を踏んでいると思われます。
また、賭博法も見逃せないところです。
あなたが実際にDAppsゲームを作ろうとしているのであれば、大口ならともかく、個人であれば、先頭集団の動向を見ておいた方が良いように思えます。
法律的なバトルの話ですので、個人ではコストが大きすぎます。
DAppsはブラウザ上の動作であったりスマホ上の動作になると思います。
であれば、あなたがもしプログラムとして、何らかのDBを通じた「画面」を作ったことがないのであれば、まずはそれを作ることをお勧めします。
DAppsを通じてそれを勉強するのは少々敷居が高いように感じます。
また、教材がとても少ないのです。
javaやjavascriptは覚えておいて損はありません。CSS利用のHTML作成は常識の範疇でしょう。Swiftを使ってアプリを作るのもいいと思います。
DB利用の、WEBアプリ、できればスマホアプリも(アンドロイドで全然OKです)二つ作って、GitHUBに公開しましょう。
30点の出来で良いと思います。まずはそこから。
ブロックチェーンに乗せる行為そのものはDBに書き込んでコミットするようなものなので、DBの取り扱いになれておくに越したことはありません。
というよりもむしろ、DAppsしか知らず、DBの適切な取り扱いができない方がITエンジニアの成長過程としては歪(いびつ)です。
それらができたら、もしくは並行的にクリプトゾンビで遊びましょう。
これはETHで動くSolidityという言語を少しだけ見ることができます。ほんの少しだけ。
それでも満足しなければクリプトキティのソースコードを読み、また、解説動画や解説ブログを読みましょう。日本語でやっているのを見たことがないので、おそらく英語メインです。
最後に。
DAppsの問題として、デプロイした後にバグが見つかった後、どうするのかという処置があります。ハードフォークくらいしかないのでは?とも思いますが、その点。皆様もお考え下さい。
私の浅慮でおバカなことに悩んでいるようであれば申し訳ない指摘ですが。
まとめます。
DAppsの成長はあるとは思うが現状日本では規制が微妙。
ITエンジニアとしては、まずはWEBアプリ、スマホアプリを自分で作ってDBにも慣れ、GitHUBに公開しましょう。
何のアプリを作るのか?適当に、、、。ん?わからない?家計簿アプリでも作ればいいのでは?
クリプトゾンビで遊びましょう。そこまでSolidityを学んだというほど学べるものではありませんが、英語バージョンで遊ぶとテクニカルタームを覚えられるので英語の勉強にはなると思います。
クリプトキティのソースを読みましょう。まぁまぁ使われているので良いお勉強になると思います。