AIだなんだと採用についてはいろいろと新しい手法が出てきています。
私は個人的に、数分間で人なんてわかんないや、と思っています。
長年連れ添った友人や配偶者、どれだけ理解されています?
なので、紹介採用制度が流行ったり、技術者だと勉強会で知り合った人が別の会社に転職したりということが起こるのかなぁと思っています。
長い間に、相手の事を理解できる下地が必要なのですね。
そこで面白みがあるのがRAYNOSという会社です。
10年くらい前でしょうか、作成され、現状どう運用しているのかわかりません。
(こちらのSNSの利用をお勧めするわけではありません)
面白いのが、ここを運営しているRAYNOSが転職斡旋会社だという事です。
おそらく転職支援をするにあたって、人となりを把握することが必要だと感じたのでしょう。
自分のスコアを「主観と客観」「個人と集団」という観点から分析され評価されます。
いかがです?私はここで、ジョハリの窓を思い出します。
主観と客観を持ってくるところで、ジョハリの窓を出したいんだろうな(=自己開示を促したり、わからない部分を極力少なくして転職斡旋に役立てたいのだろうな)と想像します。
一方で、ジョハリの窓は
ton96o.hatenablog.com
自己開示をして、人とも関わって、自分も他人もわからない部分を無くしましょう、 という話です。人にも他人にもわからない部分はあるよ、という話です。
おそらく、このSNSでは、そんなことを気付かせても仕方がないので、個人と集団という軸を作り、集団と関わらせることでそこから生まれるアウトプットを評価し、ジョハリの窓でいう他人が知っている部分を評価可能な設計にしたのだと思います。
集団の軸に「日記」が書かれてありますね。
多くの人を呼び寄せる文章力や内容、ネット上とはいえ人とのつながりは重要視されるようです。
ということは、ネット上のお行儀や人付き合い、果てはネット上に残された文章(とそのやり取り)から、人柄が判断されることもあるのかな、と思います。
逆に言ってしまえば、人材市場において、このようなデータを見過ごしておくようなもったいないことは、しないはずなのです。
リクルート、求人×ITで目指す世界:日本経済新聞 https://t.co/CCBJU0dfuM
— ton (@ton960) 2018年6月10日
ふむふむ、いろいろと想像は膨らみますねぇ。
そういえば
昔から、使うんじゃないかな?使われるんじゃないかな?とは思っていました。
使われるかもしれませんね。
良いか悪いかはわかりません。
私なら協力関係を結ぶだろうな、という考えです。
ALISはホワイトペーパーで、利用者に仕事をあっせんできるといいな、というようなことを書いてありますから。
(参考;ALISを改めて調べてかんがえる~人の信頼性を可視化する~ - かんがえる、かがんでいる人)
今回この記事を書こうと思ったきっかけがあります。
面白法人カヤック人事部のKPIを考えるプロセスを書いた(2018年3月時点)|面白法人カヤック 人事部|note
ふむふむ、人事部をなくす、と。
2018年夏現在、事務系特に経理はかなり自動化され、アウトソーシングされています。
採用活動も、もっとアウトソーシングされるかもしれません。
足切りとなる性格や基礎学力調査は言うに及ばず、もっと、ブログやSNSから読み取れる能力を重視することが出てきてもいいし、そういうデータがあるのでしたら売り物にしてもいい。(当事者の許諾必要)
会社としてもマッチングを重要視し長く働いてもらいたいはずだから、何らかの風土・文化調査を行い、外部の人材紹介会社でマッチングできれば最高です。
(会社がブログを?それは素の部分がほとんどないでしょうから、分析対象にすべきではありません、同様に経営者や採用担当者は良い事しかいいません。
風土・文化調査が難しいですね)
現在、
ポジティブな反応多くて嬉しいです!救いになります! / 他29コメント https://t.co/V3BrqFUwqX “ブログで公開転職活動を開始します - karaage. [からあげ]” https://t.co/y5xIkMNQXr
— からあげ@公開転職活動中 (@karaage0703) 2018年6月11日
このような事も行われています。
自分で職能をアピールできる方、アピールしやすい職種から中間業者・仲介業者を排した、このような転職活動・採用活動が当たり前になるのかもしれません。
多分ポイントは、採用する企業側です。
良い人材は人づてで働く場所が決まりますし、そもそも、副収入がそれなりにあります。
そこに割って入るために、意味のある情報発信をしなければならなくなるように思います。
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