有料noteの更新ができるという点は非常に有用。特に変化が激しいカテゴリの場合、紙や電子書籍の追随を許さない。ただの情報に慣れすぎているのでは?
— ton (@ton960) April 14, 2018
「有料noteが高すぎる!教祖ビジネス!」という頭が悪目な意見を見かけたのでひとこと。 https://t.co/9ZD04PC6so
「書籍」「ブログ」という名称だから高く思われるのでは?「特別コミュニティの会員権」とすれば5000円で最新情報を得られるのは悪くない。
— ton (@ton960) April 14, 2018
なぜ5,000円の高額noteが売れるのか?理由を考えてみた。 https://t.co/B40YBb9vJ4
先日「有料で継続的な更新記事が成立することについて考えた」という記事を書きました。
要諦として
>有料NOTEが成り立つには、多分
>・利用者が、仕組みを理解できている
>・トップランナーがそれなりの価格で売っている
> だから、初心者が始める際も、100円でもなんでもマネタイズしやすい
>・継続した価値の向上、例えば記事を書き直して
> 最新情報を得られるようにするなど、が成り立つには、
> それまでの何らかの信頼関係が必要
>だと思います。
>
という点を挙げました。
今回は、素人が有料noteを書く意義を考えてみたいと思います。
有料note、反感を持つ人はすごく持つようです。
私は6年ほど前に、ある体験を5000円で電子書籍として出して、叩かれた経験があります。
無料で情報を提供して当たり前だと。
売れるか売れないかはわかりませんでした。追記を前提とした今でいう「サロン」のようなものを考えていたので受け入れられるか、がわからなかったのです。
「生意気だ」と言われることは想定していましたが、仕組みを理解されていないことにショックを受けました。
追記を含めての価格だと理解されていなかったのです。
有料noteは、私の理解では生ものです。
新聞記事や書籍が、推敲され、編集され、出版されたものであることを考えれば、製品になるスピードが全く違います。誤謬が拡散される恐れがある、その通りです。その危険性は理解していますが、勘違いなどは検証をいくらしても0%にはできないわけです。であれば「間違っていましたごめんなさい」という情報を出すまでの時間が短いほうがいいように思います。
さて、
先日「マーケット感覚を身につけよう、を読むべきだという話」という記事を書きました。そこでお勧めしている本では「価値に対する感度を上げよう」という主張がなされていました。
実際、仮想通貨の盛り上がりで様々な価値がトークン化されています。
トークン化というのが、わかりずらい言い方であれば、証券化と置き換えて考えてください。
かつて、一部の富裕層の投資先であった不動産投資がREITや投資信託によって身近なものになったように、その価値の証券化(トークン化)という概念を経て、さまざまのものがプライシングされてくるように思います。
例えばあなたが、北京大学に現役で合格した人ならば、それは貴重な体験なので売れるでしょう、
・実質的なトリリガル
・ハイレベルな学力
・実際の手続き
など、知りたい人は多いはずです。そしてその体験を経て成功している人の絶対数が少ないから、その体験は希少性があり価値があります。
「じゃぁ、偏差値50の○○大学に行っている私の大学合格体験記は価値がないのか?」という人もいるかもしれません。いやいや、そんなことないと思います。希少性を探しましょう。「偏差値30から始める○○大学合格体験記」なんてあったら読みたいと思う人はそれなりにいると思います。
・何がきっかけで目指そうと思ったのか
・具体的な勉強内容は?
・挫折しそうになった時に支えられたのは何?
希少性を見つけるという作業は、ブルーオーシャンを見つける事です。一方でレッドオーシャンと思われている分野からでも、自分の目利きでブルーオーシャンを見つける事ができるように思います。
そう考えると、希少性を見つける、価値を見つける能力を鍛えるためにはあえてレッドオーシャンにみえるところに目を向けるのもアリなのかもしれません。
誰でも有料noteを書いていいと思います。むしろ推奨される事です。
それはこれからの時代に必要なマーケット感覚を育て、価値を見つけることにつながります。
誰が何をいくらで売ろうが、周りがとやかくいう事ではないと思います。
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