かんがえる、かがんでいる人

考えたことをまとめます。

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かんがえるどうぐ

ファッションとしての「考えた」

真実を見つけたいとか自分の仮説を立てたいというよりも、「考えた」ってのが自分を飾る装飾品になってませんかねぇ?自説を述べるといいつつ周りに配慮した自分を賢く見せるツールになってませんかねぇ?という話を書きます。 ----------------(‘ω’ っ ) 米…

真面目にふざけるための真面目

真面目にふざけろ ある芸人さんの言葉です。わかりやすく、面白い。 この言葉自体が真面目にふざけてますから。 そんなユーモアにあふれた言葉を元に、四角四面な私が記事を書いていきます。----------------(‘ω’ っ ) 過去記事です。 ton96o.hatenablog.com…

言語化の価値

人間って結構感覚が優れた生き物で、モヤンとした雰囲気って肌で感じ取ってるんですよね、みんな。 だから、何かカッチリとした言葉がでてくると 「そうそう、それだよ」とか、「私も思ってた」とか。 口が悪い人だと「そんなの当然ですよね、当たり前ですよ…

自己啓発の仕組みについて考えて人生の大きな節約術をみつけるに至った話

セミナーや自己啓発本ってありますね。 セミナーは一般的にもいくつかの種類に類型化することができそうですが、自己啓発本と並んでいる文脈から、それ関係だとご理解ください。 それらがそれなりにビジネスとして成り立つ仕組みについて考えました。机上の…

できる事とできない事とできそうな事

RPAって流行ってますね。 引用されているqiitaの記事でも書きましたがRPAのメリットではなくシステム化のメリットです。メリットだけで維持メンテコストなどのデメリットを指摘しないのは片手落ちだと思います。中小企業もRPAで出遅れるな!実際現場で起…

高校生が学んでいるビジネス思考の授業、を読むべきだという話

久しぶりに本の紹介をします。 高校生が学んでいるビジネス思考の授業という本です。 この本は、高校生が学ぶビジネス書ではありません。 そう思った方は、私と同じ勘違いをしていると思われます。 高校生が学んでいるビジネスの授業 ではなく 高校生が学ん…

意思決定の難しさの話

意思決定と聞いて、どういう印象を持ちますでしょうか? ton96o.hatenablog.com 上記を合わせて読んでいただくととても嬉しいです。 上記では「決断」と表現しています。 意思決定の難しさは、その行為自体だけにあるのではなさそうだ、という話をします。 …

宦官は挑戦者を三度殺す

物騒なタイトルですが。 以前 ton96o.hatenablog.com このような記事を書きました。 戦略論の学者が書いた、組織論の話です。 (学生の方、理系の方、外国の方など様々な方に、自信をもってお勧めします) ブログタイトルの宦官は、中国で成立した後宮の使用…

世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのかから学ぶ全体のとらえ方

「社員の仕事ぶりを評価する最終責任者が社長なら、社長を評価するのは株主」一つの指標で、これだけが絶対の物差しではないと思う派会社はだれのものか論争に決着はついてないと思う派です退任社長の通信簿 在任中の時価増減率 首位は20倍 :日本経済新聞 ht…

マルチポテンシャライトから学ぶ集中と分散

マルチポテンシャライトという本を読みました。 アフィリエイトで買いました。 ton96o.hatenablog.com こちらの記事のように、アフィリエイトで買った本に関しては、積極的に私の解釈を共有し、お役に立てればと思います。 ----------------(‘ω’ っ )3 さて…

AIに対する常識の利用

AIが流行っていますね。 流行っているのだけれど、2019年1月現在では「AIすごい」だけではなく「限界もあるのだから上手に使おう」という風潮になっているように思われます。 それはそれで健全だなぁと思いつつ、どこにどのような限界があるのかな?と。…

なんでもそこそこできる人の必要性の話

タンパク質や栄養素関連でも、この図は使えます。ゼネラリストが有利であるという雰囲気を出したい時の手法にどうぞ「ドベネックの桶」型の人材評価 -- https://t.co/IRwXSDMagi— ton (@ton960) 2019年1月18日 桶理論です。 桶というと www.youtube.com 私で…

考える材料を厳選すべき話

毎日のように、自分の興味があることを考えているつもりではあります。 それは、自己満足かもしれませんが、それなりに楽しいもので。 その際に注意すべきことがあるなぁと思う点があるので書いておきたいと思います。 考える際には、その分野での基礎知識は…

どんどん失敗しよう、の注意点の話

「成功すること<失敗しないこと」という暗黙の了解が無意識化で成立する環境では誰も責任を取らないのでは?無難な行動で無難な結果に落ち着くように思います。戦略がなかなか決まらないのは、なぜか (3/3) - ITmedia ビジネスオンライン https://t.co/HkUn…

作るのは簡単で改良が難しい話

MECE関連の話をします。 表題ですが、違和感を覚える方は多いのではないでしょうか? 「日本人は、改良がうまいがものを作り出すことはできない」そういう話を聞いている方は多いと思います。私もその一人です。 ですがですね、よくよく考えてみると、既存の…

会話の齟齬を生む前提の違いの一具体例の話

私は戦国時代が好きで、信長関連の漫画なんて読んだりするのです。 信長は甘いものが好きだったそうです、きっとそのころ伝来したカステラも食べてたんでしょうね。 カステラですが、きっと、カステラが日本に無かったからカステラという名称を使うようにな…

一元化された値は怖いという話

ドラゴンボールという漫画がありまして。主人公と敵が戦う話です。少年漫画でありがちですね。その中に「戦闘力」という概念が出てきます。相手の強さを数値化したものです。 こういう概念は、適当に使うと非常に怖い。誤用されるからです。 まずは、数値の…

グレッグイーガンとド嬢の話

私はkindleを持っています。電子書籍リーダーですね。 amazonではそちらを利用した、読み放題というプランがありまして、私はそちらを利用しています。 ビジネス書も漫画も、雑誌も読めるようです。お試しプランもあるみたいです。 私は非常に満足しています…

「People seek the truth」と「People seek to be right」の違いを考えた

先日 ton96o.hatenablog.com こちらの記事を書きました。 Coinbaseという素晴らしい企業の意思決定法がまとめられたブログ記事を元に、意思決定法を考えるというものでした。 最終的な結論は 特効薬はないので、皆で一生懸命になるしかありません。 反対意見…

多様性を認めると主張する多様性を認めない人たちの話

ある人にこういわれたことがあります。 「tonさん、子供のいう事はバカにできないもんだよ」 子どもは知識がないゆえに物事の本質を見抜く力がある、というようなことをおっしゃりたかったのだと思います。 しかしですね、問題は、私は一言も「子どものいう…

理屈だけを考えると現実から乖離するという話

お金は国がいくらでも刷れる(増え続ける)、一方で資源は有限であり、減り続ける。 なのでお金が地球を滅ぼす。 あるブログを拝見しているとこのような記事がありました。 (URLや引用はしていません。他の方への攻撃が趣旨ではありませんので) 反論として…

初心者なので「ブログライティング入門」ミニ書籍を買いました。

www.ikedahayato.com 今回は、考えた話ではありません。 有料noteを買ってみた話です。 私、イケダハヤトさんのブログを拝見しているんです。 毎日読めるわけではないのですが、なるべく読むようにしています。 内容よりも、それを書いた意図を考えてます、 …

皆さまDYORをしましょう

DYORはggrks(ググレカス)程度の意味です。 自分で調べましょう、という話で、仮想通貨関連では特に重要な事です。 規制がいまいち行き渡らず、詐欺が横行し、大事な話が大人たち同士で決められて大衆は(株式投資以上に)取り残される。それが現在の仮想通…

考具、を読むべきだという話

今回は「考具」という本を紹介します。 かなり昔の本ですし、ご存知の方も多いと思います。 そもそも、ここでかかれているアイデア自体が他で紹介されていることもあります。 例えば最近話題になりました。 マンダラート大谷翔平の目標達成シートは、凡人に…

思考停止の効用について考えた

何回か書いた覚えのある話題ですが、思考停止の効用について考えます。 人は「考える事が大切だ」とかなんとか、自己啓発本やなんかで目にし、感銘を受け、決意を新たにします。 一方で、それは三日坊主にもならなかったり、習慣として定着しません。 自己啓…

論点思考、を読むべきだという話

今回は「論点思考」という本をお勧めしたいと思います。 本作は同著者の「仮説思考」という本の二作目に当たります。 順番からすれば一つ目の仮説思考からおすすめすべきなのかもしれません。 しかし、仮説思考は問の策定後、役立つことが大きく、問題を策定…

自分で考えたという甘い毒薬について考えた

なんとなくですが、 「考える」という言葉は「地頭」という概念と同じ雰囲気を持っている気がします。 自分はテストで点数が取れない、しかし地頭は良い、だとか 自分はテストで点数が取れない、しかし自分で物事を考えることができる、だとか。 どうも、「…

日本人の帰納法的な考えについての説明

別の分野でも、一流二流という質の違いで考えていることは違っていたりします。その逆も然りでどの分野でも一流は考えていることが同じだったり、違う分野の一流が集まると、一流の前提条件を元にクリエイティブな考えが導かれるという考えもありやす。 http…

素人が有料noteを書く意義について考えた

有料noteの更新ができるという点は非常に有用。特に変化が激しいカテゴリの場合、紙や電子書籍の追随を許さない。ただの情報に慣れすぎているのでは?「有料noteが高すぎる!教祖ビジネス!」という頭が悪目な意見を見かけたのでひとこと。 https://t.co/9ZD…

再開力について考えた

「武器としての書く技術」を読んで収穫の一つとして挙げられるのが「再開力」です。 前回の「有料で継続的な更新記事が成立することについて考えた」で書いた電子書籍では、ノウハウを相当細かくお伝えする予定でした。というか、買ってくれた人にはお伝えし…